自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

ヒマラヤのババジとの不思議な遭遇

2014年04月05日 | 健康と”悟り”・スピリチュアリズム

不死身ババジへの思い入れ  2014年 4月 5日

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今回はヒマラヤの麓へいく機会を失うかもしれない。

家の雑事でどうしても、デリーを離れられないからだ。

ベディ夫人のセラピーも行われ、訪問者もありで、

もう残すところ数日のインド滞在となる。

 

さて、ヒマラヤの麓、ヒンズー教の聖地、ガンジス河の

上流に拡がる地域ハリドワールは、バラナシと並んで、

修行者の集まる場所 となっている。

バラナシのガンジス河にラヒリ・マハサヤ師の修行所が

かつてあった。

筆者は 以前、ヨギのシュリユクテスワジのグル、ラヒリ

マハサヤ師のエピソードを何度かブログで取り上げた。

マハサヤ師は写真嫌いで、何度も取られるチャンスがあった

のだがそのたびに幽体化して、肉体を隠すので写真に写らず、

撮影者を困らせた。

 

 

マハサヤ師は ヒマラヤの不死身の大師 

ババジの直弟子でもあった。

ババジの写真はないが、ヨガナンダ師の本に、ヨガナンダ

師が実際、生涯に数度遭遇したババジのお顔を想いだし

ながら専門家に書かせたものが掲載されていた。

 

 

 

実は、筆者は ババジに関して、数年前に不思議な

体験をしている。オカルト体験というと、惹かれる

読者と、引く読者に分かれるだろう。

胡散臭いと思われる方には、興味本位で読むくらいが

適当だと思う。

敢えて、その話を デリーの地にいて、お話しさせて

戴こうと思う。

 

3年以上前にさかのぼる。

鶴川の家で ある霊能者をセラピーしているときのこと・・・

その霊能者をRさんと呼ぶ。

Rさんは霊媒的体質でもあったが、真理にも深く通じて

いて、これまでにも多くの人を癒し、助言を与えてきて

いた。

 

筆者のところに来られたのは、10年前にある方との

出会いがあり、それ以来、その霊力を封じ込められて

しまい元の霊視、霊能力を取り戻すことに主眼が

あった。アートマセラピーを通じ、自己のアートマ

と結びつくことでそれらの眼に見えない、封じは解かれ

少しずつ以前のRさんの感覚が戻ってきたとあるある日

のこと。

 

セラピー後、筆者はヒマラヤのババジの話をして、

ババジを呼んでみようということになった。

Rさんは ヨガナンダ師の本を読んだことも無く、

ババジを知る由がなかった。

勿論、その似顔絵を見たこともなかった。

 

筆者の提案の背景には、すでに、セラピーの時、

高山でしか体験できないような、オゾンに満ちた

冷たい冷気を感じていたから、もしかしたら、ババジ

が来ているのかも・・

という直観があった。

筆者は ヨガナンダ師が創立したアメリカの協会から

正式に今年”クリヤ・ヨガを伝授される”資格を、

いただくことができた。

今年の11月、東京でその伝授式が行われるだろう。

クリヤ・ヨガは、ヒマラヤのババジが 印度では、

すでに何千年も前から、真摯に真理を求めるヨギに

伝授され継承されていたもの愛弟子、ラヒリマハサヤ

師に授けた。

 

マハサヤ師のたっての願いを聞き入れて 師の代から、

同師が選択した直弟子に公開が許され、クリシュナ神が 

ギータの中で述べている瞑想法は、ババジから愛弟子

マハサヤ師、その愛弟子、ユクテスワ師そしてそのまた

愛弟子、ヨガナンダ師に受け継がれているのである。

 

しばし瞑想して 集中していると、筆者の前に座っていた

Rさんが突然、”怖い”と叫んだ。

そして、自分の眼を両手で隠した。

その不自然な態度の理由を後から聞いたところに

よると、ババジが筆者の後ろに現れ、筆者の体に

吸い込まれるように消えてしまったところを目撃した

からだという。

 

Rさんは、これまで、多くの 亡くなった人達の亡霊や

アストラル体は見たことがあるが、実際 生きている人、

しかも、千年以上の高齢と言われる大師が目の前に

現れて、すっかり仰天して、怖くなったという。

その大師の風貌は、・・

背の高さが170cmぐらい、髪の毛が柔らかく肩まで

届いていて、色は白く、眼の眼光するどくも、優しい

眼差しだった。思わず、見るに堪えかねるほどの恐怖心

が先だってRさんは眼を覆い隠してうつむいてしまった

ので、詳細を、観察する事もできなかった。

彼女はうつむきながら、怖いと呟いて、すすり泣いて

いたのだ。

 

