局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ハードルを越えた日

2019-11-01 00:06:06 | 食べる
今日は午前中表参道の美容院に行き、そのあと、タイルのレッスンの予定だった。
移動の時間を差し引いても一時間くらいの余裕がありそうだったので、どこでランチしようかなーなどと、楽しみに色々考えていたのに、美容院が長引いて、タイルが始まるまで、20分しか余裕がなくなっていた。
普段なら、一食くらい抜いても平気だけど、この日は、出る前にバタバタしていて、朝御飯はスムージーしか口にしてなかったので、かなりお腹がすいていた。
20分で食べられるもの…本意ではないけど、マクドナルドでも仕方ないか(最後に食べたのは震災の年だったが)と思っていたら、タイミング悪く長蛇の列だった。

んーどうしようと思っていたら、二軒先にこの店が



うん、この際だから入ってみようか…
ここでセレブぶるとかカマトトぶるつもりはないが、牛丼屋って所に入ったことは、オットと過去に吉野家に一度だけである。
まして、一人松や
ものすごく躊躇していた
ちょうどそのとき、アラフォーくらいのおねーさんが、入っていくではないか。
それに勇気を得て、彼女のあとに続いて勢いで入った。
食券の買い方も彼女のやっているのを、さりげなく背後からのぞきこんで、なるほどーと理解した。
彼女がオーソドックスな牛丼の定食を選んだので、私もその場面を出して、ミニサイズがあったので、それを買って、おっさんとお兄さんの間に座った。

ものの2分ほどで供されたそれは、小丼の牛丼と生卵、結構量のあるサラダ(キャベツの千切りとコーン)、油揚げとワカメの味噌汁であった。
カウンターには、二種類のドレッシングと、ポン酢、タレ類の容器きがあった。
私は斜め前に座ったおねーさんの所作を見ながら、卵を割り、タレをかけて、ものなれた風に食べるに至ったのであった。

空腹MAXなのもあったのか、牛丼は大変おいしゅうございました。
臭みのない牛肉はあくまでも薄っぺらいが、美味しいタレがよく染み込み、卵とからめるとマイルドで、ついてきた七味をかけるとまたよろしい。

すべて完食してお腹いっぱい、
これで450円!

両隣の兄ちゃん&おっさんも、自分の分をわしわしとあっちゅーまに完食して、さっさと店をあとにする、そのさりげなさもいいではないか。

食べ終えた満腹感もさることながら、それより何より、
(一人で牛丼屋に入り、一人で食べた)ということが、高いハードルを飛び終えたような爽快感を私に与えたのであった。
なんと、大袈裟なと思うかもしれないが、ほんとだよ。

帰宅して、娘に
「今日、初めて一人松やに入った」と言ったら、
「へーーっ、おかんが、まつや!?なんか笑えるー想像できないや」と笑われた。

でも、こうなったらどこでも行けそうな気がする。
次はすきやか(笑)
コメント
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