イラスト・赤瀬川原平 1985-86
こういうバブル期に書かれたものって、けっこう好きである。
批判もあるけど、バブルはこういう熟成した文化も生み出し
たことを忘れてはならない。
ビフテキを食べるまでに至った経緯だとか、グルメの魚の
丸干しだとか、まあ、ウソなんだろうけど、グルメっていう
魚っていうのは。
アヴァンギャルド芸術の旗手で知られた赤瀬川氏だが、ここ
でのイラストレーションはマンガチックで、なんか滑稽だ。
文章もすごい分かりやすいし、読みやすく書かれている。それ
に素直に書かれているように思われて、読んでいて、親しみが
湧いてくる。親近感といったらいいのか。
尾辻克彦かっ、と手が伸びるのがためらわれる人にもおススメ
したい一冊だ。……合掌。
おやつにはまめっこぷりんだよねっ。うーん、これさえあれば、満足じゃぞ。なに、まめっこ、知らないだと? まめっこぷりんとは、豆乳を使ったプリンなのだぞッ、食べないと逮捕だぞッ(少女怪盗風に。実際はおじさん?)。
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