雷・強風・波浪の各注意報が発表されている。
大雨も心配だが、昼前、ほんの少し優しい雨が落ちてきた程度だ。
本格的な雨降りになるといけないので、折り畳み傘を持って昼食前に近辺を散策した。
久し振りに川沿いの道路を歩いた。小さい野草に混じってイタドリが生えているが、食べるにはトウがたってしまっていて、食用には無理だ。野草の成長もここ数日でかなり早い。今年は虎杖(イタドリ)が食卓に出る幕はなさそうだ。
川沿いと、反対側を見ると、アヤメのような花が目に入って来た。とりあえず写真を撮って、帰宅してから調べることにした。
多分、イチハツ(一初)だろうと思う。(アヤメの仲間は200種類近くあって難しい!)花菖蒲や杜若ではないと思う。
花びらの中心部に、花菖蒲は黄色、杜若(カキツバタ)は白、アヤメは網目状の模様があるというのが特徴で、杜若や花菖蒲は湿地や水中に生えるということだから、それらとは違う。
アヤメの一初(イチハツ)ということにしておこう。紫色の優雅な花は眺めていてホッとする。
もう一つ。
近くの公園のベンチに座り周囲を見渡していて、八重のサクラの木に、花がまだ残っていた。この地方でよく見かける"サトザクラ"の一種で、ひょっとして"関山(カンザン)"だろうと思うがネームプレートが付いておらず、自信がない。
ピンクの厚い絨毯が辺り一帯に出来ていた。
ソメイヨシノはあっという間に散ってしまい寂しいが、名残り雪ならぬ名残りザクラ?とでもいえる光景がそこにはあった。
空気は春から夏へ・・・。先日も紹介したが、柑橘類の花がい~っぱい開いた。オレンジ、柑橘系ミカンの木の花、独特の良い香りが漂ってきている。