新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

太宰府とリアル三国志、そしてソフトバンク!

2019年10月10日 | 美術館&博物館
学業のお守りを頼まれていたので太宰府に行ってきました。

太宰府は海外の観光客の人気ナンバー1です。着物体験の美しい女性軍は、上手に着こなした中国からのお客さんでした。中国人にはラーメンも人気。ラーメン屋さんにも長ーい行列が。

屋根のシルエットが美しい!日本の美です。

右手の梅ノ木が、「東風吹かば・・・」の飛梅。お守りはデザインも用途も豊富になっています。

太宰府と九州国立博物館は、ここに来たらセットで巡るのが当然になっています。

今から約2千年前、魏・呉・蜀が天下をめぐってしのぎを削っていた時代。焼き物も彫刻も絵もやはり文明国、素晴らしいものばかりでした。


墓から出土した「儀仗俑」。堂々とした馬のたたずまいに惚れ惚れ。
「関羽・張飛像」19世紀。「関羽殿、すまぬ」と張飛が謝っている有名な場面です。


戦場の矢の流れをイメージしたという、天井からぶら下がった美しいアートです。
館内は写真撮影OK。さすが中国は太っ腹、大陸的です。
2時間たっぷり見て回り、4Fの文化財修復の展示を見ました。文化財は修理と管理がないと継続的な保存はできません。
住友財団は、これ迄千件を越える文化財修復の助成を行ってきたそうです。すごい!
その中の1つが先の熊本地震で足元から折れた「千手観音菩薩立像」でした。3年をかけて丁寧に修復され、完成していました。
        
益城町の心の支えだった観音菩薩像。元の姿に修復したいという強い思いが実現したのです。町全体の復興への足掛かりになりました。
修復なった観音像が美術館に展示されたときに、手を合わせ涙を流す町民の姿も映像に写し出されました。間もなく益城町のお寺に戻ることでしょう。

4路線のバス・電車を乗り継ぎ、ラッシュの中を帰りついたのは6時半でした。歳をとるとあのラッシュが嫌いです。梅ケ枝餅だけはしっかり買ってきました。

追記
今晩は、ソフトバンクvs西武の大切な戦い。このために夕食はお寿司と総菜を買って帰りました。
ソフトバンクは最初から大量得点!だから安心してスマホでブログを書きながら見ていましたが、中盤から雲行きが怪しくなり、9回裏にノーアウト、4ボール、2点差。もうドキドキで見ていられない・・・・、お風呂に逃げ込みました。心臓がちぢむ・・・。
しばらくして夫が、森投手が抑えて逃げ切ったと報告に来てくれました。ほっ。クライマックスシリーズ・ファイナルステージ2勝0敗です。
秋は重要な試合が目白押し。心臓がいくつあっても足りません。
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