ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ウジ虫?大丈夫、ボカシ切り返し2回目!

2021-11-25 10:56:37 | 農業

 最初の切り返しから10日、そろそろ2回目切り返そうか。

 水分もちょうどよかったようで、積んで1週間目には表面を糸状菌が覆い、中も微生物の増殖が進んでほんわか湯気が上がり暖かかった。よしよし、上手く行ってるぞ、この先、何度かの切り返しを忘れないようにしなくちゃな。

 ハウスも小屋もすべて冬支度完了で、ついそちらに行く機会が少ないから、しまった2週間以上切り返してない!なんて、よくあるんだよ。特に雪に降り込められちまうと、つい億劫で、気づいた時には発酵下火になって、温度下がってる、なんてことも多いんだ。

 しかし、今年は冬前に積めたからね、常にボカシに意識が回ってる。いいよ、いいことだ。

 ビニールを剥ぐってみる。ありゃ、表面に数匹のウジ虫発見!まぁな、暖かいからなぁ、まだ、家の中じゃハエが飛び回ってるくらいだもの、ボカシなんて最高の御馳走だから、ハエたちにとっちゃ。水分多いと卵産み付けられやすいんだ。ほら、発酵で上がってきた水蒸気がビニールで遮られて湿り気多過ぎの個所を作ったんだ。

 なぁに、心配するこたぁないぜ。一緒にひっくり返してかき混ぜてやりゃいいのさ。中心部は50℃以上の発酵熱だから、卵やウジも生きてられない。発酵熱が収まって来たとしても、いよいよ本格冬仕様!寒さで死に絶えるしかないんだ。丁寧に上下、周囲をかき混ぜて、塊は手でほぐす。

 去年も、いや、今年の春先だが、破れ小屋から雨が吹き込んでて、一部ぐちょぐちょに濡れてそこにウジが発生した。神さんは大騒ぎしたけど、使用の際には篩ったり、土や燻炭と混ぜたりしたら、まったく問題なかった。

 まして、冬前だぜ。まして、完全修復した旧鶏舎内だぜ。

 しっかり切り返しを重ねて、発酵を進めれば、ウジが生き延びる環境はなくなるさ。

 まだ、11月。雪が積もるまでには半月はあるだろう、その間、2、3回は切り返せる。5回もこまめに手を入れてやれば、豊かな土のようなボカシ肥料の完成だぜぇ!

 良いボカシが良い苗を育てる。健康な苗が立派なイネに育つ。まずは、来年の米つくり、しっかりと一歩を踏み出せたってことだ。

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漬物第一弾は赤カブだ!

2021-11-24 11:45:18 | 食べ物

 どうも食卓が寂しいぜ。特に朝食だ。

 我が家の朝食は、徹底的に手抜き、ごはんと味噌汁、ごはんは前日の残りを握って、上にたっぷりチーズをのせた焼おにぎりだ。それと一品、カボチャやカブの煮物とか。その副菜一皿、ちょっとマンネリだなぁ。やっぱり漬物がなくっちゃ。暖かいとは言っても、冬に入ったわけだし、ここはやっぱり漬物つくり始めなくっちゃ。

 まず、すぐ食べられる手ごろな漬物って言ったら、赤カブの甘酢漬けだろうな。洗って乱切りしたカブを甘酢に漬け込むだけだ。しっかり味がしみ込んでなくたって、生食感覚でも食べられるから、朝漬けて夕食には間に合う。いいぜぇ、これだな。

 今年はいつも播いてる山形の赤カブでなく、飛騨の赤カブってのを作ってみた。うーん、すげえ立派!なのは葉っぱや茎、カブの方は、大小まちまちでちょっと残念。しかも色が薄い。こりゃきれいな赤カブ漬けにゃならんだろうな。まぁ、育てた以上、今年はこれで我慢するしかない。それこそ自己責任だ。

 期待できねぇなぁと思いつつ、漬け上がったカブ、思いの外に、美しいじゃないか。

 ほのかなピンクに漬かりとても上品な一品なった。歯ごたえもシャキシャキと心地よい噛み応え、これも悪くない。も一つ辛みが不足してるのが物足りないが、これはこれ、食卓の賑わいを担ってくれそうだ。悪口言ったりしてごめん。大切に食べて行くよ。小ぶりの奴だって、丸ごととか半割で漬ければ、見た目の楽しさもある。まっ、思い込みに振り回されないことだな、何事によらず。

 さっ、次の漬物出番は、そりゃやっぱり白菜キムチだろうな。豊かな冬食卓がもうすぐ始まるぜぇ。

 

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あぁ、誕生日だったんだぁ!

