Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

イエズス様の十字架のいけにえを罪の償いとして聖三位一体にお捧げするなら最高のお恵みが私たちの国全体に与えられる

2021年01月20日 | お説教・霊的講話
2021年1月17日 ご公現後第2主日 

ドモルネ神父様の説教

小野田神父:愛する兄弟姉妹の皆さん、

私たちは、新しく日本に来られたドモルネ神父様の初ミサに喜びをもってあずかっています。

お説教を聞く前に……皆さんから450環のロザリオと1つの犠牲が(霊的花束として)集められています。これからも神父様を、そして司祭たちをお祈りで支えて下さい。

それでは神父様のお説教を聞きましょう。

ドモルネ神父:父と子と聖霊とのみ名によりて、アーメン。

今日、教会は、私たちをしてマリア様を、特にカナの婚姻において見させています。

これはマリア様の介入の力の強さを思い起こさせるためです。

今日はまた、ちょうどポンマンにおけるマリア様のご出現の150周年目です。

ポンマンというのはフランスの小さな寒村でした。

マリア様がお現れになった時、フランスは非常に困難な時代で、人々は絶望していました。
七名の子どもだけがマリア様を見ました。大人は見ることができませんでした。

マリア様のメッセージは次の通りです。
「子どもたちよ、お祈りしなさい。天主様はすぐにその答えをくださるでしょう。私の息子はその祈りに、み心を動かされるでしょう」
それは希望のメッセージでした。

マリア様はまた、血の色に染まった十字架を子どもたちに示しました。
これは私たちが十字架に架けられたイエズス様の生贄を聖三位一体に捧げることで、私たちの罪の償いとしなさい、との招きでした。
この御出現の効果は、その村全体を守ることでした。そればかりでなく、平和と保護が、フランス全土に与えられました。
7人の子どもたちの祈りが国を守りました。

このポンマンの御出現と日本とは深い関係があります。

1862年、ローマで、長崎の26聖人の列聖式が行われました。
この列聖に続いて、ヨーロッパでは26聖人のチャプレットという信心が広まりました。
このポンマンの住民たちは、このチャプレットを祈る習慣がありました。
ポンマンのこの御出現の最中、彼らは26聖人のチャプレットをお祈りしていました。
ご出現は1871年で、列聖の9年後でした。

天主様は、偶然、たまたま、物事を行われる方ではありません。
聖母はこのポンマンのご出現と日本を結びつけました。
私は、皆さんにぜひ、このご出現の詳しいことを読んでいただきたいと思っています。

私たちがここから得られる教訓とは、もし私たちの心に子どものような純粋さがあれば、もしもマリア様にお祈りするなら、もしもイエズス様の十字架の生贄を、罪の償いとして聖三位一体にお捧げするなら、最高のお恵みが私たちの国全体に与えられるということです。

ポンマンの聖母、我らのために祈り給え。

父と子と聖霊とのみ名によりて、アーメン。








フランシスコ教皇様は、12月8日から来年の12月8日まで1年間、『聖ヨゼフの特別聖年』という事を宣言されました。

2021年01月20日 | お説教・霊的講話
2020年12月27日(主日)御降誕の八日間中の主日

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父メッセージ

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄妹姉妹の皆様、改めて、私たちの主イエズス・キリストの御降誕おめでとうございます、お慶びを申し上げます。そして私たちの主の多くの御恵みが皆さんの元にありますように、お祈り申し上げます。

ところで皆さん、ご存知かもしれませんけれども、この前の12月8日、フランシスコ教皇様は、12月8日から来年の12月8日まで1年間、『聖ヨゼフの特別聖年』という事を宣言されました。

そして、聖ヨゼフに対するお祈りをする事によって、特別の全贖宥が得られる」とか、特別の御恵みが与えられるとされました。

これは有効な、全く正当なもので、私たちはこの機会を逃さずに、たくさんの御恵みを受けたいと思っています。

特に聖ヨゼフが、不変教会、全世界における教会の保護者として宣言されて150周年を祝うこの特別な時ですから、私たちは聖ヨゼフの名誉の為にも、特別のこう信心を行ないたいと思っています。これが私の新年の決心であると同時に、これはとても御摂理に適ったものだと思います。

なぜかというと、天主様は私たちに、色々な出来事を通じて、御自分の意思を伝えるからです。

例えば、聖家族はベトレヘムに行かれましたけれども、なぜかというとそれは、ローマ皇帝が人口調査をしたからです。ですから天主は御自分の家ではなくて、旅の途中でお生まれになりました、ベトレヘムで生まれました。預言を成就されました。

3人の東の博士は、「どこで生まれるのか」という事を、ユダヤの王に聞きに、ヘロデに聞きに行きました。ヘロデというのは当時とても残酷という事で、ローマ人でさえも知っていました。「ヘロデの子供よりも、豚の方が良い」と世界中に知られた事でした。ところで、この3人の博士たちはおそらくそういうことを知っていたにも関わらず、ヘロデの元に「どうしたら良いのですか?」と尋ねます。すると正しい情報を得ました。ヘロデには陰謀があったのですけれども、しかし博士たちは正しい情報を得ました。

私たちは、この御摂理に従って、特に聖ヨゼフの信心を行ないたいと思っています。

もう一つは、私たちはファチマの信心をよくやろうとしています。ファチマの天使の祈りや、あるいは初土の信心、あるいはロザリオの信心をたくさんやっています、今御恵みによって。

ところで、つい最近は聖ピオ十世会の総長が、ロザリオの十字軍も開始しました、「ロザリオをたくさんしなさい」と。特にミサが自由に捧げられるように、それを今やっているところですけれども、つまりこれは、私たちはファチマの信心をやっているのですけれども、ちょうどファチマの最後の御出現の時に、1917年10月13日には、太陽の奇跡が起こって、そこで聖家族が現れて、聖ヨゼフが私たちを祝福されました。

これはとても御摂理的で、私たちの今、現代にも当てはまる事だと思います。聖ヨゼフはきっと、太陽の奇跡を行ないたいと思っているのだと思います。

普遍教会において、全世界におけるカトリック教会において、聖伝の信仰、聖伝のミサ、聖伝の秘跡、聖伝の公教要理、それをもう一度復興させる為に、特別の祝福を与えたいと思っているのだと思います。

ですから皆さん、このこれから来たる1年、聖ヨゼフに対する信心をますます実践する事に致しましょう。そして良いお年を迎えて下さいますようにお祈りします。

聖ヨゼフ、我らの為に祈り給え。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。






--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

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