ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

貰ったウィスキーとラムも嬉しいが・・・菜の花座新年会

2020-01-21 09:13:15 | 菜の花座

 菜の花座新年会つづき。お目出度一つ、昨年末結婚した団員にお祝いのプレゼント。劇団が結束強めて行くってことは、こういうお祝い事も取り込んで行くってことなんだな。人付き合いの悪い俺としちゃ、あんまり個人の暮らしに入り込みたかぁないんだがなぁ。あくまで、ソリッドに演劇つながりで行きたい、クールでありたいって思ってんだが、20人近くの団員が寄り合ってくれば、菜の花座はみんなのもの、俺の好みなんて知っちゃこっちゃないってことだぜ。

 結婚おめでとう、ついでに、俺もプレゼントもらった。でもなぁ、これ、素直に喜び感謝全開とはいかんのよ。こっちは台本書きと演出で力だし、他のメンバーは役者やスタッフとして能力を発揮している。担う部分は違っても、それぞれがまぁ、精一杯頑張ってるのが菜の花座だ。一人、感謝される謂れはない、なんて、年甲斐もなくこじらせキャラだよな。あっ、ただのジジイの偏屈か。

 減らず口叩いちゃいるが、ウィスキーとラムのプレゼントは、へへへへ、そりゃ嬉しい。こっちの好みを吟味して、珍しい酒を選んできてくれたとなればなおさらだ。

 なにぃぃぃ?聞いたことないぞ「越しの忍」?新潟のウィスキー?地ビール会社の酒か?なんかネーミングと言い、ラベルと言い、ビンの形と言い、焼酎のセンスだ。でも、度数43度のピュアモルト!

 香りはぁぁぁ、モルト100パぁの豊潤さはちょっと足りないかな。あれっ?ブレンド?ってもう一度裏書を見直してしまった。が、味の方は、うん、たしかにモルトだ。甘みの勝った飲みやすい味わい、悪くない。久しぶりのモルト100、大切に楽しませてもらおう。

 ラムの方は、ポーランド土産ってことなんだが、エストニアの銘酒VANATALLINだった。香料をたっぷり漬け込んで甘く仕上げたお酒だ。アイリッシュミストなんかのハニ―ウィスキーとよく似た味わい、うん、お屠蘇にも近い。薬酒としての効果もあるかな?

 なんて、勝手に値踏みしちゃいるが、ありがたいことだし、嬉しいことだ。感謝のプレゼント、ってことは、みんな、俺の芝居作りに賛同してくれてるってことだからな。この先も任せるよ、って、期待してくれてるってことだもの。そう、信頼!それが大切だ。

 怖いものなぁ、座員たちに見放されるって。この台本、詰まらない!とか、そんな演出、ありきたり!ってダメ出しされるって不安はいつだて抱えてる。お客さんも怖いが、その前に役者たちってことだ。

 まっ、このウィスキーとラムは、取りあえず今年一年、契約延長するよって言ってもらったってことだ。よしっ、今年も見捨てられない芝居書いて、座員たちみんなが喜べる芝居作りをしていこう。無駄にしちゃいけないよ、18人の時間と努力を!

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意欲怒涛!!菜の花座新年会

2020-01-20 10:03:17 | 菜の花座

 ほう!集まったねぇ。現在活動中の座員、95%集合だぜ、菜の花座新年会。

 12月、西和賀銀河ホール公演以来、1カ月ぶりの再会だ。みんな、元気で浮き立ってる。昨年結婚した二人も、舞台?続けるに決まってんじゃん!って感じで酔っ払いになってるし、1年活動休止した若手も、戻ってきた。今年一年、菜の花座、安泰!ってほくほくしてないで、新しい領域にはね飛んでいかないとな。

 その潜在的爆発力、大いに溜まってきてるようだぜ。新年の豊富!

