堀口大學・訳 新潮文庫 1939年 宮崎駿氏がこの本が愛読書らしく、装丁を 描かれ、あとがきも書かれている。飛行機 の話しで、空というと天空の城ラピュタを 想起もするが、この本は幻想飛行機小説 ともいうべきもので、手に取るように理解 できたかといえば、それは、手のひらから 逐一零れ落ち、幻想の彼方へと迷いこむこ ととなる。ぼくはおとなになってから、2 500冊くらい本を読んだと思うのだが、こ んな本を完読したのは初めてである。 非常に都会的で、SFチックでもあるし、とても 清潔だ。飛行機はその頃、軍事目的で造られ 本人も戦火でなくなった、ということだが、 平和ということに関して、人間の理りに対して 含蓄のあるお言葉が散りばめられていた。 (読了日 2023年10・10(火)2:20)
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