たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

ジュウニヒトエ(十二単)(再)

2023年04月14日 18時35分51秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

草花にも超疎い爺さん、ブログを始めた頃までは、我が家の庭に咲く花であろうが、道端、空き地、畑地、川原等で蔓延っている野草であろうが、公園や植物園等で鑑賞出来る草木であろうが、まるで関心も興味も無しで、見ても、花名も知らず、分からず、覚えられずで、ほとんど珍紛漢紛だった気がする。数多のブログを拝見するようになってから、その無知ぶりを痛感、初めて、花名等を知ろうという気になったものだったが、教えてもらっても、自分で調べても そのそばから忘れてしまう老脳、出来る限り、写真を撮ってきて、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き込むことで、少しづつだが、分かる草花が増えてきたように実感している。草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、「爺さんの備忘録的花図鑑」は、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になている。


「ジュウニヒトエ(十二単)」という花名を知ったのも、それ程昔では無いような気がする。10年前位までは、妻が、我が家の猫額庭でやたら花を育てていて足の踏み場も無い位だったものだが、当時はまだ、草花等に全く興味関心無く、花名を覚えようという気もまるで無かったからだ。ブログを始めてからのこと、ブログネタにと、やたら花の写真を撮るようになり、我が家の猫額庭の「ジュウニヒトエ」も、毎年、撮るようになっているが、その後、山歩きや公園等でも、「ジュウニヒトエ」を見掛けるようになり、写真を撮ってきているが、どうも、我が家の猫額庭の「ジュウニヒトエ」とは違った感じが有って、これまでずっと、半信半疑、「???」だった気がする。
それが、今日、相互フォロワー登録している方からいただいたコメントではっきりした。どうやら、山地や丘陵で自生している方が、日本固有の「ジュウニヒトエ(十二単)」であり、我が家の猫額庭の見られる「ジュウニヒトエ」は、正確には、「セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)」であることが分かったのだ。「すっきり!」「目から鱗・・・」。
訂正し、リメイク・・・、忘れない内に、改めて、書き留め置くことにする。

1999年5月2日、東京都・山梨県の陣馬山で撮っていた「ジュウニヒトエ」

2000年5月5日、東京都の高尾山で撮っていた「ジュウニヒトエ」

2018年5月1日、山梨県の八重山で撮っていた「ジュウニヒトエ」

2020年4月11日、東京都八王子市の長池公園内で撮っていた「ジュウニヒトエ」

2021年4月20日、東京都の都立小宮公園内で撮っていた「ジュウニヒトエ」

2022年4月26日、東京都の都立小宮公園内で撮っていた「ジュウニヒトエ」

 


ジュウニヒトエ(十二単)

シソ科、キランソウ属、多年草、
    和名「十二単」は、花が重なり合って咲く姿が、宮中の礼装とした
    十二単に見立てられたもの。
原産地 日本、
    ヨーロッパ原産の「ジュウニヒトエ」は、「アジュガ」または、
    「セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)」と呼ばれている。
草丈 10Cm~25Cm
花色 淡紫白色、
   茎の先に何段も輪生し、下から上へ咲き上がる。
   花名「十二単」の割には、地味な感じがする植物。
開花時期 4月頃~5月頃
花言葉 「強い結びつき」「強い友情」


 


ジエビネも咲いてるヨー、

2023年04月14日 17時36分54秒 | 暮らしの記録

「ジエビネも咲いてるヨー・・・」
放ったらかしの我が家の猫額庭の花達、健気にも、雑草の間から、
ひょっこり顔を出して、次々と花を咲かせている。
気がつかなかったが、ジエビネが咲き始めていた。
「花の写真を撮るだけ係」の爺さん、大忙し?

