とうとう2020年最後の日の大晦日になってしまった。今年は春になる前から"武漢ウィルス"という名の厄介な新型コロナウィルスで大騒ぎが始まり、あっという間に暮れてしまう事になった。
元ニュースキャスターの女性都知事が表面上は冷静を装いしかしややヒステリックな声で『年末年始は家族で静かなお正月を!』と呼びかける。東京都の大流行が治まらない。
仕事をリタイアしてからというもの、現役世代のように忘年会も新年会も関係ない。その上、歓送迎会など飲食が絡む会合は当然、皆無だった。
友人が泊まり込みで来訪していつもは賑やかに2次会、3次会と夜を過ごすが、それもなくすべてお互いが自粛、友人も理解していた。
クラスター発生場所の特定がされる度に飲食、接待を伴う場所が明らかにされたが、5~6年前に利用していた飲食店が表面化し、驚かされた。数年前にコロナ禍が発生していれば大変な事態も予想された。ラッキーといわざるを得ない。
高齢者と基礎疾患に該当する私を守ってくれているのは"運"のような気がする。ただ、来年以降はどうなるのだろうか?変異種のウィルスが国内に入ってきていることから、油断をしてはいけない。
私たち人類とウィルスの戦いは今後も命ある限り大きな課題といえる。一人一人の自重した行動が望まれる。
今年はツバキの開花が例年に比べ少し早く、どんどん開花が続くと想像したのだが、年内に数種類の開花を確認したものの後がのんびりとして『続く』の勢いが悪い。
そんな中にあって毎年開花が遅く年明け以降よく見かける"オトメツバキ"が各所で咲いているのを散見した。
薄紅色の花弁を重ねた花は、ヤブツバキと比べおとなしい姿で花開く。
植物への興味は尽きない。ウォーキングを続けながら花を見る楽しみは定年後始めた趣味の一つだが、来年以降もブログアップで紹介していく気持ちに変わりはない。
白梅に次いで紅梅も開花が始まった。少しずつ春はやって来ている。
寒々とした大晦日の1日、元気で迎えられる新年に感謝し、2021年が高齢者にとって自由・気儘に行動できる1年であることを祈り、年内最後のブログとする。
みなさまにとって、来年もよい1年になりますように・・・。