1か月ほど前からナンテンの木に小さな実が出始め、ここ数日、実が弾けて白と黄色の花が徐々に目立つようになってきている。
日本では縁起物として植えられることが多いナンテン、冬には赤く丸い実をいっぱいつける。
都会の人はあまり見かけることがないと思うが、この地方では歩いているとよく見かける。
南天="難転"(難を転ずるという意味)に通じることから、縁起の良い木とされ、植えているお宅が多い。
また、鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという俗説も子どもの頃、父親に聞いたことがある。
さらに、江戸時代の百科事典には"南天を庭に植えれば火災を避けられる"などと記されていて、当時は火災除けとして玄関前に植えられたということだ。そんなこんなで旧い民家の庭には必ず1本や2本のナンテンの木がある。
小さく白い丸い実がはじけ、6~7ミリの花が少しずつ開花している。可愛いナンテンの花、花期はこれから6月中だろうか・・・。
白い丸い実は見た記憶がありますが、花は初めてで興味深く拝見しました。
参考になりました。有難うございます。