久し振りに中山川の土手沿いを走りました。 この川にはサギのコロニーがあります。 なんだかいつもよりサギの数が多いように思って、 車をおりてじっくり見てみました。 すると、ここも子育てのシーズンなのでした。
これ、全部サギですよ。 実際はもっと広範囲に住んでいますからすごい数のサギです。
河原に生えた笹や芦のしげみに巣を作っているので、サギたちを道路から見下ろすことができます。 ここは、サギの繁殖の様子が上から観察できる貴重な場所なのだと聞きました。 しかも、いろいろな種類のサギが混じり合って暮らしているのです。
おっとっとっと・・・・ 足場が悪いもんでー。 体が大きいので、ダイサギかな?
チュウサギかコサギか。 遠くを見つめて哲学的なポーズ。 足にも注目ですよ。
アオサギ。 幼い鳥でしょうか。
写真を撮っていたら、車が停まって年配のおばさまたちが下りてきました。 中に一人ここのサギに詳しい方がいて、お仲間の方にいろいろ説明していました。
ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、クロサギ・・・・・
ん? そんなのいたっけ。 ゴイサギのことかな?
夏毛のアマサギ。 冬は白いんですって。 体の小さなこのさぎは比較的上の方にとまっているのでたくさん見ることができました。
美しい羽ですね~。 天女みたい。
アオサギの親鳥が帰ってきました。 重みで笹がしなるのか、バランスをとるのに苦労しています。 下の方では早くも雛が大騒ぎ。 声だけしか聞こえませんけど。
ばんざいして撮ったら、いいとこ撮れちゃった。 ちょっとぼけてるけど。 ちょうど親鳥が雛にえさを与えるところでした。
ガードレールの上に乗っかって撮ったらもっといいとこ撮れるのでしょうが、さすがにそれはねえ。
なかよし親子。
心配なのは、治水対策かどうかは知りませんが、河川の土砂や雑草を根こそぎ掘って整地してしまわないかということです。 今まで、この川のあちこちにブルドーザーが入っているのを見てきました。 でも、ここだけはこのまま残してほしい。サギたちの平和な生活がいつまでも続くようにと願っています。