 子育て終わったから欲望全開!って、ええーっ?造形大学の通信制に入学するって、やってくれるねぇ。

 自己肯定感120%の熟年候補生は、ジャズバンド組んで、プラザ春待ち音楽祭にデビュー、こりゃ見に?聞きに?行かなくっちゃ。ゴスペルコーラスで出るメンバーもいることだし。

 昨年の舞台で歌い手として期待されながら、ダメ出し食らい続けた若手スター?もボイストレーニングに通い始めたって、いいねえ、その意気だ。

 一時目の手術で引きこもり予備軍になりかけた代表も、元気に継続宣言。

 シェイプアップで走ろっかな?って、菜の花座4人目のランナー登場か?去年走り始めた二人は、フルマラソン宣言!ふふふっ、そう簡単なもんじゃござんせんぜ。

 かねてより、悪評高かった?若手喫煙コンビの一人は目出度く脱出、残る一人は旦那が買ってくるもんでぇぇぇ、ってわけのわからん言い訳しきり。まっ、近いな、禁煙も。

 ってことで、菜の花座、心も元気、体も健康に大きく前進だぜ。

 多くのメンバーから出ていたのが、ますます演劇にはまったの一言。そこから昂じて、もっと逞しい役をとか、一人二役も、とか、出番を増やして、とか、セリフをもっと、とかの要望の数々。それだけ舞台が好きになったってことでもあり、役者としての自分に自信を深めつつあるってことだろう。

 菜の花座、ますます、新境地に向けて一年の船出ってことだぜ。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストリップ劇場で書こうと思ってんだが・・・

2020-01-19 10:10:21 | 菜の花座

 菜の花座次回公演、すでに期日もタイトルも決まってる。6月14日(日)で『もう一人のコント志願』。

 1月いっぱいは参考資料読んで、2月からはいざいざ台本書きに!って思惑、早くも頓挫しそうだなぁ。ごそっと集めた資料本、ほとんど手つかずのまま、ここまで読んだのはわずかに3冊!こりゃ締め切り延期、間違いなしだぜ

 井上ひさしさんの没後10年、なにかしら因んだもの書こうと思ってさ。浅草時代の井上さん絡み、いいんじゃないか?面白そうだぜ、って思い付きは悪くないんだが、はて、どう書くか、どう迫るか、全然目途が立たない。ほのかな煙一筋さえ立ちのぼらない。まあね、おいおいさ、おいおい、って時間ないんだぜ。

 攻める砦が堅固なら、搦め手から潰していくのが常道、その時代の雰囲気をまず掴んでおこうじゃないの。で、この2冊。

 半藤一利さんの『昭和史・戦後編』、以前読んだものなんだが、まず、終戦直後から60年安保あたりまでの政治・社会の有様を振り返る。2度目となると、理解も深くなって、戦後講和にまつわるいざこざとか東京裁判のこととか、認識を新たにすること多々あった。中でも、当時の保守政治家の考えや行動については、漠然と思い描いていたことがでんぐり返って目からウロコだった。例えば、吉田茂なんて、その頑固で貴族趣味の振舞いから、保守反動だと漠然と思っていたが、徹底的に再軍備に抗った人とは知らなかった。恥ずかしい。一方、鳩山一郎なんかは日ソ国交回復を果たしたってこともあるし、鳩山由紀夫の父ちゃんだし、鳩だし、アホか!なんか保守内ではハト派かな、なんて無知の至り、彼の一番の目的は再軍備と憲法改正だったなんてね。さらに、戦前にゃ、統帥権干犯じゃぁ!なんて叫んで、軍部専横への道を開いた重罪犯だったんだ。知らないってことは恥ずかしくも恐ろしい。

 半藤さんの本が信頼できるのは、党派に片寄せしないのはもちろんだが、自分の経験を大切にしつつ時代を見つめている姿勢だよな。文藝春秋の編集者だったってこともあって、文化や暮らしにも目が届いている。ここらが、歴史学者の書く戦後史とは大きく異なるところだ。で、そういう時代の雰囲気ってもんを教えてもらいたくて、まずはこの本。