ジエビネ(地海老根・地蝦根)


爺さんの備忘録的花図鑑「ジエビネ(地海老根・地蝦根)」
👇
こちら


イモカタバミ(芋片喰)

 

セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)

シャガ(射干)

シラン(紫蘭)               ツツジ(躑躅)

 

ハナズオウ(花蘇芳)

 

コメント (2)

シデコブシ(四手辛夷・幣辛夷)

2023年04月14日 09時19分45秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

これまで、散歩・ウオーキングの途中や山歩き、畑地や我が家の猫額庭等で、やたら、コンデジで、カシャ、カシャ撮ってきた花の写真が、外付けHDに大量に溜まっており、時々、その気になって、不要、無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理をしているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまったりもする。そんな古い花の写真の中から目に止まった花の写真を引っ張り出して、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に、書き留め置くことにしている。草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。


今年は、見掛けないまま花期が過ぎてしまったが、昨年の春、畑地の直ぐ近くのお宅の庭先に、やはり、花名知らず分からず、「君の名は?」だった花が咲いており、勝手に写真を撮らせていただき、ネットや図鑑で調べたことが有った。写真は2枚しか残っておらず、それが、「シデコブシ」と、花名同定する自信は無しだが、多分間違い無さそうなので、書き留め置くことにする。

昨年、2022年3月20日、畑地の直ぐ近くのお宅の庭先に咲いていた「シデコブシ」


シデコブシ(四手辛夷・幣辛夷)

モクレン科、モクレン属、落葉小高木、
    別名・流通名 「ヒメコブシ(姫辛夷)」、「ベニコブシ(紅辛夷)」
原産地・分布 日本(岐阜県、愛知県、三重県等)、
       日本固有種、準絶滅危惧指定種、
       園芸種として多種有り、公園、庭園、個人の庭木として植栽されている。
樹高 1m~5m、
   特に、樹高が低いものは、「ヒメコブシ(姫辛夷)」と呼ばれているが、
   一般的には、混同されている。
花色 白色、ピンク色、
   「コブシ(辛夷)」の花弁は、6枚だが、
   「シデコブシ(四手辛夷・幣辛夷)」、「ヒメコブシ(姫辛夷)」の花弁は、
   12枚~16枚と、枚数が多く、繊細な花形。八重咲きも有る。
開花時期 3月頃~4月頃、
花言葉 「歓迎」「友情」「友愛」


爺さんの備忘録的花図鑑「コブシ(辛夷)」
👇
こちら


 


シラー・カンパニュラータ、モッコウバラ・・・・、

2023年04月13日 14時25分13秒 | 暮らしの記録

午前中は、部屋を夏仕様?にするため、大掃除、3時間、
足、腰、痛!、痛!、
やれ、やれ、
午後は、ゆっくり・・・、
放ったらかしの我が家の猫額庭の花達も、次々、主役、脇役、交代・・・、

健気にも、蔓延るツルニチニチソウ(蔓日々草)の間から、
ひょっこり顔を出して咲きだした、
シラー・カンパニュラータ

 


爺さんの備忘録的花図鑑「シラー・カンパニュラータ(釣鐘水仙)」
👇
こちら


狭っこい門柱の横で、
モッコウバラ(木香薔薇)も、ボチボチ咲き始め・・・、

シラン(紫蘭)も、そろそろ、咲きそう・・、

イモカタバミ(芋片喰)?

 

 


「アルハンブラの思い出(Recuerdos de la Alhambra)」

2023年04月13日 10時43分28秒 | 懐かしいあの曲

gooブログの「アクセス解析」の「アクセスされたページ」欄を、時々覗くことがあるが、随分前に書き込んだ古い記事で、すっかり忘れてしまっているような記事に、アクセスが有ったりする。「エッ?」と驚くと同時に、「そう言えば・・・・」、記憶が蘇り、つい、自分もクリックし、改めて読み返してみたりすることがある。
先日、もう5年も前に、ブログ・カテゴリー・「懐かしいあの曲」に書き留めていた記事、「アルハンブラの思い出」にアクセスが有ったことに気が付き、「おお!、懐かしい!」・・、早速、コピペ、リメイクしてみた。
そんな古い記事を、クリックひとつで引っ張り出して読んだり、加筆、訂正、修正、コピペ、リメイク等が出来るのも、ブログのメリット。従来の紙ベースの日記、日誌、備忘録、懐古録、雑記録の類では、絶対考えられないことであり、ブログを始める前までは、想像も出来なかったことである。今、出来ることは、やってみる・・、長生きした分、その時代を少しでも享受したいものだ等と、つぶやきながら・・・。


「アルハンブラの思い出(Recuerdos de la Alhambra)」(再)

