局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

五歳児の観察眼

2019-11-11 23:04:40 | 日々の生活
娘と孫③と過ごし始めて早一月半、その間色々あったが、おかげさまで孫③は順調に発育中。
昼夜の区別もついてきて、そろそろ外に連れ出せるようになって、出好きのムスメの家籠りも終わり、近所の散歩から始めた外出にも慣れて、一人でバスや電車にもチャレンジするようになった。

そうなるとワタシも二人を置いて自分のことで出かけるのも、だいぶ後ろ髪を引かれなんて感覚も薄れてきた。

土曜日は久しぶりにお肌メンテ。同窓生の皮膚科医のところでフォトフェイシャルに。
親友Aと示し合わせて土曜日の診療終わりくらいに予約を取って行ったところ、気の良い皮膚科医Gちゃんは「ちょっと待ってなよ、飯一緒に食べようぜ~」と言って
近くでご馳走してくれた。



「余所で言うな」と言うくらいの破格値段で施術してもらった上に、この親切。持つべきものは人の良い旧友である。

舞台友Nに脅されて買ったという新しい機械は、痛みも少ないわりには皮膚の内部まで効果が届くらしく、なんとなく顔色が明るくなってすべすべになる。こういった皮膚科領域の医学の進歩ってわかるのは自分だけで、かつ自己満足かもしれないが、スゴイもんだと思うよ。
高い化粧品買うよりこういう皮膚科のメンテするほうが結果は出る気がする。
と言ってもワタシはメス入れたり注射したりするのは怖いから、メンテもこの辺どまりだけどね。


そして昨日はオットとムスメと孫3を連れてムスコ一家と過ごした。

今年で三回目になる某都立高校の文化祭



お目あての農産物を買って、PTAがやってる寄せ植えを作って、ダンス部の講演などを見る。
お地味イベントだがそれなりに子連れで行くのもちょうどよくて楽しくコスパもよろしいこと。

帰りにムスコの家に寄って孫たちと遊びながら、TVをつけたらちょうど祝賀パレードが映っていた。

車とかバイクとか大好きな孫①はTVに釘づけであった。ムスコだけは、毎日通う職場の近くなのだろうに「俺、まるっきり興味ないんだよな」とまるで無視して寝ていた。
ワタシもムスメと「皇后さんの衿のフリルについての考察」など交わしながらぼーっと見ていると

「なんで信号がついてないの?」と孫①の質問
「あと、なんであの人たちシートベルトしてないの?」とも。

あの人たちとはにこやかにお手ふりする天皇皇后両陛下のこと。
「運転手さんもシートベルトしてないよ。いいの?」

娘と同時に
「う~~ん 〇っくん 良い質問だねえ」と言ってしまった。

しかし、これほど五歳児に対して答えるに難しい質問ってのもねえ・・・

同じように思ったらしいムスメも
「あの車が止まらなくてもいいようにだよ」
「普通の車が走ってないからシートベルトしなくても危なくないんだよ、今日だけは」
とだけしか答えられなかったのであった。

あとで
「なんとなくあの場で 「あの人たちがエライからだよ」ってなんか説明しにくかった」
「うん、ワタシも そもそも論までさかのぼって説明するのってかなり難しいから もうちょっと後でもいいかなって思っちゃった」
「だよねえ、あいつの事だから じゃ、なんでエライの~? なんて聞いてくるよね」
「ホントあのくらいの年の子に色々説明するの難しいよねえ」
と、ムスメと話したのであった。

ホントに五歳児の観察眼あなどれず。記憶力も驚くほどいいからその場のでまかせは覚えているし、無視することもできないし。
ワタシ自身は右でも左でもないつもりだけど、もちろんもっと政治的にまっさらな五歳児に「天皇制」なんてものにかかわる説明をどうしたらいいのかよくわからないってのが説明に躊躇した原因でしたね。
もっとテキトーでいいのかもしれないけどさ。
コメント
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