この写真、散歩中、交番のすぐそばで発見した。
幼鳥(雛)から成鳥になる寸前だ。
交番の警察官によると、親鳥が2m~3mほどの巣から通路下に落とし、自立させるために暫く放置しておくのだということだった。
2羽のツバメは時折り羽を羽ばたかせながら、飛び始めるトレーニングや準備をしていた。
今年は空梅雨でツバメの生育も少しリズムが狂ってしまっているのだろうか?、毎年梅雨の時期を迎えると、"ツバメの巣立ち"が始まる。巣立ってから1週間前後は親から餌をもらう鳥もいるという。
巣立ちまで生き残ることができる雛は5割程度しかいないといわれている。
1回目の産卵と子育てを済ませた親鳥は2回目を行うが、この幼鳥はたぶん2回目のものだろう。
たまに、巣から転落している雛を見つけることがあるが、親鳥は強く育たない可能性のある雛には餌を与えずに巣から落とすこともあるという。この場所の鳥はそうではなさそうな感じだった。ツバメには聞いていないのでわからないが・・・・。
これからしっかり大きくなってほしい思いを持ちながらこの場所を去った。