自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

WBC世界覇者!侍JAPANとヨギの共通性?

2023年03月22日 | 健康と”悟り”・スピリチュアリズム

ヨギは宗教家ではありません・・・ 2023年3月20日

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タイトルがヨギのお話から離れてます。

でも、ヨギ道と、WBC日本代表侍JAPAN

一人ひとりの、野球道と重ね合わせて、感慨深いものがあります。

さて、私はヨギに憧れてます。

’憧れる’というより、ヨギのような境地な達することが

人生修行の目的です。

といっても、世捨て人になる~こととは違います。

市井の平凡人として生きながら、

”ヨギ”の境地に近づくことは可能だと思うからです。

(たった今、大谷選手が大活躍して史上初の日米決勝戦を

制しました。

最終回を、投げている大谷選手の一球一球に魂を込める姿

と、その集中力とぶれない精神性、チームの統合力と

平和的な人格を見て、まさに、ヨギのような存在だと

つくづく感じ入り

ました。

 

ヨギは、”求道者”と重なります。

ヨギの特徴は共通しています。

それは、”規制宗教の組織には馴染めないということです。

その一番の理由はこうでしょう。

ヨギは、自分自身が崇高なる“神性”を持っていることを自覚

して、それを掘り下げて行きます。

目標は自分の外にあるのではなく、自分の内にあるのです。

しかし、既成宗教では、開祖の説く教義と戒律や儀式と

修行方法などが画一化されています。

もう一つの理由は、ヨギの求める真理は、”エカムサット”と

言われる、”多種多様の中に、一つなるものを見出す”ことです。

多種多様の中にある、”一”なる存在を知るという意味です。

ヨギは、すべての組織宗教に共通した真理を、見出すことが

できます。

とすると、仏寺で、聖書紐解く修行僧はおらず、

イスラム教のモスクで、座禅を組むことは、あり得ない

でしょう。

が、ヨギはそれを可能にします。

何故なら、すべての宗教の中に流れる、不変の真実と真理

こそヨギが求めるものだからです。

 

日本で、即身成仏した高層がいたように、インドでは、

ヨギが、それを可能にしています。

自分の死期を、事前に弟子たちに予告して、その通りに、

あの世に移行したヨガのマスターたちを私は、知っています。

 

即身成仏を、サンスクリット語では、サマーディと呼んでいます。

瞑想をしながら、ヨギの呼吸を使い自分のアイデンティティを

持った意識ある魂を、脱皮する蝶のように、これまで使って

いた肉体から分離させるのです。

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こうした瞑想の極意があります。

バカヴァッドギータには のようにその基本方法が、

書かれています。

クリシュナ神の言葉です

 

”吸う息を吐く息に提供し、吐く息を吸う息に提供する

ことでヨギは息の中和をはかる。

そうすることで、心臓から生命の気、プラーナ

を放出し、生命力を自己の支配下に置く”(*1) 

さらに、

”最も高い目標を置いて、眼を眉間の一点の固定せよ。

鼻孔と肺を通過するプラーナとアパ―ナの均衡を保ち

交互の流れを抑止せよ。

しかして、外界の刺激を絶ち、感覚と理性の働きを制せば、

エゴと恐怖、怒りを追放できる。

瞑想の達人は、こうして永遠の解脱を得る”(*2) 

 

この意味は、究極のヨギは呼吸の回数を限りなく少なく

抑え、心拍数を少なくして、呼吸時に消費されるプラーナ

余らせ、体内に貯めていきます。

この、’余剰のプラーナ’こそ、より強い生命力を獲得できる

エネルギーです。

それによって、体内の老廃を阻止したり自然治癒力を

高めているわけです。

アパ―ナとプラーナ”を均衡に保つという意味は、

生命力の余剰分で老廃物を体外に,捨てる働きを調整して、

生命力を浪費せず、バランスを保っていくという意味です。

 

最後に、大谷選手がインタヴィーで、このアジアJAPAN

の優勝をばねにして、韓国他の、アジアティームの

さらなる活躍と、野球を愛する人たちが増える

ことを期待すると応えてました。

こうした、言葉からも、多角的視野のバランスある観方と、

日本だけにとどまらない、世界に対する彼の協調的精神性

を垣間見れて、それこそ、ヨギ的ともいえるかも・・

と思いました。

 

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*1) バカヴァッド・ギータ 

4章 29節

*2) 同上5章27~28節

 

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コメント
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