満開のソメイヨシノやモモの花などを追いかけていたらカラタチの花が咲き始めているのをついつい忘れてしまっていた。
21日に蕾をアップして、そろそろ咲き始めるはずだったのに・・・

広い空き地に1本だけ植えられている"カラタチ"の木、遠くから見ると白い雪が木の下の方に積もった感じ?で、木には半分ほど白い花が咲いていた。。。


今年初めて見る"カラタチの花"。近年ではあまり見かけなくなり、貴重な植物になりつつある。私たちが子供の頃は垣根などで見かけた記憶があるが、棘が多く防犯用に家と家の境界に植えられていた。しかし現在ではほとんど見かけない。


カラタチは土の質を選ばず、暑さ寒さに強いことから日本全国(沖縄から北海道まで)で栽培できるはずだが、約5センチ程の鋭い"棘"が災いし本当に少なくなってしまった。

花のそばへ行くと白い花から甘い香りを漂わせていた。花が終わると、小さい実を付け、秋に向けて直径3センチ余りの硬い実になって行く。

※3/20撮影 カラタチの棘
きょうで弥生3月もお終い。春の息吹がどんどん増える4月卯月が始まる。
新型コロナ変異ウィルス蔓延が気になるが、今年は入学式や入社式は去年と同じ形で行われるのだろうか?コロナ禍は収まる気配はしない。