新潮文庫 昭和33年
いろいろ読む本などを探していて、実に12日ぶりの
読了本である。
SFが読みたいと熱望していて、ネットで検索して、
浮かび上がってきたのが、この本だ。
元々、公房氏の本は読んでいる方である。予言機によ
って、測られる未来世界について描かれる本で、そこに、
殺人だとか、水棲動物やらが絡んでくる、実にいろんな
要素のあるおもしろいSFでした。
予言機械の見た世界なのか、はたまた、リアルの世界なのか、
わからなくなるところが、妙というか、ぼくはそこら辺が
またおもしろく感じたところだ。
人類は水中に沈み、それを見越して、水棲人間をつくる。また、
水棲人間は地上で生きた人類を想っている。涙こそが、人類の
証しということか。……...合掌。
わしは若いときはカップヌードルは、硬めが好きじゃったが、こんなジジイになってからは、少し柔らかめがええのう。
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