2021-11-23 11:13:37 | 暮らし

 あれれ、なんかフェースブックのお知らせ通知、多いぞ。あぁ、誕生日のお祝いメッセージだ。そうかぁ、誕生日だったんだぁ。

 この場を借りて、ありがとう!と言っておこう。

 いいのか?そんな無精なことして、一人一人お礼の言葉返さなくっても。って、ためらう気持ちはある。が、どうも、素直に感謝の気持ちをあらわす気にならないんだなぁ。ごめん!

 当人自身、誕生日ってものをほとんど忘れてるんでね。実際、今回もフェースブックでメッセージもらって、初めて気づいたくらいだもの。で、改めて、えー、確か、1947年生まれだから、今年は2021年で、そうか74歳になったんだ、って確認するほどだから。

 誕生日ってやつにあまりいい思い出はないし、この世に生まれたってことにも取り立てて感謝の気持ちはない。別に、今はやりの親ガチャなんてこと言い出すつもりはないし、それほど鬼親だったわけでもない。まっ、そこそこの下くらいには頑張ってくれた。そんなもんだろ親子なんて、って気持ちが強い。だから、家族の情愛、なんてのを動かしがたい真理みたいに押し出したドラマとかはとても苦手だ。いろいろなのさ、親子の間なんて。勝手に絶対愛を押し付けるなよ。

 何かを記念して、とか、祝って、っていう世間のしきたりも苦手だ。結婚式とか子どもの誕生なんてことにも、ちょい引いてしまう。ああ、葬式ってのも、やれやれって感じだ。死者は心の中に生きればよい。ありきたりの日々を坦々と送って、時至れば消えて行く、それでいい。

 いや、違うな。特別な日、てのは確かにある。劇団の公演とか、台本書き上げたとか、米の収穫終わった、とか。自分なりに努力した成果とかは、それなりの感動はあって、それは大切にしたい。決まり事に疑いなく乗って行く、って生き方が好きじゃないってことだ。

 つまり、へそ曲がり!

 そんなひねくれた感覚で幸せにゃなれないよ、って、そうなぁ、幸せかどうかで人生判断したことないしなぁ。

 と、まぁ、こんな風に生きてるジジイもいるってこと、知ったら少しは気が楽になる人もいるかな。いや、なんか嫌みに感じる人の方が多いだろうな。

 だったら、書かなきゃいいのに、無神経だろ。ってことも平気で書いてしまえるのが、74歳ってことなんだぜ。

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飲み会はパス!ってことで

2021-11-22 10:14:17 | 地域文化

 勘弁してくれよ!公民館長の研修会、ったって、狙いはその後の懇親会=飲み会だろ。やれやれ、コロナで地域の飲み会、軒並み中止、こりゃいい具合だぜ、って喜んでたのに、感染者落ち着いてきたらさっそく飲み会開催だってよ。

 役場職員、講師に引っ張り出して、出前講座で勉強します、とかって形作って40分、終わればさっそく飲み会だ。待ってました!って好きなんだねぇ、膝突き合わせての一杯が。飲み会大嫌いのこっちとしちゃ、さっさと退散、その足で真っ直ぐジムに駆けつけた。どっちだよ、健康的なのは。そうそう、講座のテーマ「介護保険制度」元気な高齢者でいてもらうために、ってんだから、どう見たって、こっちの飲み会逃亡、ジム直行の方が趣旨に合ってるよな。

 どうも飲み会ってやつは嫌いなんだ。酒飲みが嫌いってことじゃないぜ。酒は毎晩飲む。が、大人数でわいわい盛り上がる飲み方が苦手、出来れば出たくない。現役時代の職場の飲み会だって、仕方ねえ、我慢だ我慢!でじっと座ったまんま。お酌に立つなんてするもんかい、酌しに来てくれたって、二言三言気まずいやりとり。空気は俺の周りでじっとり停滞するばかり。一人、浮いたまま、いや沈んだままで耐え忍ぶ2時間。よしっ、お開きの手打ちだぜ、やれやれ囚われの時間は終わったと、さばさばと会場を後にしたものさ。

 酒飲みながらの調子合せの会話が嫌いなんだ。相手に合わせて話題をひろって来るての、苦手、その気にならない。お追従、おべんちゃらは言えないし、心底感心してても目の前で褒めるのは気恥ずかしい。と、なると、共通の話題がない。興味関心やものの考え方が世の常識からかなり隔たってるんでね。真剣に意見ぶつけ合う気はないんだが、話し出せば、つい理屈っぽくマジになる。たまらんよな、楽しく飲んでる人たちにしたら。あいつの近くにゃ寄り付くまい、酒がまずくなる、となる。当然!こっちも飲んでたって酔っちゃいない、頭のどこかで観察してるんだ、嫌な奴だって思われて、これまた当然!友達できないよ!そうそう。

