義弟を案内して、マイントピア別子に行ってきました。 お供は仕事が休みだったぶじこです。
ここには、温泉やレストランを備えた道の駅を中心に、家族で楽しめる施設や別子銅山の火薬庫跡を利用した観光坑道があります。 そして今はシャクヤクの花がきれいなんだそうです。
観光坑道までは鉱山鉄道で。 これに乗るのは15年ぶりくらいかなあ。 社会見学で子どもたちを引率してきて以来です。
眼下に見下ろす景色と、列車のレトロな雰囲気とにわくわくします。 が、乗っている時間は5分ほど。 もっと乗りたいです~ 1200円は高いです~
緑の中にひときわ映える赤煉瓦のトンネル。 観光坑道の出口が向こうの方に見えているのです。
これが入り口。 端出場(はでば)坑道の名前が見えます。 ここは実際に使われていた坑道と聞いています。
さあ、入ってみましょう。
おお! いきなり(わたしは知っていましたけどね)ちょんまげ姿の人形が。 「こんなに古い時代からあったの?」 二人はびっくりしたり喜んだり。 別子銅山の歴史は古く、元禄時代に住友なんとかさんが開発したとか。
随所にこうしたジオラマがあって昔の採鉱の様子を解説してくれています。
横に伸びる坑道。 この坑道が縦横にのびているのでしょうか。
解説付きのパンフレットなどはどこかにあったのでしょうか。 あればもっと詳しいことがわかって楽しかったと思います。 うろ覚えの知識で解説しておきましたが、二人はとても興味を持った様子でした。
鉄道には往復乗ることができるのですが、歩いて帰ることにしました。
古い鉄橋とトンネル。今は鉄の扉がかかっています。そして、そばを通ると、もわもわっと得体の知れない冷気と臭気とが・・・・ 周囲のさわやかな新緑に似合わない空気が流れていました。
遊歩道は緑のトンネルをくぐって続きます。 両側の木は、桜とかえでです。春も秋もそして今の季節も楽しめます。
二人がまた大喜びしています。 古い水力発電所。 赤煉瓦が緑に映えていました。
義弟とぶじこは、廃墟だの廃屋だのの話で盛り上がり、すっかり意気投合してしまったようです。 のんびり花の写真などを撮っているわたしを置いてどんどん先に進んでしまいました。