いい季節になりました。 桜三里のいたるところで卯の花(ウツギ)が咲いています。
野生の花でこんなにきれいなのが他にあるだろうかと子どもの頃思っていました。 河原に一株だけ咲いていたのを、5月になると必ず見に行きました。 たった一株だからよけい大切に思えたのかもしれません。 山に来ればこんなにたくさんあるなんてね~。 でも、たくさんあってもやっぱり好きな花です。
写真を撮るのに良い場所はないかとキョロキョロしていましたら、道の向こうに大きな木が。 いえ、木はいっぱいあるんですけど、心引かれたのは木に咲いている花です。
これ、もしかしてホウの花ですか? 桑畑さんのブログで拝見したのとよく似ています。 とても高いところにあるので精一杯ズームアップで撮りましたがこれが限界。 花はもう終わりかけのようでした。
30年以上この道を通っていて、今年初めて気がつきました。 今まで何を見てたんでしょう。 関心がないとそこにあるものも見えないものだなあと、改めて思います。 ブログを通じてわたしの見る目が変わり、世界も広がってきました。
峠を登り切った所からみた風景。 ここからは晴れた日には松山沖の島まで見ることができます。 水を張った棚田がとてもきれいでした。
そして、車を停めたところには、コバンソウの群生が。
相当な広い範囲にびっしり生えています。 これが本物ならば大金持ち!
さて、話は変わって我が家に咲いているウツギ、 サラサウツギです。 去年植えたのですが、1年で3倍くらい成長しました。
つぼみの時はピンク、 開いても花びらの外側にピンクが残っています。 一段と華やかです。 でも、わたしはどちらかというと真っ白が好きだなあ。 ことしはヒメウツギを植えました。 植えた途端に真夏に近い暑さで木も青息吐息でしたが、昨日の雨で葉っぱが生き生きしてきました。 来年が楽しみです。