先人はよく言ったものだ。やはり"二月は逃げる"といわれているがその通りだった。
今年は平昌冬季五輪で日本選手団に声援を送っていたら、あっという間に2月が逃げてしまった。
それにしても、特にカーリング女子の選手たちは、帰国しても眠る暇もないぐらいだったのではないだろうか。地元北見に帰ってからも公式行事が次々とあり大変だっただろうと想像する。
二月最後の日、午前中は陽気も良く、いつもはマイカーで訪れる大型電気店へバスと徒歩で行ってみた。行きはバス、帰りは1時間程の道のりを歩いて自宅へと向かった。排気ガスが多い国道を避け、なるべく裏道を選んで、やや速足で歩くと身体にはうっすらと汗が出ていた。冬用の下着では暑い時期がやって来ている。
裏道を歩いていると、民家の庭には"枝垂れ梅"が2本、ほぼ満開で今が見ごろ。普通に咲いている梅も美しいが、枝垂れ梅のピンク色はより一層きれいだ。
夕方のニュースで"春一番"が吹いたとの情報が流れていた。私がここを通ったのは昼頃だが、夕方近くから急に南風が強くなり、温度も上昇していた。
日本気象協会tenki.jpによると、『1日にかけて、全国的に嵐が襲来。広い範囲で台風並みの暴風が吹く恐れがあり、北ほど影響が長引きそう』とのこと。
春を告げる嵐で大きな被害が出ないことを祈るばかりだ。
明日から弥生三月、花鳥風月の絶好のシーズンがやって来る。
冬眠していたカメラ用三脚を出して、撮影の準備を始めることにしなければ・・・!!