青い空、薫風が心地よい。こんな時、『オタッキー』は似合わない。
汚れたマイカーを洗車、午後からは海岸沿いの道を走って見る。
エアコンを入れないと暑い。が、窓を開けると5月の風がやさしく頬をなでる。
海岸線に出る。やや風が強いが、初夏特有の海がきらきら輝きながら迎えてくれた。
大潮のこの日、潮が引き、長い砂浜が見えてきた。
そこには、家族連れの姿。潮干狩りが始まっていた。
車の中にあった小さなショベルを持って、急遽その海へ。
水ぬるむ季節とあって、子どもたちは靴を脱いで水の中へ入っていた。
何十年ぶりという潮干狩りだったが、あまりに小さいアサリしか見えないため、早々に引き上げた。
明日から6月。いよいよ梅雨のシーズンが始まる。