日本のマスコミはアメリカのトランプ大統領についてトップまたは準トップの扱いで大々的に報じている。
日本の穏やかなマスコミですら、これだけの大統領だから、大きな扱いにならざるを得ないのは仕方ないだろう。日本にとっても世界各国にとってもこの人の言動や行動が大きな影響を与えるからだ。
これまであまり発令されなかった大統領令にどんどん?サインし、なんでも自国(大統領)の都合で良いように解釈できるような利己的としか言えない動きに、横暴で、最も危険な大統領とまで言われるまでになっている。
時事通信によると、トランプ米大統領は30日、司法省トップのイエーツ司法長官代行を解任した。イエーツ氏は同日、難民やイスラム圏7カ国の出身者らの一時入国禁止を命じた大統領令を支持しないよう同省に命じたと伝えられていた。(中略)
イエーツ氏は、司法省の顧問弁護士に送った書簡の中で、大統領令は「合法とは確信が持てない」と批判。「私が司法長官代行である限り、擁護が適当と確信するまで、司法省は大統領令を擁護する答弁を行わない」と表明した。
都合の悪い人、思い通りにならない人はどんどん首を切ってしまえば済むなどという考えは、民主主義国家では考えられない。一方的な偏った意見だけで、話し合いも何も窺えない強権政治はまったくごめんだ!
選挙前は泡沫候補とまで言われたトランプ氏を、アメリカ国民は選挙で大統領に選んだのだから、この状況を打開する方法を1日も早く見出し、経済、政治、社会が正常に戻ることを探っていただきたいと考えるのは私だけではないはずだ。