一月ほど前、小屋に居着いているのだが容易に姿を現さぬ子猫を、まぼろしの猫として紹介した。
あれから1ヶ月、今では玄関に入り込んでくるまでになった。
ただし、ガラス戸を開けると、ぴゃーと逃げ出してしまうので、写真もガラス戸越し。相変わらず臆病だし、警戒心はぴりぴりと張りつめているものの、ここまで上がり込んで来るようになった。
狙いは、当然、エサをくれぇぇぇ!
自分でも狩りなどしているんだろうが、所詮は子猫、自力で食いつなぐすべなどあろうはずもなく、食事に関してはもっぱら我が家からの提供に依拠している。身体も大きくなり、食欲も増し、背に腹は代えられん!ってことで、おねだりのデモンストレーションになったってことだ。
エサが欲しいと甘え鳴きするくせに、近寄ると、ハーッと威嚇する。なんと恩知らずな可愛げ無いヤツだ。もちろん、撫でたり抱かれたりなんてするはずもない。
相変わらず小屋を根城にしているので、ネズミ対策としては極めて有効!安心して米袋を置いておけるのは助かる。
この先、お互いに一線を守りつつ、大人の付き合いをしようじゃないか。でも、威嚇のハーッだけは止めろよな!