話は半月くらい前にさかのぼるが、オットと昼間出かけていた日曜日があった。姑のところの洗濯機と冷蔵庫の買い替えなど手配して予定より帰宅が遅くなってしまい、お腹もすいたので、今日は外食にしようと近くの蕎麦屋に行った。
蕎麦だけでなく蕎麦屋のつまみ(鳥わさとか卵焼きとか鴨ローストとか・・)とおいしい日本酒、蕎麦焼酎などがそろっている店である。
若夫婦が一生懸命やっていて感じが良いし、蕎麦もつゆも抜群のウマさ。とりたてて美味しい店もないエリアだが、この蕎麦屋があるというのは小さな幸せって感じなのである。
しかしそこが最近da○cyuに載ってしまったらしい。いつ行ってもいっぱいになってしまった。土日は並ぶ・・・ ホントに罪な事をしてくれたもんだ。da○cyu・・・
開店時刻10分過ぎ、時すでに遅く、小さな店の前には何人かが並んでいた。開店したばかりだから、入れ替わって入れるまでにはずいぶん時間がかかるであろう。
せっかち かつ 空腹なオットにはこういう時に並ぶなんて絶対無理である。
仕方ないので最近この沿線にできた餃子のチェーン店にはじめて入った。餃子だけでなくそこそこつまみもあるらしい。
しかし、その店に入った時、私の意向も聞かずに 「焼き餃子三枚と生ビール!」 と元気に頼んだオット。
「ちょっと待って おつまみは? 一枚は水餃子にしようよ」と言ったにもかかわらず、オット譲らず。
「俺は水餃子好きじゃないんだよ。それに腹が減ってるから二枚は絶対食べたい。お前、水餃子が食べたきゃ追加すればいいだろう」
その決め付けた言い方にカチンと来たワタシ。それにいきなり焼き餃子三枚頼んだら私が一枚食べなきゃならん。しかもジョッキの生ビールも・・・
メタボ腹のオットに二枚以上食べさせるわけにはいかん。その上に追加なんて食べられるわけがないだろうに。
ワタシが苦手とするのは 「一種類のものでおなかをいっぱいにする」 という食べ方である。別に贅沢なものじゃなくてもいいからチマチマ色んな種類を食べたいし、逆にどんなに美味しくてもラーメン屋でラーメンを食べて腹いっぱいにするようなのが苦手なのである。
しかも、今日は姑のために一日つきあい、ワタシなりに色々気遣い、言いたいことも80%ガマンしてため息をこらえつつ過ごしたのではないかいな。
水餃子くらい付き合えっつーのっ!
そんなこんなで、私はかなり不機嫌になり無言で自分の分を食べて
帰宅してから「もうあーたとは餃子屋には二度と行かないよ」ときっぱり宣言したのである。
犬も食わぬくだらぬ夫婦喧嘩の話を引っ張ってすみませぬ。
★ ★ ★
それが応えたのか・・・
「明日は寿司食いに行こうぜ」とオット。しかもワタシが超気に入っている西○窪の寿司屋にわざわざ。
行く 行く 行きますとも!
毛ガニ、あんきも(自家製でごく柔らかいチーズを思わせる食感)
お造りもおいしい所を4,5種類ちょびっとずつ切って出してくれる。あちらで大きなホタテをあぶっているのが、こちらの若き店主。
新鮮なホタテを醤油を塗って炭火であぶって、パリッパリの海苔で巻いて食べる。磯部焼きのような懐かしい海苔と醤油のハーモニー。海苔を巻いて噛むと磯の香りと醤油の香ばしさとともにホタテの甘いジューシーな味が口中に広がる。
それをこの季節にふさわしいさっぱりとした日本酒とともに味わう・・・ 至福。
今回は田酒の白麹ってのが気に入った。ほのかな酸味がソーヴィニヨンブランみたい。
焼き物は琵琶湖の稚鮎(瀬戸内海の塩でいただく) これもまあ美味しかったこと。
ここまでもさんざん飲んで食べているのだが、〆は握り。
大将はちゃんと私たちのおなか具合をみはからって、私には小ぶりのシャリで握ってくれる。こはだとウニとヒラメ。最後にイクラ。
ここのシャリは口の中でほろりと崩れながらコメの一粒一粒がしっかり美味しい存在感を口中で主張する。
これまた至福。これだけ食べて、日本酒も飲んだあとにまだ炭水化物・・・とも思うけど。この美味しさを味わうことを避けて通れるであろうか?
