ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

超多忙!でも、勉強はして欲しい

2024-12-24 21:02:17 | 政治
臨時国会開催中、忙しかったねぇ、質問する議員たちはもちろん、国会中継動画を追うこっちも容易なこっちゃなかった。

れいわ新選組、小世帯だろ、本会議や各種委員会、質問や意見表明の機会の多いこと!衆参14名の所属議員、一人2回は質問に立ったんじゃないかな。

中には1日に2回、別々の委員会に立つ、なんて荒業も目に付いた。やはた愛さんとか、質問デビュー戦の数時間後にダブルヘッダー2回戦だったもの。よく頑張ってた。



一つの質問だって、仕上げるの大変だよな、資料集めて、答弁側の官僚の事前レクチャー聞いて、秘書や政策ブレインとぎりぎり議論して、なんとか書き上げたら、今度は質問スピーチの練習、そして、リハーサルだろ、きっと。
これ、1日に2回って!ノルマ軽くオーバーどころか、労働基本法違反?じゃないか。

でも、みんな嬉々として質問に立ってたよな、待ちに待ったこの場所だから、言いたいことが山積みの議会だったんだ。

自分のこれまでの関心分野と違う委員会に配属された議員とかって、基本の勉強も必要だろうし、大変だよな。愛さんの農林委員会なんか苦労が質問ににじみ出てた。まだ序章サマリーを語るので精一杯って感じで。

一般的に農業の大切さとか食糧自給率を上げろとか基本は押さえていても、大臣や官僚を向こうに回しての質疑となると、やはり現場を知る相手側に、具体例など示されて、軽くあしらわれた感は強かった。

ただ、愛さん、甘く見た大臣の「国民は輸入農産物が食べたいんですよよ」って失言を引き出したのはお手柄だったけど。実力差に油断した敵失オウンゴール、とまで致命的ではなかったけど、少なくとも質問者が意図的に議論をリードしたとは言えないな。

せっかく農水委員会に入ったんだし、まずは、もっともっと現場に飛び込んで、農業現場の実態を嫌っていうほど見聞きして欲しいところだな。たとえば一昨日島根県でトラクターデモの農民たちのところにすぐさま聞きに行くとかね。それにして、島根県の農山村?で、ってのが凄い!

農水省の主張は、規模拡大による生産価格の低下によって、輸入品に対抗する農業にすることと、高級品を中国他東南アジアの富裕層に輸出することがベースだ。
あるいは、大臣がとくとくと語っていた宮崎のピーマン農家のように、特産品専作による高収入を目指すとかね。
でも、そのような、条件の整った地域でしか成功しない農業を後押しすることのみを主眼を置いていて、他の多くの農業者、農地はお涙金で捨て作りさせているのが現状なんだ。

だから、規模拡大もままならず、特産品にも縁がない、だが、消費者が日々必要な米や麦、大豆、野菜の数々を律義に生産している農家を、どう支えて、意欲を育て、生産を持続拡大していくかが、自給力アップの要になるはずなんだ。そこは絶対自民党農政は手を付けない。そんな零細農業は高齢化とともに消え去ることを願ってるから。

そんな実態にどう対応するか?一律に農産物の全量買い上げとか、不作時の補償とかをお題目として唱えてばかりしてないで、現場に飛び込むこと、農業従事者を仲間に取り込むことが重要なんだと思う。
農村には、かつての青年団運動やら、有機農業運動、全国的な連携活動など、自民党農政に怒りを募らせている人たちは少なくない。そんな先進者とのつながりを作ることじゃないかな。

価格が上がっても農家の手取りにつながらない現実を調査するとか、大規模農家や企業体での営農集団や、ジイチャン農業の実態にも飛び込んで行くとかも大切だ。
農業は本当に多様だ。地域に寄り、自然環境により、営農集団の歴史により、農家のそれぞれにより、・・・
なっ、だから、まずは見に行き、聞きに行ってくれよ。
鈴木先生のお話しを深く読み込むことも大切だけど、まずは、全国の農民たちと膝を突き合わせて語り合うことだと思うぜ、なっ、愛さん。

地元での街宣、ポス活も欠かせないけど、しっかり学んで相手を圧倒する実力をつけることも同等に必要なことだぜ、山本太郎みたいにな。

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