デスクワーク。頭痛・肩こりは職業病!?(第二話たぶんこれで完結)

2007年02月10日 | Weblog
きょうは【デスクワーク。頭痛・肩こりは職業病!?第一話】

の続きです。


「ちょっとづつ小出しに書いてみよう」と思ったはずが、

長くなるは、尻切れトンボだわ…。

今日こそ「ちょっとずつ」書くぞぉ!!


確か前回は、「コリ」について書いたと思います。

そんな気がします。

「凝る」ってどおゆう事なのか?何で「凝る」のか?


「肩こり」の原因については、だいたい説明できたように思うのですが

「頭痛」がまだでしたね。

なので、今日のテーマは『頭痛』


【NANTYATTE病態生理】

長時間のデスクワークをしている方に、

「アタマが締め付けられる」ような「重苦しい」頭痛に悩まされている方、

結構多いのではないでしょうか?


↑図は「Travell & Simons'Myofascial Pain and Dysfunction The Trigger Point Manual」より引用


図Cのように顔を突き出した姿勢は、

体重の7~8パーセントの重量を占める重い頭を

肩から首筋の筋肉で支えることになり、

それらの筋肉は、その姿勢をとっている間ずっと縮みっぱなし


硬くなった筋肉は血管を締め上げ、血流も低下してしまいます。

こうなると、筋肉への酸素や栄養の供給も十分に行えなくなりますし、

筋肉中の老廃物を洗い流す力も低下してしまいます。


こういった「血の巡り」の悪い状態が長く続くと、

健康な筋肉では見られない、すじ張って硬いカタマリが

あちこちにでき始めます。


この「カタマリ」、押すと「ジワ~」っと痛みます。

いわゆる「ツボ」ってヤツですね。


私のほれ込んでるマニュアルメディシン(徒手医学)では

「トリガーポイント」

なんて呼んでます。


かっこいいでしょ!?


この「ジワ~」と来る痛みは、硬くなった筋肉内の血管を取り巻いている

交感神経が刺激を受けて生じるものなのだそうです。


こういった「ツボ」を上手に刺激すると、

交感神経の興奮を抑え、副交感神経の働きを強く引き出す事ができます。


交感神経が働くと、身体はいつでも動けるような興奮状態に、

副交感神経が働くと、身体を回復させるための働きが活発に、

つまりリラックスした状態になるんです。


だからマッサージや指圧、鍼灸ではリラクゼーション効果が得られるのです。


あ、脱線してる?

いけね、興奮しすぎた

頭痛の話しなきゃ…





↑図は「Travell & Simons'Myofascial Pain and Dysfunction The Trigger Point Manual」より引用

面白いもので、頚や肩の筋肉(図中:×印の部分)に

前出の「トリガーポイント(ツボ)」を生じると

頭に重苦しい痛みを起します。


こういった筋肉の故障による頭痛の他にも、

7つある頚椎の内、一番上から三番目までの頚椎の間から伸びる

後頭部や側頭部へ向かう知覚神経への締め付けによる頭痛なんかもあります。

後頭部の筋肉が硬くなり前出の神経を締め付けて生じるケースや

頚椎の変形によって締め付けが起きるケースなどがあります。


これを「頚椎性頭痛」なんていいます。


「おもっ苦しい」「締め付けられる」


といった知覚異常が続き、ときおり数十秒から1分程度の

強い痛みを起したります。



治療には、大雑把に言うと「症状を抑える」治療と、

「再発を防ぐ」ための治療があります。


「症状を抑える」ための治療は、こわばった関節やトリガーポイントを

局所的にストレッチしたりハリを打ったり…

といった「痛みを取る」ための治療をします。


これに対して「再発を防ぐ」ための治療は、

顔を突き出した不良姿勢の改善に重点をおきます。

悪い姿勢を作り出しているこわばりに対するストレッチや、

正しい姿勢を維持するための筋肉の訓練をしてゆきます。


他にも、

・長時間おなじ姿勢を続けない

・30分に一度は席を立って数十秒間「歩く」

など、症状を悪化させないための工夫なんかも指導しますね。





んぅ~

また長くなってしまった…


この御題はここいらでもういいかなぁ…

でもまだ、書ききれてないしなぁ…



ま、いっか。




さぁ~て、一杯ひっかけてくかなぁ~


おぉっ!?

「さくら水産」で「鯨祭り」!?

あ、ドリンクサービス券ついてる






じゃ、そういうことで!

いってきま~す


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