 次に手に取ったのは鶴見俊輔の『戦後日本の大衆文化』。ほれほれ、芝居の題材に近づいてきたぜ。漫画の歴史とか、漫才の成り立ち、明治以降の歌謡の変遷、うーん、守備範囲広いなぁ。ためになる。漫才は主客たる大夫に対して才蔵の呆けツッコミが発端で、そこから、権威のひっぺがしとか価値のどんでん返しに繋がっていった。だから、底流は反権威だ。なんて話は、ぜひぜひ、今のお笑い芸人たちに聞かせてやりたいね。特に安倍様御用の吉本芸人たちに。

 歌謡の変遷なんかも、歌詞はもちろん、楽譜まで載ってる。かと思えば、サークルって言葉の成り立ちから、市民運動や農民の反基地闘争、水俣闘争にまで及んだり、くらしぶりの項では、「サザエさん」のテーマをたどりつつ戦後社会の在り方を紐解いたり、いやぁ、凄いねぇ、鶴見さん!大学の頃、隣りの教室で講義・ゼミしてたんだよねぇ。あの頃、覗いてたりすれば、もう少し深いものの見方もできるようになったかもなぁ、残念。あっ、鶴見さんの学科の学生だった友人は、卒業後、おもちゃの会社興したりしてたが、あれも影響受けてたのかもね。

 一応、付箋なんか貼ったりしてるけど、どこまで資料として役立つかは、まったく見通し不良。まっ、なんとなく、あの戦後10年間が頭の中に漂うようになったってことくらいかな。そんな曖昧な成果で安心してちゃいかんのだけど、すぐれた本に出合えたって喜び、これはまた、貴重なものなんだよな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝のお勤め・風呂用薪の薪割!

2020-01-18 10:59:15 | 暮らし

 雪、降らない!あり得んなぁ、こんな冬。たまに降ってもうっすらレースのように覆うだけ。昼前には融ける。畑は今日も仕方なく顔を覗かせてる。そんなら育つよってブロッコリーはまたもや小さな花芽を着けた。おいおい、小松菜も新しい芽が伸びてきてるぞ。そうだよ、みんな戸惑ってるんだ。なんか出番が滅茶苦茶じゃねえか!12月早々、準備万端整えて、待機モードに入った除雪機もまったくの手持無沙汰、軒下で居眠りしてるしな。

 冬場のお勤め、除雪がないとなると、よっしゃまるまる一日もらったぜ。で、だらだらと過ごしているんだが、ただこれだけはサボれないのが薪運びだ。ストーブに放り込む1日分の薪を室内に運び込む。運搬用のバッグに、って言ったってもうただの手つきの布になり果てているが、ぎっちり詰めて3~4回運び込む。ストーブ横に設置したラック山盛り1杯でほぼ一日分だ。これも少ない、この暖かさだからな。

 北側の軒先から居間までの4往復、時間にして5分弱。さらにもう一仕事、風呂用の薪の割り方をする。我が家の風呂は灯油と薪の兼用釜だ。15分ほど灯油で温め、仕上げは薪。この組み合わせが、煤も溜まりにくく、灯油も節約でき、時間もほぼほぼで、しかも心地よい風呂が楽しめる。この風呂釜に突っ込む薪は、ストーブ用のどっしりぶっとい薪じゃ火が回らない。火室も小さく保温効果も低いから、小割にした薪に一気に点火してガンガン焚きつけないと風呂は温まらないのだ。

 薪置き場から、割れ易そうで、火の回りも早そうなものを選んで、土間に運び込む。それを薪割台に立てて、斧にてスパッスパッと割って行くのだが、ここの出番はハクスバーナのハンマー兼用の重たい奴だ。切れ味としちゃグレンシュホッシュの方が上なんだが、グレンちゃんは大きく振りかぶっての一撃で有効なんだ。狭い土間にゃ向かんのよ。ハクスバーナの3キロ斧なら、持ち上げて上から落とすだけで、薪は斧の自重で割れる。刃を真上に差し上げあとは斧にお任せってことだ。上げ方も垂直に上げれば、それほど力を必要としない。振り下ろす、叩きつける力が不要ってこと。朝のお仕事としては、丁度良い強度だ。10本程度準備してやれば、一夜の追い炊きには十分。さらに数本余分に割って、こっちは、翌朝のストーブ炊きつけ用だ。よかったな、ハクスバーナ!レギュラーポジション掴めて。

