古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

都の子     江國香織

2021-06-23 10:28:32 | 本の紹介

集英社文庫   1998

 

非常に都会的で洗練された感覚、透明感のある文章だ。

 

江國女史は19度以下になると心の温度が上がり、冬

 

がお好きらしい。ぼくも暑がりなので、冬が好きだ。

 

冬のツーンとした寒さは、そのまま、清潔感へとつづき

 

気持ちを洗ってくれると思う。うん、冬は良いよ。早く

 

来ないかな。

 

あと、雨はすごくどきどきすると書いておられる。高校

 

の頃、ゲームヲタだったぼくは雨の日にパソコンに向かい

 

沸々と沸き上がる情熱をゲームに向けていた。その集中

 

できる日はいつも雨が降っていた。昔は雨が好きだったが

 

今は、傘なしで散歩できるので、カラッと晴れ上がった

 

日の方が好きである。いや、雨の日に鬱々とゲームに集中

 

していた日々に訣別したいという意味もあるのかもしれない。

 

けど、ステキ度で言うと、雨の日が好きだって言う方がス

 

テキだよなあ。……合掌。

 

 

都会的で洗練されたねぎっこ焼きはいかが? っていうかB級だね。暑い日にねぎっこ焼きを食べて、喝をいれる。あるお客さんは、元気がでるねえ、と言ってくださった。やめられないとまらない、ねぎっこ焼き、あっという間に食べちゃった! 280円。

 


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