古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

第四間氷期      阿部公房

2021-04-27 16:45:55 | 安部公房

新潮文庫   昭和33年

 

いろいろ読む本などを探していて、実に12日ぶりの

 

読了本である。

 

SFが読みたいと熱望していて、ネットで検索して、

 

浮かび上がってきたのが、この本だ。

 

元々、公房氏の本は読んでいる方である。予言機によ

 

って、測られる未来世界について描かれる本で、そこに、

 

殺人だとか、水棲動物やらが絡んでくる、実にいろんな

 

要素のあるおもしろいSFでした。

 

予言機械の見た世界なのか、はたまた、リアルの世界なのか、

 

わからなくなるところが、妙というか、ぼくはそこら辺が

 

またおもしろく感じたところだ。

 

人類は水中に沈み、それを見越して、水棲人間をつくる。また、

 

水棲人間は地上で生きた人類を想っている。涙こそが、人類の

 

証しということか。……...合掌。

 

 

わしは若いときはカップヌードルは、硬めが好きじゃったが、こんなジジイになってからは、少し柔らかめがええのう。

 

 

 

 


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