昨夜からの雨は一向に上がる気配はない。普段から夕方になるとじっとしていない生活習慣だから、少し雨が弱くなった時間帯を狙って歩き始めた。
当初は雨に濡れた早咲きの桜の花びらを・・・と考え、自宅を出た。しかし“ぼ~っとしていて”出発が遅くなり、あまり美しくは撮れないだろうと予定を変更。
道沿いに赤い草木瓜が凛として咲いているのを発見、暗くならないうちに数枚の写真を撮った。
木瓜は中国が原産だが、この草木瓜(クサボケ)は日本原産といわれている。この地域ではかなりよく見かける。
公園の入り口付近で、民家のブロック塀から顔をのぞかせたり、生け垣として植えられていたり・・・。
いろいろな場所で今ほぼ満開になって美しい姿を見せてくれている。
きょう撮影したのは、生け垣の中にあった1本。赤が美しい木だった。
大正時代や昭和の中頃以降、ボケのブームが起き現在に至っているという木瓜の木。そんなに大きくはならず、盆栽や生け垣などとして鑑賞されているとのこと
夕方の雨に濡れた朱い花は、一際映え、輝きを増していた。
なお、雨に濡れた早咲き桜のピンクの花弁も“付録”としてどうぞ!