パン専用小麦粉2kgを買った翌日、1.5斤のパンを焼こうと材料を全てセットした後ふと小麦粉の賞味期限が目に入りました。印字されているのは『2022.8.10』。
きれいに焼けました。
「えっ?今10月よねぇ」と独りごちながら目まぐるしく頭を回転させました。確かに期限が2か月前に過ぎています。
最近、テレビで「商品は陳列棚の手前から順に取りましょう」というのを度々目にします。大手スーパーを信頼して、日付も確認しないで棚の一番前の左から取りそのままカートにポイ。2kgで950円ほど。持ち運びもずしりと重たいです。
さて、開封したから交換は無理だしこのままパン焼き器のスイッチを入れるべきか。生鮮食品ではないからこれくらいの期限切れは危険ゾーンには入らないかな。
コロナ1年目に小麦粉類、果てはイースト菌までも手に入らない時期が長く続きました。それを思えば何のそのということでパン焼きを続行しました。
きれいに焼けました。
それはそうとして、陳列棚にはパン専用小麦粉が3列にびっしり並んでいたのが頭に浮かびました。知らずに買う人が出るかもしれないと、お店に「陳列棚の賞味期限を確認した方がいいと思います」と電話しました。
そう言っただけでお店の人が全てを理解したのは、多分わたしより先に苦情が入っているようでした。
開封して300gほど使用済みと言っても、「すみませんでした。お腹を壊されませんでしたか?新しい分を配達しましょうか?返品でも構いません」と丁寧な対応でした。
ネットスーパーの配達で手一杯なのはわかっているので、こちらから持っていくとレシートの確認もせずに取り替えてくれました。
多分商品の在庫管理はコンピューター管理で期限切れの商品が何個あったかがきちんとわかったのでしょうね。
正直ほっとしました。2kgの大袋だとパン焼きがあと5回分です。気にしながら焼くのもスッキリせずもやもやだったと思います。