夜のウォーキングはやはり"三日坊主"だった。近頃は太陽が沈む時刻がかなり遅くなっているので、まだ明るい午後5時過ぎからスタート。暑さが少し残るもののなんとか歩ける。
きょう紹介するのは国道沿いで見かけた棕櫚(しゅろ)の実。
4月末、葉の間からやや濃い目のクリーム色の花を咲かせていた。
色、形が変わっていたため、たまたまデジカメに収めていた。この花、そんなに観賞価値はないと思うが私の目に留まったからだ。
棕櫚は日本を原産とするヤシ科の植物。かつては九州南部で自生していた。半世紀近く前、初めて九州へドライブした際、道路沿いに植えられた棕櫚の木?を見た時、南国情緒を味わったことを思い出した。(今では日本全国でよく見かけるが・・・)
その花の後、直径1センチほどの丸い実ができる。
この実、晩秋には黒紫に熟すそうだ。
この種を野鳥たちが拡散し、近辺に実生のシュロができる。
ヤシや棕櫚の木を見かけると暑い夏の日々を連想する。