あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

引き抜いてしまうには惜しい

2009-05-02 01:21:13 | 植物

 いきなり庭にこんな草が生えていたら、びっくりしません?



 ほら、へびが鎌首をもたげて舌をちょろちょろしているみたいでしょう。



 多分カラスビシャクという草なのですが・・・・・


 子どもの頃、祖父の山で見つけてびっくりしたのを覚えています。 わたしはひそかに「へびぐさ」と呼んでいたのですが、実際この草の仲間で「まむしぐさ」というのもあるそうです。 水田地帯ではあまり見かけませんでしたので、てっきり山の方に生える草だと思っていましたのに、


 まさか我が家に生えていたとは!
 いつから生えていたんでしょう。 そういえば3枚の三角に開いている葉っぱは畑でも見たことがあります。 


 周りの草は引いてしまったのですが、これだけ残しておきました。


 最近、我が家の庭や畑には、カラスビシャクのようにいつからともなく咲きだした花がいくつかあります。 たくましくて、かわいいのでいつも引こうかどうしようかと迷ってしまいます。


 マツバウンラン。 これが生えているところは薄紫の霞がたなびいているようです。



 庭にも生えていましたが、さすがにこれは引きぬいてしまいました。


 


 オレンジ色の小さなケシ、ナガミヒナゲシ。


 


  もしかして、ポピーかもしれないと苗を残しておいたのですが・・・・・やっぱりナガミヒナゲシでした。 なぜこれが生えるようになったのか、これも不思議。 おまけにこんなのまで。



 オレンジのナガミヒナゲシのなかに混じって白いのがあったんですよ。 これって突然変異でしょうか。 来年も白いのが咲くかしら。


 勝手に生えてきたこれらの花とは逆に、もうなくなってしまったと思っていた花が残っていました。


 ハハコグサ。



 前に、うちの周りでは見かけないなんて書いたのに、なんと畑にあったのですよ。 おはずかしい~。
これは大切に残しておきたくなりました。 


 もう花が終わってしまいましたが濃い紫の和スミレ、まだ穂が出ないのではっきりしないけど多分ヒメコバンソウと思われる草、これらはわたしの温情で、引き抜かれずに残っています。 草にしてみればなんとも不公平な話ですけれど。


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コメント (4)
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