天主に感謝！

アヴェ・マリア！

愛する兄弟姉妹の皆様、
　こんにちは！

　昨日の五月の東京での聖伝のミサでは、39人が聖伝のミサに与るお恵みを受けました。子どもたちは風邪でお休みしてしまいました。

　それでも新しく初めて聖伝のミサに与った愛する兄弟姉妹の皆様は三名、その他に初めて日本で聖伝のミサに与った方々は二名いらっしゃいました。

天主に感謝します!!聖母マリア様に感謝します!!

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!!

トマス小野田圭志神父（聖ピオ十世会司祭）

聖ピオ十世会 創立者 ルフェーブル大司教の伝記 18.6.3.カトリック教会を存続させる為に

カトリック教会を存続させる為に

　年々、聖ピオ十世会支部修道院の創立はさらに数を増すばかりであった。それに伴い管区や自律修道院の数々が加わった。

アメリカ【1973年夏】、
フランス【1974年2月】、
イタリア【1974年】、
ドイツ【1976年】、
スイス【1977年】、
カナダ【1977年3月】、
アルゼンチン【1977年11月27日】、
スペイン【1978年9月10日】、
ベルギー【1979年9月】、
オーストリア【1981年9月】、
オーストラリア【1982年8月】、
アイルランド【1983年夏】、
オランダ【1984年8月】、
メキシコ【1984年9月】、
南アフリカ【1984年9月】、
ポルトガル【1984年9月】、
ガボン【1986年】、
そしてインド【1986年9月3日】。

　大司教の要望に応えて、1982年7月、聖ピオ十世会の創立から12年目の終盤、つまり聖ピオ十世会会則に基づいた総長の任期終了時に開催される、聖ピオ十世会総会がエコンで開催された。総会は、創立者によりその発意と能力が注目されていたフランツ・シュミットバーガー神父という人物において、司教の“総長代理”を選出した。1983年の叙階式で、大司教は、シュミットバーガー神父に総長としての責任を委譲すること、ただしローマとの交渉の責任は自分が保持し続けることを信徒たちに公表した。

　当時の聖ピオ十世会は、４つある神学校に在学中の２０５名の神学生と【内174名は既に聖ピオ十世会の会員であった】、12カ国に散在する48軒の修道院や中等学校において働いている119名の司祭たちを擁していた。

　大司教は、自分の神学生たちに、この聖主の社会的君臨の謙遜な再奪還（reconquête）の精神をこう説明した。

「私は、皆さんに保証します。私はカトリック教会の真の精神の充満の中に自分を置こうと努力しています。もし私が、自ら行い、さらに皆さんを‐言うなれば‐自分と共に行うよう導くこの戦いの正当性に重大な疑いを持つとしたら、私は今すぐにそれを止めるでしょう。カトリック教会の善とその存続のためには、私たちが信仰において、司祭の養成において、ますます堅固さを維持する必要性があると私は確信しているからです。だからこそ、私はためらいなく続けているのです。それはカトリック教会の最高当局からの私たちに対する反対があったとしてもです。 」



【聖ピオ十世司祭兄弟会 (FSSPX) 創立者 ルフェーブル大司教 伝記 目次】
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