2021年1月17日 ご公現後第2主日
ドモルネ神父様の説教
小野田神父:愛する兄弟姉妹の皆さん、
私たちは、新しく日本に来られたドモルネ神父様の初ミサに喜びをもってあずかっています。
お説教を聞く前に……皆さんから450環のロザリオと1つの犠牲が(霊的花束として)集められています。これからも神父様を、そして司祭たちをお祈りで支えて下さい。
それでは神父様のお説教を聞きましょう。
ドモルネ神父:父と子と聖霊とのみ名によりて、アーメン。
今日、教会は、私たちをしてマリア様を、特にカナの婚姻において見させています。
これはマリア様の介入の力の強さを思い起こさせるためです。
今日はまた、ちょうどポンマンにおけるマリア様のご出現の150周年目です。
ポンマンというのはフランスの小さな寒村でした。
マリア様がお現れになった時、フランスは非常に困難な時代で、人々は絶望していました。
七名の子どもだけがマリア様を見ました。大人は見ることができませんでした。
マリア様のメッセージは次の通りです。
「子どもたちよ、お祈りしなさい。天主様はすぐにその答えをくださるでしょう。私の息子はその祈りに、み心を動かされるでしょう」
それは希望のメッセージでした。
マリア様はまた、血の色に染まった十字架を子どもたちに示しました。
これは私たちが十字架に架けられたイエズス様の生贄を聖三位一体に捧げることで、私たちの罪の償いとしなさい、との招きでした。
この御出現の効果は、その村全体を守ることでした。そればかりでなく、平和と保護が、フランス全土に与えられました。
7人の子どもたちの祈りが国を守りました。
このポンマンの御出現と日本とは深い関係があります。
1862年、ローマで、長崎の26聖人の列聖式が行われました。
この列聖に続いて、ヨーロッパでは26聖人のチャプレットという信心が広まりました。
このポンマンの住民たちは、このチャプレットを祈る習慣がありました。
ポンマンのこの御出現の最中、彼らは26聖人のチャプレットをお祈りしていました。
ご出現は1871年で、列聖の9年後でした。
天主様は、偶然、たまたま、物事を行われる方ではありません。
聖母はこのポンマンのご出現と日本を結びつけました。
私は、皆さんにぜひ、このご出現の詳しいことを読んでいただきたいと思っています。
私たちがここから得られる教訓とは、もし私たちの心に子どものような純粋さがあれば、もしもマリア様にお祈りするなら、もしもイエズス様の十字架の生贄を、罪の償いとして聖三位一体にお捧げするなら、最高のお恵みが私たちの国全体に与えられるということです。
ポンマンの聖母、我らのために祈り給え。
父と子と聖霊とのみ名によりて、アーメン。
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