2場所続けて大関が誕生した。
土俵上ではふてぶてしい態度だが、普段はやさしく笑顔が良い。
ふてぶてしい態度は元横綱北の湖関をほうふつとさせる。その稀勢の里が大関昇進の伝達に来た相撲協会の使者に、わかりやすい挨拶をした。
http://news.nifty.com/cs/sports/athleticdetail/nikkansp-f-sp-tp1-111130-0019/1.htm (日刊スポーツ)
これまでは、四字熟語を使っての口上が多かったが、今回の稀勢の里の口上は解り易いものだった。
この口上は誰にでもすぐわかるという点で大変良い。
しかし、『精進する』という言葉は奥深く、簡単なように見えるがなかなか難しい。
体格にも恵まれた新大関だが、この地位になって、次の目標は『横綱』。
師匠の鳴戸親方急死という突然の訃報に接したが、悲劇を乗り越え見事に獲得した大関の地位をしっかり守り、天敵の横綱白鵬関に向かっていって欲しい。
来年の初場所が楽しみだ。