流麗なギターのトレモロ演奏の「アルハンブラの思い出(Recuerdos de la Alhambra)」を、初めて聴き、知ったのは、確か、1968年(昭和43年)から2013年(平成25年)まで放送されていた、TBSラジオの「永六輔の誰かとどこかで」の番組の中、「七円の唄」コーナーのBGMでだったような気がしている。
当時は、事務所に置かれていたラジオを1日中掛け放っていた時代、聴くともなく聴いていたものだが、最初は、曲名も、演奏者も知らず分からずだった。
ある時、それが、1896年(明治29年)、スペインの作曲家でギターリスト、フランシスコ・タレガが、スペインの最南部グラナダのアルハンブラ宮殿を訪れた際の印象を元にして作曲した、ギター独奏のための楽曲と知り、目から鱗・・・になったものだった。
海外旅行等夢のまた夢だった自営業者の類で、もちろん、スペインのアルハンブラ宮殿等、訪れたことも無しだったが、以来、この曲を聴くと、現地の映像が思い浮かんでくるような気がしているのだ。
高度な演奏テクニックのトレモロ奏法としても知られている曲だが、ゆったりした曲調は、気分を癒やしてくれる曲だと思っている。

アルハンブラ宮殿
(ネットから拝借画像)

映画「禁じられた遊び」の主題歌演奏で知られる、
ナルシソ・イエペス(Narciso Yepes)のギター演奏「アルハンブラの思い出」
(YouTubeから共有)

村治佳織のギター演奏「アルハンブラの思い出」
(YouTubeから共有)

 

コメント (2)

平岩弓枝著「はやぶさ新八御用帳(四)鬼勘の娘」

2023年04月12日 16時24分58秒 | 読書記

図書館から借りていた 平岩弓枝著「はやぶさ新八御用帳(四)鬼勘の娘」(講談社文庫)を読み終えた。本書は、南町奉行所、内与力隼新八郎が活躍する長編時代小説「はやぶさ新八捕物帳シリーズ」の第4弾目の作品で、表題の「鬼勘の娘」の他、「箱根七湯」「白い殺人鬼」「御老女様の恋文」「お化け女郎」「金唐革の財布」「新堀川慕情」「さいかち坂上の恋人」の連作短編8篇が収録されている。一話完結の短編のせいもあり、読みやすく、一気に読破出来た。


読んでも読んでも、そのそばから忘れてしまう老脳。
読んだことの有る本を、うっかりまた借りてくるような失態を繰り返さないためにも、
その都度、備忘録として、ブログ・カテゴリー「読書記」に 書き留め置くことにしている。


▢主な登場人物
隼新八郎(はやぶさ新八)(内与力)、郁江(新八郎の妻女)
根岸肥前守鎮衛(やすもり)(南町奉行、新八郎の上司)、
宮下覚右衛門(南町奉行所用心)、高木良右衛門(南町奉行所用人)、
お鯉(南町奉行所奥仕え女中、新八郎の心の恋人)
神谷鹿之助(勘定方、新八郎の義兄、幼馴染)、神谷伊十郎(大番組組頭、新八郎の義父)、
大久保源太(定廻り同心)、大竹金吾(同心)、勘兵衛(元岡っ引き、鬼勘)、
お初(勘兵衛の娘、小かん)、お久美(勘兵衛の孫)
松之助(岡っ引き)、藤助(岡っ引き)、熊吉(下っ引き)、利五郎(岡っ引き)、

▢あらすじ
「箱根七湯(はこねしちとう)」
三浦志摩守側用人大須賀金右衛門から、家中の谷口惣太夫が箱根で行方不明になった事件を内密に探索して欲しいと依頼を受けた根岸肥前守は、内与力新八郎にその役目を下知する。即刻、谷口家の奉公人忠助と箱根に向かった新八郎、惣太夫失踪の謎解きを開始するが・・・・、、宗七?、おさよ?、水島清三郎?、
新八郎が絶体絶命のピンチに・・・・、忠助のお陰で命拾いしたが・・、お鯉が泣き・・・、「今後、新八を江戸の外に出すのはやめにしようと思う」と、根岸肥前守が・・・。

「白い殺人鬼」
根岸肥前守の叔母で出家している向島村の貞春院を訪ねた帰りに、布団屋両津屋吉十郎が殺された現場を通り合わせ、定廻り同心大久保源太、岡っ引き松之助と出会う。その後、綿問屋越後屋藤兵衛が殺されたが、いずれも、お高祖頭巾の女が?、目撃され・・・。中島玄内?、中島玄之丞?、今川常朝斎?、
女二人?が、「親の敵、玄之丞、覚悟」、駕籠を襲うが、駕籠は空・・、5~6人の武士に囲まれ・・・、新八郎がとびこみ・・。11年前、佐渡金山で殺害された岡本喜十郎、自害したお栄の事件の真相が明らかになって・・・。

北の島に、きびしい冬が来るまで、岡本春之助お千代が、つかの間でも幸せであって欲しいと思い、新八郎はもう遥かになった二人の旅姿へ、最後の手を大きく振った。

「御老女様の恋文」
根岸肥前守の知人の通夜に香典を届けた新八郎が、帰途、頭巾を被った8人の侍と、縄でぐるぐる巻きの駕籠と遭遇、駕籠が残されたが、中から町家の女房おときが・・・。れっきとした侍が何故?、その、おときが殺された。下手人は?、おときの娘おこま、佐吉、中村歌三郎、吉之助、・・・、「平仄が合わない」・・・、
大久保源太があきれたように付け加えた。「おときという女も凄腕ですよ。煙草入れをねたに御老女様までゆすったんですから・・・」・・・、御老女、瀧田様?、美しい腰元がにこやかに会釈している。新八郎は絶句したまま、慌てて平伏した。

「鬼勘の娘」
元岡っ引きで「鬼勘」と呼ばれていた湯島天神下の勘兵衛の面倒をみているのが孫のお久美だとは知っていた新八郎、お久美は、女のように優しく一膳飯屋を営んでいる長男吉太郎お芳の娘であり、勘兵衛には、清元、踊り等で大名家に奉公している、跳ねっ返りの娘お初がいることを初めて知る。そのお初に、奉公先の青木甲斐守の次男新一郎(6才)が命を狙われているという問題(大名家の内紛?)の相談を持ちかけられたが、「大名家のことに、町方は口出し出来ない」と断る。青木千之丞冬之助(7才)源五郎(10才)奥方・・・・、深入りするお初・・・、、
「もう、お武家奉公はやめにします。お父っぁんの跡を継いで岡っ引きになろうと思うんですけれど」・・、よせよせと新八郎は手を振った。「でしたら、大久保の旦那をくどいて、お手札をいただきますから」・・・「馬鹿、やめろと申すに・・・」

「お化け女郎」
根岸肥前守の言い付けで、百姓地の根岸へ出掛けた内与力新八郎と、同行した勘兵衛(鬼勘)藤助出会い、吉原の女郎屋の寮「分花菱(わけはなびし)」で化け物が出るという話を聞き、その寮へ立ち寄ったが・・・。
お初(小かん)、伏見屋清之助、住吉屋勝太郎がさらわれた・・・」、下っ引きの熊吉が知らせにきた。身代金二千両要求・・・、寮番伍助?、伏見屋清兵衛?、おこと?、捕物の末、江戸を荒らし回った盗賊一味は捕縛されたが・・、「相変わらず、小かん姐さんで張り切っていますよ。親父に殴られた分だけ、手柄を立てて、勘兵衛を見返してやるんだそうで・・・」、困った顔で、大久保源太が御用部屋へ戻って行った。・・・・・「どうも、あいつはいけない。呟いて新八郎は奥へ歩き出した。

「金唐革の財布」
川越の大地主で資産家の十兵衛の隠居後の生き甲斐は、骨董品収集趣味だった。木更津で手に入れた「金唐草の煙草入れ」を、自慢したくて仕方無く、船上で、寄ってきた侍の万谷又蔵に披露してしまうが、それが仕組まれた罠の始まりだとは気が付かなかった。総額数千両の骨董品が騙し取られ・・、しかも十兵衛が水死、事故?、事件?、大名有馬家の下屋敷を利用した巧妙な詐欺事件、金持ちの高齢者を狙った現代の詐欺グループ事件にも重なる。新八郎は、根岸肥前守から、同心大竹金吾と協力して真犯人を逮捕するよう下知される。道具屋権八?、亀井才助?、義弟上総屋進之助は?、
「道楽と申すのは怖しいものじゃな」・・・、着替えをすませ、愛用の銀煙管に煙草をつめながら。肥前守が苦笑した。

「新堀川慕情」
新八郎の妻郁江の実家神谷家の菩提寺、麻布の光林寺の門前で、神谷鹿之助が数人の武士に、「お命頂戴!」と取り囲まれる事件が発生。新八郎が、探索に乗り出すが・・・。品の良い若い侍とは何者?、琴の師匠お涼とは何者?、定廻り同心大久保源太、下っ引き熊吉等に協力させ、謎解きにかかるが・・、そこに鬼勘の娘お初も・・・。家紋の「抱き茗荷」がヒントになり、稲垣家のお家騒動?が浮上。稲垣若狭守定純の妾腹の子、藤五郎定成とは?、
「双方とも、刀を引け。殿様の仰せである・・」「望月群兵衛は、殿様の御前にて切腹した。・・・」。若狭守の奥方は、上州万徳寺で出家療養となり・・・。
事件が収まって以来、お初がせっせと琴を習いにお涼の家へ行ってるという。おきゃんな下町育ちが、なにをいまさら・・・。でも、新八郎は、そのうち、新堀川の冬景色でも眺めがてら、お初の琴を聞きに行ってもいいと思い直すのだった。


「さいかち坂上の恋人」
多忙な南町奉行根岸肥前守鎮衛が、珍しく、居間の縁側で考え深げに夕映えを眺めているところから始まる。旗本の石川八十之助が、賭けで負け、将軍から拝領した家宝の短刀を、妻お道の実家の札差板倉屋仁兵衛に取られ、窮地に陥っているという。新八郎は、肥前守から、問題を解決するよう指示されるのだが・・・。なんでまた?。
肥前守の関わりは、石川家の姑戸美(後後室、先代石川又四郎の妻)だった。元凶は、嫁と姑問題?。

問題は解決されたが、娘時代、お茶の水小町、鈴木小町だった戸美は、60の老女になり、息子や嫁の嫌われ者になって江戸を去った。さいかち坂の上の安生家の隣家、鈴木家の小町娘は、肥前守にとって永遠の恋人のようなものだったのかも知れないと思い、新八郎は自分が対面した気の強い鬼婆のことを、生涯、口にするまいと固く心に決めた。それにしても、女はどこでどうなると、あんなにも変わるものか・・・・・・、新八郎は大きな嘆息を呑み込んだ。

(つづく)

コメント (3)

ネギボウズ(葱坊主)の天ぷら

2023年04月11日 14時42分59秒 | 暮らしの記録

gooブログの「アクセス解析」の「アクセスされたページ」欄を、時々覗くことがあるが、随分前に書き込んだ古い記事で、すっかり忘れてしまっているような記事に、アクセスが有ったりする。「エッ?」と驚くと同時に、「そう言えば・・・・」、記憶が蘇り、つい、自分もクリックし、改めて読み返してみたりすることがある。
先日、もう8年も前、2015年4月26日に書き留め置いた記事、「ネギボウズの天ぷら」にアクセスが有ったことに気が付き、「おお!、懐かしい!」・・、早速、コピペ、リメイクしてみた。
そんな古い記事を、クリックひとつで引っ張り出して読んだり、加筆、訂正、修正、コピペ、リメイク等が出来るのも、ブログのメリット。従来の紙ベースの日記、日誌、備忘録、懐古録、雑記録の類では、絶対考えられないことであり、ブログを始める前までは、想像も出来なかったことである。今、出来ることは、やってみる・・、長生きした分、その時代を少しでも享受したいものだ等と、つぶやきながら・・・。


「ネギボウズ(葱坊主)の天ぷら」

「ネギボウズ(葱坊主)って、食べられるんだって!」
8年前の4月のこと、妻が、友人から聞いてきて、「ネギボウズ(葱坊主)」が食べられることを、初めて知ったのだった。
なんと、「ネギボウズ(葱坊主)」を天ぷらにして出しているという高級料亭?も有るらしくて、その友人から、「捨てているなんて、もったいない!」等と、盛んに言われたようだった。
それ以後、毎年、この時期、畑地で捥ぎ取った「ネギボウズ(葱坊主)」は、捨てないで持ち帰ることにしており、先日も、少し、持ち帰った。

2023年4月9日に、捥ぎ取ってきた「ネギボウズ(葱坊主)」


8年前までは、「そのまま放置すると、ネギの成長が止まり、硬くなる」等と教えられていて、きれいさっぱり捥ぎ取っては、雑草と一緒に廃棄していたものだが、「食べられる」と知ってからは、毎年、持ち帰っているのだ。

8年前、2015年4月10日に、撮っていた「ネギボウズ(葱坊主)」の写真

 


調べれば、いろんなレシピが有るのかも知れないが、毎度、一番簡単な天ぷらにして食している。今日も、昼食のソーメンに、「ネギボウズの天ぷら」を付け合せて、食した。
苦味も無く、ある種、香ばしいような、一瞬、あの「ネギボウズ」とは思えないような食感も有り、酒の肴にも合う。


やや、高温のてんぷら油で、芯まで熱が通るように、長めに揚げた方が美味しいようだ。
果たして、「高級料亭の味」なのかどうかは、さておき、我が家の天ぷらの材料に、「ネギボウズ」も一つに加わったことは確かなようだ。

コメント (4)

早朝散歩・ウオーキング再開、試運転?

2023年04月11日 09時04分54秒 | 散歩・ウオーキング

当地、今日の日の出時刻は、5時16分頃、
因みに、日の入時刻は、18時12分頃、日長時間は、約12時間56分。
なんだかんだ言ってる内に、随分、日の出も早くなり、日長時間も長くなっている。
天気予報では、今日は、快晴、最高気温は、25℃。
初夏の陽気になるようだ。

十数年前からのこと、初夏から晩秋に掛けては、日中の暑さを避け、日の出時刻に合わせて、早朝散歩・ウオーキングをすることにしてきたが、ここ2~3年は、足、腰、痛!、痛!、急速に、気力も体力も減退してしまい、ほとんど休止状態。(サボっている)。
今年も、その季節が巡ってきて、今朝は、その気になり、
本当に久し振りに、早朝散歩・ウオーキングしてみた。
道端や民家の庭先の草木を、やたらカシャ、カシャ撮りながら、
途中、何度となく立ち止まり、伸脚、屈伸、アキレス腱伸ばし、腰伸ばし・・・・、
なんとかかんとか、
スマホの歩数計で、約5,200歩。

ハナミズキ(花水木)

コノーキ ナンノキ、キニナルキー 
「君の名は?」
思い出せなかったが、帰ってから「ブログ内検索」、
「タラヨウ」だった。


爺さんの備忘録的花図鑑「タラヨウ(多羅葉)」
👇
こちら


君の名は?

朝日に映えるタンポポ

コメント (2)

今年は何もかも早いかも?、サクラの殿(しんがり)、八重桜、

2023年04月10日 22時33分52秒 | 散歩・ウオーキング

相互フォロワー登録しているある方のブログを拝見して、
ギョイコウ(御衣黄)が、もう満開になっていることを知り、
好天の今日、やおら、足を伸ばして、見てきた。
スマホの歩数計で、約7,000歩。
他の八重桜も、ほとんど満開状態になっており、
今年は何もかも、開花、満開が、例年より1週間程、早いような気がする。

 


爺さんの備忘録的花図鑑「ギョイコウ(御衣黄)」
👇
こちら


 

モミジ

君の名は?
キバナオドリコソウ

 


爺さんの備忘録的花図鑑「キバナオドリコソウ(黄花踊り子草)」
👇
こちら


カロライナジャスミン

コメント (1)

カロライナジャスミン

2023年04月10日 20時55分40秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

今日の散歩・ウオーキング途中で見掛けた花の中に、「カロライナジャスミン」が有ったが、やはり、花名を思い出せず、「えーっと?、えーっと?、君の名は?・・・」だった。
「ブログ内検索」してみると、「カロライナジャスミン」を初めて見掛け、花名知ったのは、昨年の4月だったようだが、すっかり忘れており・・・・。
草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、草花にも超疎い爺さんにとっては、新情報、新知識。また思い出せなくなる前に、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に、書き留め置くことにする。

2015年5月3日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「カロライナジャスミン」

2022年4月19日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「カロライナジャスミン」

今日、2023年4月10日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「カロライナジャスミン」


カロライナジャスミン

ゲルセミウム科、ゲルセミウム属、ツル性植物、
   花名「カロライナジャスミン」は、ジャスミンのような強い香りを持ち
   アメリカのカロライナ州に自生していることから付いたもの。
   花名に「ジャスミン」と付いているは、「ジャスミン」とは全く異なる植物。
原産地 アメリカ、メキシコ、グアテマラ、
樹高 5m~7m、
花色 黄色、
   有毒、
開花時期 4月頃~6月頃、
花言葉 「甘いささやき」「素直」