雨上がりの翌日は晴天なり。久し振りに朝から近所を歩き回った。
田植えが終わった水田には、10センチ余りの小さな苗が整然と植えられ、晩夏(8月20日ごろ)の収穫まで成長が続く。
ここの田圃は"コシヒカリ"が植えられていて、これから暫くは水やりと草取りが大変だと、田植えを終えたご主人が田の側で話してくれた。台風の被害に遭わないようにと、早期米を植えることにしたが、近頃は台風がいつ襲来するか予想が出来ないため、稲作は気を抜く暇がないということだった。
道路沿いにはツツジの花が美しい。今年は例年に比べて少し開花が早い感じがする。赤、白、ピンクの花がほぼ満開になっている木も多く、雨上がりの翌日は一層輝いて目に映る。
庭園のあるお宅からは、石楠花(シャクナゲ)の花が目に入って来た。庭の雑草を取って、水やりをしていた奥様に「立派な花ですねぇ~」と声をかけると笑顔で、88か所霊場横峰寺の近くにはたくさん植えられていると教えてくれた。
シャクナゲの樹高は1mあまり、赤い花の直径は20㎝ほどあって、生け垣の隙間から目に入ってきたのがそもそもの発端。庭の中へ入れてもらい明るい陽射しを浴びた花をしっかりスマホデジカメで撮らせていただいた。美しく華やかに咲き誇っていた。
ちなみに、これはシャクヤク👉これも美だ。
畦道沿いでは、直径1センチほどの"カタバミ"の花が咲いていた。小さな花の命が始まったばかり、小さくても大きくても花の命を大切にしたいと感じた陽射しの強い午前中だった。