 飲んで舞い上がってる人たちの心の軽やかさについて行く気はないんだ。日頃考えたり感じたりしてることしか、口に出す気がない。誰が、芝居とか農業とかマラソンの話し聞きたいって言うのさ。なぁに、無理して話し合わせてくれるこたぁないぜ。あんたはあんた、俺は俺、お互い勝手にやろうぜ!ようするに自分本位の偏屈野郎ってことさ。

 人生も最終章、後期高齢者に王手、遜ピン(偏屈の米沢弁)にもますます磨きがかかって来た。気乗りしない飲み会にゃ出ない!家で一人呑みが一番。って大手を振って拒否できるようになった。そうさ、残りの時間も少ないんだ、気兼ねや気遣いしてる場合かよ。好きなことをやる、無駄と思うことからは身を引く。そう割り切って生きなくっちゃな。

 と、決断したものの、次回二月の公民館長研修会兼飲み会は、当番館だってよ、まいったなぁ、勘弁してくれよ。

 

 

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思い切りが大事だぜぇ!

2021-11-21 10:58:27 | 暮らし

 あと10日、あと1週間、雪が降るまで、せめて初雪予報が出るまで。

 すでにあらかた終わってる雪囲い、残るは北東角の2間のみ。なんで残してんだい?って、ここ囲っちまったら、便所の汲み取りできないからだよ。ちょうど汲み取り口の真上がこの一角なんだ。

 うじうじ、ぐずぐず、ためらってるのは、少しでも汲み取りを遅らせて、便槽タンクを最大容量にした状態で冬を迎えたいからなんだ。雪降りが始まれば、ここはもう圧倒的な雪だまり、屋根の庇まで届きそうな降雪と落雪、とてもじゃないが、掘り返すなんて無理、無理、無理ぃぃぃぃ!積もったが最後、4月末の雪解けまで我慢の便槽となる。なんと、5カ月!だぜぇ。夫婦二人分の糞尿でタンクはほぼ満杯になるのさ。

 なっ、少しでも汲み取り遅くしたい理由、わかるだろ。

 耐えに耐え、我慢に我慢を重ねて(大袈裟な表現・注意!)ここまで汲み取りと雪囲い先送りしてきたが、なんかもう、この中途半端に耐えられなくっちまった。すでに終わった囲いの完成度の高さ?を目にするたびに、この続きもすべて終わらせたい、冬支度完成だぜぇ!って叫びたい。

 もういい、やっちまえ、汲み取り&雪囲い。

 春に積んだもみ殻堆肥は、すでにタマネギ、ニンニク、ラッキョウの畑にばら撒いたので、積み場所は空いている。ご近所さんが運んでくれたもみ殻、2度も燻炭焼きしたけど、まだたっぷり残ってる。これを1輪車の往復で運び入れ、そこに米ぬかと有機肥料を混ぜてから、柄杓で糞尿を汲み出しては散布して行く。ひたすら我慢の腰の屈伸作業だ。何杯汲んだ?知るか、そんなもん。

 ほぼ半分は汲み出したと感じたら、またもみ殻を運び入れて繰り返す。最後に少量のもみ殻で表面を覆って、ビニールを掛けて終了だ、ゆうに2時間!頑張ったなぁ。

 こっち終われば、雪囲いは楽なもんさ。すでに必要な丸太もそっべも運んである。2間に4本の丸太は多過ぎるが、なんたってここは我が家の豪雪地帯なんだ、頑丈に備えねば、丸太だってへし折られる。汲み取り口の隣にはプロパンガスのボンベも置いてある。冬場一度、ガス屋さんが交換にやってくるから、ボンベとその交換通路が雪で埋もれぬよう、囲い板も工夫した。

 雪道にはほど遠いが、少なくとも掘り返してたどり着く、なんて苦行を強いることはないだろう。

 そうだ、お隣の公民館も雪囲いしちまおうか。

 以前は公民館役員数人で取り組んでいたが、ここ数年、一人でさっさと済ませることにしている。勝手知った人間が無駄なく動いた方がずっと効率的だからだ。囲い板の寸法違いが6種類、春の囲い外しの際に、わかりやすく整理して積んであるんだぜ、あれこれ迷うことがない。必要最小限の動作、最小所要時間で6か所のガラス窓すべて囲った。

 よぉぉぉし、これで雪囲いはすべて完了だぜぇ!さっ、どうぞ、冬将軍お待ちしてますぜ。あっ、別に来なくてもいいけど。

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