想いだしてみれば、

それまで何度か、アートマセラピー中、このような大師

の空気に包まれることがあった。

自衛隊に勤めていた、A子さんは、こうした冷たく、

マイナスイオンに満ちた空気を察知して

”まるでヒマラヤにいるみたいですね”と 冗談ぽく語り 

感慨深く、その霊気を施術中、感じていたようだったが、

冗談ではなかったのかもしれない。

 

バンコクで ムーさんをセラピーしたときは、

35度前後の部屋に19度設定でACをいれたもの

の、途中で寒い寒いと震え始め、結局冷房を

止めたこともあった。

保険会社に勤めていたBさんは ”体の内臓に

ドライアイスをつめられているほど、冷たく感じて

います”と セラピー中、その冷気に包まれ、感想

を漏らしていた。

 

さて、ヨガナンダ師がどのようにしてババジに

遭遇したかが著書に書かれている。

引用すると、

家のドアをノックする音が聞こえた。

戸口に出てみると、簡素な衣を身に着けた隠者の

ような若い男が立っていた。

男は家の中に入ってきた。’この人はババジに

違いない!’と私はそう思って、はっとした。

 

それは、その人がラヒり・マハサヤを若くした

ような顔をしていたからだ。彼は私の心を読み

とった。’そうだ、私はババジだ。’

ヒンディー語で答えられたその声には、美しい

旋律のような響きがあった。”

この会見でババジはヨガナンダに、アメリカに

行って、クリヤ・ヨガの福音を西洋に薦める

ように、選ばれたと語る。

 

ヨガナンダ師はその言葉を聞いて、

”私は、不死身の大師の足元に低く、ひれ伏した。

大師は床から、私を優しく抱き起してくださった。”

 

ババジはヨガナンダ師に助言と予言を与え家を

出た。追いかけようとするヨガナンダ師。

ところが私の足は床に釘づけにされたように

動かなかった。ババジはドアのところで、私に

愛情を込めた最後の眼差しをそそがれると、

祝福の手を挙げられた。”

 

この話はこの著書にエピソードとして載せられるまで

”私は今日まで、ババジとのこの対面のことは誰にも

話したことがない。

この出来事を、私のあらゆる経験の中で最も神聖な

ものと考えている私は、それをひたすら自分の胸に

秘めてきたのだ。

しかし、今この話をあえて、ここに書き入れたのは、

私がこの眼で経験した事実を語ることによって、

この自叙伝の読者諸君が、ヒマラヤ山中に身をかくし

ておられるババジの存在を、より深く信ずるように

なるであろうと考えたからである。”

と綴っている。

 

筆者もRさんによってもたらされた体験を今まで大切に

胸に秘めてきた。

しかし、何故か 今朝このお話しをご紹介させていただ

くことにした・・・

 

 

 

 


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2 コメント

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面白い話をありがとうございました。 (山川紘矢)
2019-09-20 17:40:25
2019年、8月、佐藤春雄さんと彼女のお弟子さん、そして僕たち夫婦で、バドリナートに行ってきました。
そこで、ババジから沢山のメッセージをいただきました。ババジと佐藤春雄さんは深い関係があるような気がしました。僕もババジとの関係があったために、バドリナートに呼ばれたのだと思っています。大切なメッセージをいただきババジには感謝しています。インドのことはあまり自分とは関係がないとおもっていたので、今回のインド訪問はすばらしい体験になりました。佐藤さんはインドに100回以上行っている方です。ブログを読ませていただき、なるほど、と思いました。おそらく、ババジと深いつながりがある人がいろいろ不思議な体験をするのでしょうね。
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コメントありがとうございます (須田」恭代)
2019-09-20 18:49:41
山川紘矢先生

このような古い記事を見つけてくださり、ご自身の貴重な体験のお話とともに、コメントをお寄せいただきありがとうございました。
いつか、どこかで、ババジにゆかりのある方たちとの会合が持てたら幸せです。
2019年8月ババジよりいただいたメッセージ、とても大切な心の宝物として光を放っていることと思います。確かに不思議な体験ではありますが、もしかしたら、本来の自分に還った時には、ごく、自然な体験といえるのかもしれません。そうした体験をされた方たちから発せられる、真理の輪、波動が、地球の上に大きく広がりますように。 感謝
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