懐かしの名画たち
* * * * * * * * *
日曜洋画劇場45周年記念として出されたこのシリーズは、
淀川長治氏の名解説を集めたもの。
淀川氏が出演した1967年4月から1998年11月までのものをジャンルごとに分けてあります。
今作は「熱き血潮編」と名付けた、アクション作品集。
他には、「夢見る瞳に乾杯編」、「明日への希望編」、「真理と感慨編」というのがあります。
さて、このそれぞれに50作もの淀川氏の前解説、後解説が収められているのです。
もちろん実際にTV放映されたもの。
膨大なコレクションですね。
これが放映順なので、約30年の淀川氏の年齢の重ね方を目のあたりにするわけです。
・・・これもすごい。
そしてもちろん、時代と映画作品の移り変わりも興味深いものがありますね。
例えば今作の始めの方では、アラン・ドロン、チャールズ・ブロンソン、
クリント・イーストウッド・・・(マカロニ・ウエスタン→ダーティ・ハリー)。
ははあ・・・、確かに懐かしい。
それからメル・ギブソン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスなんかが出てくる。
その時々で、多く出てくる俳優が集中するのは、いかにも時代の流れです。
また、例えば「エイリアン2」の解説で、
「監督はジェームズ・キャメロンという32歳の若手、今後が楽しみ」
・・・なんて言っていたりするので、納得してしまいます。
解説シーンは全くTVに使われたそのままで、
実は映画作品のスチール写真の一枚でも挿入されていればなあ・・・と思わなくもないのですが、
まあ、仕方ありません。
こんなに解説ばかり聞くと、どの作品も見たくなってしまって大変です。
淀川氏はどんな作品も決して貶しませんよね。
映画への愛が満ち溢れています。
簡単なストーリー、見所、監督のこと、
時には主演俳優のゴシップめいたこと、ご自身の体験談なども交え、
今にしてもやはり、映画関係のブロガーとしては目指すべき高みだと思います。
さて、ところで、日曜洋画劇場って今でもやっているのでしたか・・・?
全く見たことがありません。
吹き替えの、あちらこちらカットされCMでズタズタにされ、
・・・というような映画は、見る気になりません・・・。
ビデオも何もなかった時代。
映画館で見損なったら、このようなTV放送に頼るしかなかった時代の華でしたね・・・。
今作で紹介されている作品
「狼よさらば」「ブリット」「ダーティ・ハリー」
「ロンゲスト・ヤード」「マッド・マックス」「ターミネーター」「
ダイ・ハード2」「ランボー」「レオン」「スピード」
など、など・・・。
50作は書ききれませんが、雰囲気としてはこんな感じ。
そのうちまた、続きを見たいと思います。
では皆様、
さよなら、さよなら、さよなら・・・。
「日曜洋画劇場45周年記念 淀川長治の名画解説DX 熱き血潮編」
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日曜洋画劇場45周年記念として出されたこのシリーズは、
淀川長治氏の名解説を集めたもの。
淀川氏が出演した1967年4月から1998年11月までのものをジャンルごとに分けてあります。
今作は「熱き血潮編」と名付けた、アクション作品集。
他には、「夢見る瞳に乾杯編」、「明日への希望編」、「真理と感慨編」というのがあります。
さて、このそれぞれに50作もの淀川氏の前解説、後解説が収められているのです。
もちろん実際にTV放映されたもの。
膨大なコレクションですね。
これが放映順なので、約30年の淀川氏の年齢の重ね方を目のあたりにするわけです。
・・・これもすごい。
そしてもちろん、時代と映画作品の移り変わりも興味深いものがありますね。
例えば今作の始めの方では、アラン・ドロン、チャールズ・ブロンソン、
クリント・イーストウッド・・・(マカロニ・ウエスタン→ダーティ・ハリー)。
ははあ・・・、確かに懐かしい。
それからメル・ギブソン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスなんかが出てくる。
その時々で、多く出てくる俳優が集中するのは、いかにも時代の流れです。
また、例えば「エイリアン2」の解説で、
「監督はジェームズ・キャメロンという32歳の若手、今後が楽しみ」
・・・なんて言っていたりするので、納得してしまいます。
解説シーンは全くTVに使われたそのままで、
実は映画作品のスチール写真の一枚でも挿入されていればなあ・・・と思わなくもないのですが、
まあ、仕方ありません。
こんなに解説ばかり聞くと、どの作品も見たくなってしまって大変です。
淀川氏はどんな作品も決して貶しませんよね。
映画への愛が満ち溢れています。
簡単なストーリー、見所、監督のこと、
時には主演俳優のゴシップめいたこと、ご自身の体験談なども交え、
今にしてもやはり、映画関係のブロガーとしては目指すべき高みだと思います。
さて、ところで、日曜洋画劇場って今でもやっているのでしたか・・・?
全く見たことがありません。
吹き替えの、あちらこちらカットされCMでズタズタにされ、
・・・というような映画は、見る気になりません・・・。
ビデオも何もなかった時代。
映画館で見損なったら、このようなTV放送に頼るしかなかった時代の華でしたね・・・。
今作で紹介されている作品
「狼よさらば」「ブリット」「ダーティ・ハリー」
「ロンゲスト・ヤード」「マッド・マックス」「ターミネーター」「
ダイ・ハード2」「ランボー」「レオン」「スピード」
など、など・・・。
50作は書ききれませんが、雰囲気としてはこんな感じ。
そのうちまた、続きを見たいと思います。
では皆様、
さよなら、さよなら、さよなら・・・。
日曜洋画劇場45周年記念 淀川長治の名画解説DX ?熱き血潮篇(アクション/スポーツ) [DVD] | |
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「日曜洋画劇場45周年記念 淀川長治の名画解説DX 熱き血潮編」