あ~ 美味しすぎた。しかもここの店はカウンターでおまかせで出してもらって良いお酒を飲んでも おそらく都心の半額以下であろう。
そりゃーしょっちゅうは行けないが お勘定時に恐ろしいほどの値段ではない。
これで餃子の恨みを忘れワタシも家でおいしいものを作ってあげようと思わせるのにはちょうどいいくらいの出費であろう、オットにとっても。
蕎麦だけでなく蕎麦屋のつまみ(鳥わさとか卵焼きとか鴨ローストとか・・)とおいしい日本酒、蕎麦焼酎などがそろっている店である。
若夫婦が一生懸命やっていて感じが良いし、蕎麦もつゆも抜群のウマさ。とりたてて美味しい店もないエリアだが、この蕎麦屋があるというのは小さな幸せって感じなのである。
しかしそこが最近da○cyuに載ってしまったらしい。いつ行ってもいっぱいになってしまった。土日は並ぶ・・・ ホントに罪な事をしてくれたもんだ。da○cyu・・・
開店時刻10分過ぎ、時すでに遅く、小さな店の前には何人かが並んでいた。開店したばかりだから、入れ替わって入れるまでにはずいぶん時間がかかるであろう。
せっかち かつ 空腹なオットにはこういう時に並ぶなんて絶対無理である。
仕方ないので最近この沿線にできた餃子のチェーン店にはじめて入った。餃子だけでなくそこそこつまみもあるらしい。
しかし、その店に入った時、私の意向も聞かずに 「焼き餃子三枚と生ビール!」 と元気に頼んだオット。
「ちょっと待って おつまみは? 一枚は水餃子にしようよ」と言ったにもかかわらず、オット譲らず。
「俺は水餃子好きじゃないんだよ。それに腹が減ってるから二枚は絶対食べたい。お前、水餃子が食べたきゃ追加すればいいだろう」
その決め付けた言い方にカチンと来たワタシ。それにいきなり焼き餃子三枚頼んだら私が一枚食べなきゃならん。しかもジョッキの生ビールも・・・
メタボ腹のオットに二枚以上食べさせるわけにはいかん。その上に追加なんて食べられるわけがないだろうに。
ワタシが苦手とするのは 「一種類のものでおなかをいっぱいにする」 という食べ方である。別に贅沢なものじゃなくてもいいからチマチマ色んな種類を食べたいし、逆にどんなに美味しくてもラーメン屋でラーメンを食べて腹いっぱいにするようなのが苦手なのである。
しかも、今日は姑のために一日つきあい、ワタシなりに色々気遣い、言いたいことも80%ガマンしてため息をこらえつつ過ごしたのではないかいな。
水餃子くらい付き合えっつーのっ!
そんなこんなで、私はかなり不機嫌になり無言で自分の分を食べて
帰宅してから「もうあーたとは餃子屋には二度と行かないよ」ときっぱり宣言したのである。
犬も食わぬくだらぬ夫婦喧嘩の話を引っ張ってすみませぬ。
★ ★ ★
それが応えたのか・・・
「明日は寿司食いに行こうぜ」とオット。しかもワタシが超気に入っている西○窪の寿司屋にわざわざ。
行く 行く 行きますとも!
毛ガニ、あんきも(自家製でごく柔らかいチーズを思わせる食感)
お造りもおいしい所を4,5種類ちょびっとずつ切って出してくれる。あちらで大きなホタテをあぶっているのが、こちらの若き店主。
新鮮なホタテを醤油を塗って炭火であぶって、パリッパリの海苔で巻いて食べる。磯部焼きのような懐かしい海苔と醤油のハーモニー。海苔を巻いて噛むと磯の香りと醤油の香ばしさとともにホタテの甘いジューシーな味が口中に広がる。
それをこの季節にふさわしいさっぱりとした日本酒とともに味わう・・・ 至福。
今回は田酒の白麹ってのが気に入った。ほのかな酸味がソーヴィニヨンブランみたい。
焼き物は琵琶湖の稚鮎(瀬戸内海の塩でいただく) これもまあ美味しかったこと。
ここまでもさんざん飲んで食べているのだが、〆は握り。
大将はちゃんと私たちのおなか具合をみはからって、私には小ぶりのシャリで握ってくれる。こはだとウニとヒラメ。最後にイクラ。
ここのシャリは口の中でほろりと崩れながらコメの一粒一粒がしっかり美味しい存在感を口中で主張する。
これまた至福。これだけ食べて、日本酒も飲んだあとにまだ炭水化物・・・とも思うけど。この美味しさを味わうことを避けて通れるであろうか?
あ~ 美味しすぎた。しかもここの店はカウンターでおまかせで出してもらって良いお酒を飲んでも おそらく都心の半額以下であろう。
そりゃーしょっちゅうは行けないが お勘定時に恐ろしいほどの値段ではない。
これで餃子の恨みを忘れワタシも家でおいしいものを作ってあげようと思わせるのにはちょうどいいくらいの出費であろう、オットにとっても。