自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

インド人とヨギVCR点実験と経絡

2014年04月02日 | 健康のための心の波動

チャクラと経絡の関係…2014・4・2

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先回のブログで詳細にお伝えした、刺激と心身への変化の実験に

関して、日時経過による変化が 刺激の効果をどう変えるかという

ところでもう少し 詳しくお話しさせていただきたい。

 

春から夏に変わる季節の変わり目、この変化に対し

普通人は相応の値の変化を見せた。

ところが、霊能者グループには、この変化があまりないという

結果が出たという。

自律神経作用でも脳活動でも季節の違いが霊能力者には

ないということは、どういうことだろう?

12月から1月にかけてインドの大学でヨギと称する

霊能力者と学生たちに 精神生理学的検査を行った。(*1)

すると、インドの学生たちは日本人が冬に示す冬型パターン

をGSR,VCR,呼吸などの検査で示したという。

ところが、インド留学中のアメリカと日本の学生たちは

自国で示す夏型のパターンを示した。

さらに、ヨギ(霊能力者)は夏型でも冬型でもない

霊能力者特有のパターンを示した。

 

このことが何を示しているのだろう?

普通人といえる、学生たちは それぞれ自国の或る気候

に応じた特有の自律神経機能のパターンを示したわけで、

自律神経機能は気候によって、変化を生じることが

わかった。

これに対して、霊能力者は、気候の変化にかかわらず、

常に霊能力者特有の自立神経機能のパターンを示すという

対比だった。

自律神経機能が普通人と異なるほど、活性化して

そのふり幅が広くなっているということは

このチャクラの開発によるところが大きいとされる。

普通人にとって、肉体と精神(心)が意識の範疇に

あるとするなら、ヨギにとってはもう一つ超感覚的

意識によって、捉える組織の中枢、チャクラへの

認識がある。

チャクラとは何かといえば、気~アートマ~大生命力

を宇宙から享受して、そのエネルギーを心身に還元

させるための気の変換地点といえるだろう。

脊髄、神経系、脈管系 を通じて、身体の隅々に

そのエネルギーは供給される。

そのチャクラは通り道のジャンクションポイントであるなら、

その還元されたエネルギーを身体機能各部に

届ける道を、ナディ と呼ぶ。

チャクラのエネルギーを 気 とあえて漢字で示したが

東洋医学でいうところの経路や経穴(けいけつ)、

そこに流れる気血(きけつ)を体系的に医療として

完成させたものが、鍼灸医学の根源でもあるからだ。

経路とは、チャクラやナディのように、生命力(prana)

が流れる伝導系であることは間違いない。

たとえば、経路では、第8胸椎に相当する場所のチャクラ

f腹部のチャクラ[マニプラチャクラ]で気を受け入れて始まる。

鎖骨下部上方にある第一胸椎あたりの、心臓チャクラ

(アナハタチャクラ)を過ぎて、肺に行く。

そこから、手の太陰肺経に流れ、指の末端で陽明大腸経に

続く。 さらに手の御陽明大腸経は、腕を上って、

大椎~欠盆~肺~大腸に属して、支脈は 欠盆~頬(ほほ)

~下歯~人中~鼻傍を通って、足の陽明胃経に交わる。

以上、簡単だが、各経路が足、手、頭部、胸、腹部で

互いに連絡して、最後に第12経路の足の蕨陰肝経に

到達して、その支脈が第一経路である、手の太陰肺経

に繋がり経路の路線が一巡する。

 こうした説明をしたのは次の意義がある。

それは、経路とチャクラはそれぞれ関係しているという

ことであり、経路はヨガの7つのチャクラのうち、

4つのチャクラを 重要な経穴(けいけつ)として

通っているということだ。

たとえば、12経路の一つである、三焦経と

呼ばれる経路がある。 

三焦(さんしょう)とは三種類の大切な生命力をさすが、

それぞれが、アナハタチャクラ(前述)、マニプラチャクラ(前述)

とスワディスタナチャクラ(脳天のチャクラ、大脳皮質にある)を

通っている。

チャクラの大雑把なな説明に終わってしまったが

ここに出てこない残る4つのチャクラは以下である。

Muladhara chakura ~ 第一チャクラ ~ 尾骨部分

Vishuddha chakura ~ 喉のチャクラ ~ 第三頸椎

Ajuna Chakra ~ 眉間のチャクラ ~ 間脳下垂体

 

これらのチャクラ、ナディ、経路などは それぞれ間接的に

密接につながり、特定の神経叢、特に自立神経、内臓器

などと密接な関係にあることは、古来からの臨床的体験

あるいは、近代的研究によっても明らかにされているところ

である。

ヨギがそれぞれのチャクラを目覚めさすという表現

その要点を開いていくのにはここに意義があると思う。

それぞれのチャクラがそれぞれの臓器や神経叢、

などとの関連があるために、そのチャクラを開くことに

よって、自立神経の内でも、副交感神経を優位に

反応させるという目的があるようだ。

チャクラに目覚めるということは、チャクラに対応する

臓器機能が、常人よりその支配自律神経の活動幅を

大きくさせることができるということでもある。

アナハタチャクラは 心臓に対応、マニプラチャクラは

胃に、スワディスタナチャクラは腎臓に、あるいは

泌尿生殖器に、ヴシュダチャクラは呼吸器系

などに、対応していると考えられている。

 

最後に こうした気のルートは生命力の路で

あり、この生命力の路は、東洋的医術と

西洋医学の大きな相違点になっていることは

皆様もすでにご承知だと思う。

端的に言えば、西洋医学は死体の解剖学から

始まり、生命力(気)の観念が当初より

ないということだ。

解剖学として、内臓器や脈管、神経などの

構造や作用を研究することにかけては発達を

遂げているが、生命の流れということに関しては

無智である。

TVセットを組み立てても、電源がオフでは

動かない。

人間にとっての電源は、エネルギーであり食物や

酸素にあたるという人がいるが、生きている体

でなければ、どんなに栄養の高い食べ物を口

に押し込んでも意味がない。

つまり、生きていること~これはどういうことなのか?

それが これまで見てきた 気の流れ が循環して

生命力として身体隅々まで行き届き、心身ともに

活力を与える源 つまり、プラーナの存在を活用

している状態といえるだろう。

気 について、人間の生命力の不可思議さについて、

さらに解明が進んで東洋医学と西洋医学が

歩み寄ることが 理想なのかもしれない。

 

 

 

 

  参考: ”宗教と医学”~Psi エネルギー(気・プラーナ)の生理学  

昭和55年4月 本山 博 著  宗教心理学研究出版部

 

 

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