最終尾 の タ ラ サ ヤ ワ の解読 2025/1/03
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前回の続きですが、
もう一度、この歌の、最後の最後をご覧ください。
タ ラ サ ヤ ワ
そして ホツマ文字のそれぞれを、ご覧ください。
エネルギーの方向性と性質を表す、縦線と横線です。
タ と ラ の秀真文字(ほつまもじ)にご注目。
タ は 〇にY
ラ は 〇にYの逆さまが入っています。
タは天の陰陽のエネルギーが下り、地上で一つに
なり物を生成された象徴
ラ は反対に 地上の 陰陽のエネルギーが
天に上り、一つになった象徴。
この二つをもって、事象の完成、すべからく
”善きかな”の陰陽あわせもち、一つに統一され
調和された世界が表されます。
その昔、垂乳根(たらちね)という言葉が
ありました。
この たら は、 もともとは、タとラの
天地を潤す育成の力、を言霊として含んで
いるのでしょう。
ホツマツタヱ でも た の 大本は
ら の言霊であることを明記しています。
さて、最後の
このパラグラフは、ホツマツタエでは、
天照大神の母君、イザナミ尊が、読まれました。
前半は、夫君 イザナギ尊の うた、それに続き
読まれたとされています。
まさに、陽 と 陰 つまり、男性性と女性性の
融合で生まれた 神歌です
五七 の和歌のしらべも、こうして、神代の時代から
確立されていました
さて、話を戻すと、
この行(くだり)は
し い た ら さ や わ
と最後まで締めくくられています。
先ほど述べたように、
た と ら の言霊、が、天地一体、二元性
や三元性 の事象を、一つ、〇 の中に
治め、
さ ・・・ これは、〇に ━ が入った
形ですが、
宇宙の平穏 が それに続きます。
次の、や の秀真文字は・・〇 と ━ と | が
組み合わさって できています。
これは、宇宙の平穏の満ちた状態から
生長のエネルギーが | として生まれたことがわかり、
最後の、わ に続きます。
わ は □ の 土地(地球次元の世界)の中心に
・ (神)が 座しているエネルギー字です。
こうして、宇宙生成から始まり、地上での安泰
を表した、この歌の完結となります。
そして、また、ア 〇 に ・ の象徴的
エネルギー文字から
このうたは 始まり、新たに、第二の創造が
始まり、そのサイクルは、永遠に変わることが
ないように思えます。
新しい年にあたり、この歌を、今朝、言霊
を感じながら 唱え、
日本の 世界の、 平和と、貧困 飢え 戦争
自然災害で、苦しんでいる人々に
せめて 心の安穏 を 一日も早く、
取り戻されますように、祈ります。