2021年1月3日(主日)イエズスの至聖なる聖名の祝日
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父説教(大阪)
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
愛する兄弟の皆さん、嬉しいニュースがあります。
アジア管区長のサマーズ神父様が、遅れていた聖ピオ十世会の日本の東京の最初の修道院がオープンする事になりました。
司祭が二名常駐して、そこから日本の霊魂たちの救いの為に、イエズス・キリストの愛と御恵みを、祝福を、多くの霊魂に伝える為に、カトリック教会の教えてきた信仰をそのまま伝える、そしてミサをそのままやり続けて、秘跡をそのまま執行し、そして多くの霊魂を天国で聖人でいっぱいにする為に、修道院がオープンする事になりました。
そして一緒に働いて下さる司祭職の兄弟は、皆さんもご存知のエティエンヌ・ドモルネ神父様で、フランス人です。3週間の後には、大阪でミサをして下さるようお願いする事ができるようにと思っています。
それに伴って、この私たちの大阪の御聖堂でのミサも、少し時間の変更をしなければならなくなると思っています。この御聖堂で、金・土・主日・月とありましたけれども、それを金・土・主日、そして主日には午前中にミサをしなければならなくなると思います。そして月曜日にはミサが無くなってしまう予定ですが、皆さんのご理解をお願い致します。
また、もしも私たちが韓国や、あるいは他の国に宣教に行かなければならない時には、またその都度変更があるかもしれません。でもそれのない限り、二人でミサを続けたいと思っています。詳しい事は追って連絡致します。このニュースを是非お知りおき下さい。
新しい東京の修道院がオープンできて、そして皆さんの為に働く事ができるというのも、イエズス様の御恵みと、マリア様の御憐れみと、聖ヨゼフの取次ぎの力だと思っています。そして皆さんの寛大なご支援を感謝します。
今日、イエズス様の至聖なる聖名の祝日です。
「永遠の昔から、私たちが救われる為には、たった一つの名前しか与えられていません。」
初代教皇聖ペトロがそう断言しました。ユダヤ人たちの前にそう言いました。
「天上天下、私たちが救われる名前は、これ以外に人間には与えられていない。」
これは私たちが決めたものではなくて、永遠の天主、この全宇宙を創った創造主が、永遠の昔から永遠の未来までそう決めたものであって、その道を通らなければ、誰も主の元に、天主の元に行く事はできません。
聖パウロも同じ事を言います。
「この名前はそれほど尊いものであって、愛すべきものであって、感嘆すべきものであって、美しいものであって、天にある者も、諸聖人天使たちの大群も、また地上の者も、また地の下にある者も、地獄さえも、この聖名の前では、膝を屈めて礼拝しなければならない。それほどの威力のある、尊い名前である」と。
私たちも、この名前をいつも愛し続ける事ができますように、この名前がもしもそうであったなら、御聖体は、更に愛し続ける事ができますように、そして遂には天国で、この聖名を、諸聖人と共に、マリア様と共に讃美して、永遠に幸せであるように、お祈り致しましょう。
そしてその事が続ける事ができるように、聖ピオ十世会の修道院が日本に与えられたという事を深く感謝致します。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。