『令和』最初の1月が過ぎていこうとしている。
新年の年明けは明るく陽気で好スタートだったのだが、中盤から中国・武漢の新型コロナウイルス(新型肺炎)のニュースが飛び交い、月末近くになってチャーター便が現地に住む日本人を武漢から帰国させるなど対策が本格的に始まった。
しかし、現地から帰国した人の中には感染者がいて緊急入院のほか、政府は一時帰国者隔離対応にフェリーを宿泊施設として使用するなど対策に大童となっている。
一方、マスク不足も発生し、都市部はもちろん地方都市でもドラッグストアなどではマスクが売り切れるところが出ていて深刻な問題となって来ている。
新型の肺炎ウイルスだけに、ワクチンがまだ開発されていない。ウイルス検査の結果が陰性となった場合も今後、症状が現れる可能性が否定できないということで、早急なワクチンの開発が急がれる。
そもそもが衛生管理が行き届いていない市場のゲテモノから発生したのではないかと推測されているが、中国・武漢の衛生当局が初期対応をしっかりしていなかったことから世界を巻き込むことになってしまったことも原因として挙げられる。
2020年『春節』の休み、中国では歴史に残る大騒動となってしまい、春節の期間中、関係者は休日返上で対応に当たっていると思う。
まずは自分が感染しないよう自身の衛生管理に万全を尽くすことが大切で、外出から帰宅した際、石鹸での念入りな手洗いやうがいの励行を徹底して、これ以上感染を広げないよう、一人一人が新型肺炎から身を守る努力を怠らないことが大事だと思う。 それにしても困ったウイルスが出て来たものだ。
※中ほどの写真はナンテン。難を転じるおまじない。
梅は紅梅、白梅ともにほぼ満開《1/31現在》。