あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ジムソウチョウ

2007-09-24 00:23:50 | ペット

 ジムソウチョウはおデブちゃん。 ついつい、座布団みたいなおしりをパンパンしたくなる。


 


  おかあさん、なにしてるのかな? 毎朝ニワトリにえさをやるわたしを物陰からそっと見ている。


     


 あそんで、あそんで。


  


 ちょっとこわい。大きな車が来たので。



 うちの犬たちは3代続く女系家族。正確に言うと、雄犬は生まれたけれど、うちにはいないということです。ジムソウチョウは多産の犬にはめずらしく一人っ子です。元気でひょうきんな彼女を、みんな雄だと思っていました。


 名前、何にする?


 クロ
 いやだー。平凡な名前。


 じゃあ、ジョンとか。
 似合わん。
 


 色が黒い人でえらい人の名前をもらおう。
 アナン国連事務総長。


 彼女には男の名前が付きました。


 学校帰りの子どもたちが毎日遊んで帰るようになりました。
 「ジムソウチョウ、おいで。」「ジムソウチョウ、こっちこっち。」「ジムソウチョウ・・・」「ジムソウチョウ・・・」 


 彼女は自分を「ジムソウチョウ」だと思いました。


 「ジムソウチョウ、近頃太ったんじゃない?」「そうだねー。」


 ジムソウチョウは、日に日に太り、やがて


 「もしかして子どもがうまれる?」「うっそー」


 ジムソウチョウは、4匹の子犬の母になりました。不幸にしてたった1匹の男の子は交通事故で死んでしまいました。また、女だけの家族になってしまいました。


 


 避妊手術に連れて行った病院で


   先生  : 名前は?


   わたし : ジムソウチョウ


   看護師さん:??


   先生  : じょうだんじゃろ?


   わたし : いえ、ほんとうは・・・でもジムソウチョウにしか反応しません


 普段はなんともないけれど、公の場ではとても恥ずかしい思いをします。


 


「だめだめ、これはわたしのものよ」 親になっても子どもみたいなジムソウチョウ。


 残った3匹の子犬たちはすべて優しい方に引き取られ、幸せに暮らしています。その中の1匹、わんだーちゃんが、もうすぐ里帰りするのです。とっても楽しみ。

コメント (2)
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