 よしっ終わった。わずかに3分!合わせて10分弱!さぁて、この後、何をしようか?って決まってるだろ。ブログ書いて、次期台本のために資料読みだぜ。うん、ありがたいような、押し付けられてるような。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目標?って言うより責め苦?かな

2020-01-17 09:03:38 | ランニング

 正月を機に心入れ替えた、なんてこたぁ全然ない。例年通りのぐうたら生活だ。雪なくて除雪の手間がない分、怠け度は上がっている。日々の仕事と言えば、ストーブ用に薪を運び込むことと、風呂用に小割りにすることくらいだ。あとは、椅子に座ったまま、ネットチェックして本読んで、居眠りして・・・。耄碌ジジイめ!

 唯一、心入れ替えたって言うか、前のめりになってるのが、ジム通い。これだけは律義だなぁ。休むのは週一日だけ、ジムの定休日のみだ。ZUMBAの一日を含め、なかなか過激に走っている。10キロ走2日やって間に軽く7キロを入れてまた10キロ2日。信じられないぜ。マシーン10キロきついぃぃぃ!って泣き入れてた奴がだぜ。今じゃ、楽々、いやそれは言い過ぎだが、へばることなく走り通せる。その後の疲れもほとんどなし。慣れってことだよなぁ。頭や体が10キロに馴染んじまったってことだ。

 最低でも7キロ走るぞ!って決めたのがよかった。到達目標の7キロに達すると、なんじゃあと3キロかぁ、行っちゃえ、行っちゃえ、走っちゃえ!で、10キロめでたく完走、って具合。この調子ならジムラン15キロなんての夢じゃないよな。ただ、そうなると2時間近くトレッドミルを独占、これはちょっと内心の公徳心?ってやつが足引っ張りするけどね。

 休まない理由の一つに、夜中のトイレ防止ってこともある。運動すると、朝まで熟睡、間違いなし。これは魅力的だ。寒中、暖かい寝床から這い出してのトイレ通い、うんざりだ。だから、軽く走るだけでもいいから行かないとね。

 これだけ熱心に走れてる理由、そりゃやっぱ、4月のかすみがうらフルマラソンだぜ。

 なんだかんだ悩んだ末に、ええいっ、やっぱり春だってフルだぜ!でエントリーした。これが効いてる。数年前なら、冬場適当にサボったとしても、春先ちょちょいと走れば、なんとか5時間切り可能だった。が、今じゃ、完走できるのか???って不安の方が大きい。あの長く辛い孤独なランニングが恐ろしい。足攣って、激痛に耐えつつ歩く苦痛と屈辱!

 あの悪夢を追い払うためには、これはもう、走るっきゃない!じゃないか。温暖化で融けだす氷のように、日々老化の進行で、筋肉は容赦なく溶けて行く。トレーニングを休めば元に戻る、そんな、そんな甘っちょろいもんじゃない。1週間怠ければ、数カ月分衰えが進む。

 目標立てて良かったね、って、いやそれどころじゃないから。目標に向かって励む、なんて明るい今日も明日もまるでない。迫りくる体力減衰に煽りに煽られて、切羽詰まってランニングする。止まれば刺激電流流ビビッ!実験室のハツカネズミそのものだぜ。

 どうにか3週間近く続いている、追われせまられるランニング10キロだが、満足や達成感ってやつも確実について来る。走力の充実も太ももの筋肉に実感できる。そう、ジジイだってまだまだ行ける!さっ、4月フルまで3カ月!まずは、この冬場、ジムランで頑張ろうぜ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする