穏やかな冬の陽気に誘われ立ち寄った新居浜駅すぐそばのあかがねミュージアム。ここでは『日本のお手玉の会』がいろいろなお手玉を展示していた。
小さな布の袋に小豆やお米、数珠玉の実などを入れて縫い合わせたおもちゃを使って遊ぶ"お手玉"がいろいろ並べられていた。
私は男に生まれたから小さい頃このお手玉遊びをすることはほとんどなかったが、妹はおばぁちゃんや母親から手作りのお手玉を使った遊びを楽しんでいた。また孫娘が帰省した際、妻がお手玉を作り遊んでいたこともあった。
Wikipediaによると、お手玉は奈良時代に中国から伝わり、 当時は手ごろな大きさの小石や水晶を利用したことから『石名取玉』と呼ばれていたという。 遊びは江戸時代や明治に入って盛んになったと言われている。しかし1950年代以降の"核家族化"の進行やテレビゲームなどいろいろな遊びが出て来たことからこの遊びが衰退したとのこと。
コロナ禍のため"オンラインお手玉大会"なども企画されていて、伝統の遊びが復興することを期待している。
興味のある方は、日本のお手玉の会HP⇒http://www.otedama.jp/ で確認を!