あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

四国カルストの秋 その2 大野ヶ原

2007-09-19 22:30:26 | 旅行

 さて、姫鶴平から高知県側の天狗高原まで足を伸ばしたわたしたちは、国民宿舎天狗壮引き返すことにしました。山を下って旧柳谷村と大野ヶ原への分岐点まで来たところで、またまた気まぐれに大野ヶ原に行くことにしました。 大野ヶ原も四国カルストの一部ですが、その様子はやや違っています。


 


山を下ってくると広々とした草原が目に飛び込んできます。白い石灰石はあまり見あたりません。酪農用の施設がたくさん見えます。


  大野ヶ原までは、こんな道をくねくねと走っていきました。道ばたには白い石が見られます。


 


 大野ヶ原は20年ほど前に来たことのある思い出の場所です。まだ2,3歳だったぶじこがあまりの長旅にいやになったのか、それとも車に酔ったのか、何度も歩いていくと言って車をおりました。少し歩かせてはなんとかなだめて、4時間もかかってたどり着いた場所です。


 何をしに行ったのかというとーイチゴを引き取りに行ったのです。当時義母はハウスイチゴを栽培していました。イチゴは春先に新しくのびた苗をとり、いったん大野ヶ原に植えます。夏休み頃に大野ヶ原からまたこちらに植え直すのです。なぜそんな手間のかかることを?


 ここですこしばかりうんちくを。


 ハウスイチゴはなぜ冬に実がなるのか。イチゴ苗をいったん気温の低い大野ヶ原で育てると、イチゴは冬が来たと勘違いします。それを再び気温の高い平地に、しかも温かいハウスにいれると、今度は春が来たと思うのです。春だから花を咲かそう、実になろう、というわけです。
 人間は、純情なイチゴをだましておいしい思いをしてる? いえ自然の仕組みを上手に利用しているーというべきでしょうかね。


 今でもこのようにたくさんのイチゴを育てています。


 


  大野ヶ原は酪農と寒冷な気候を利用した野菜作りが盛んです。今は大根の最盛期。所々に無人の野菜販売所があります。わたしもだいこんとにんじんを買って帰りました。 大根1本100円 にんじん5本100円 かなりお買い得。



  大野ヶ原で見つけた小さな秋


―⑴Г△犬気IMG src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/90/1beaeffb769b3985d0a41a7c54d29446.jpg"> 水引草


 シロヨメナ?


 ミソガワソウ?


 コスモスに彩られた大野ヶ原


\裡柑屬發㎠㎠覬鵑い箸海蹐隼廚辰討い紳臾逎兇任垢♤△蠅錬音孱苅以♢曚匹乃△譴泙靴拭靴㎠掘ΑΑΧ覆♢蠅佑辰浸各擦鯀蠡海韻燭錣燭靴蓮⊆嵜譴い犯茲譴箸如△阿辰燭蠅肇戰奪匹謀櫃豺鵑世里任靴拭/P>

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四国カルストの秋

2007-09-18 22:49:50 | 旅行

 急に思い立って四国カルストへ行ってきました。四国カルストは、愛媛県と高知県にまたがる石灰岩の台地です。山口県の秋吉台と同じようなものですが、他のカルスト台地と違って非常に標高が高いところにあります。連休中ぐずついた天気だったので、晴れの天気予報を待って出かけたのです。ところがー


 山に入るにしたがって雲行きがあやしくなり、ついに雨が。休憩をしようと喫茶店によったら閉店。道の駅を覗こうと寄ってみたらここも閉店。連休明けですから、どこも店はお休みかもー。行って食べるところもなかったらどうしよう。


 結局、休憩なしで走り続けること2時間余り、第1の目的地「姫鶴平(めづるだいら)」に近づいてきました。あたりは、10メートル先も見えない深い霧。あ~ぁ。


 ラッキー。姫鶴平で唯一の宿泊施設兼レストランは営業していました。山菜うどんを食べました。うどんはおいしかったです。ゆっくりと食事して外へ出てみると、おお~


IMG src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/51/1183d7a537c0719ae8e79536ef92bd5a.jpg">


〔犬欧譴討い泙靴拭 ̄鵑覗陲鬚呂犁蹐燭繊br>  足元にはー ゲンノショウコかな? シコクフウロだとうれしいな。 可憐な花がかたまって咲いていました。



 わたしたちは次の目的地天狗高原に車を走らせました。空はますます晴れ、景色はますます美しく-


                     露出する石灰岩


              /P>

                           /P>

                    道のそばで草をはむ牛。



鉄条網の間から首を出して道ばたの草を食べていました。「あーあ、痛いのに。」と夫はしきりに同情していましたが、わたしは「これじゃ革に傷があるわけだ。」と、自分の作品を思い出して納得。カメラを向けると引っ込んでしまいました。恥ずかしかった?               


                  遠く天狗高原には2基の風車。


              


/P>

高原はすっかり秋でした。


 明日に続くー

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大根菜めし

2007-09-17 21:41:16 | くらし

  畑地灌水のわずかなおこぼれと、ときたまの夕立で猛暑を乗り切ったど根性大根です。
            http://blog.goo.ne.jp/admin.php?fid=editentry&eid=b1584b778639ff831140a971ff786c3c

 混み合って傷んできたので、間引きすることにしました。引き抜いてみると、もう立派な大根です。 でも、この大根は、葉っぱで食べたほうがよさそうです。というのは、大根は油かすなどの良い肥料を入れてやらないと、苦みがあっておいしくないのです。野良ばえのこの大根は肥料も何もやっていませんのでー。

 

 おいしいところはバッタが食べ

                           

その余りを人間がいただき

 下の方のくずはにわとりにあげます。

 これぞ共生。

 ところで、大根のそばの雑草なんですが、みごとなレース状になっています。大根の葉よりおいしい草って?  人間が食べてもおいしいのかな?

  さて、わたしの母はよく季節の野菜を使って菜めしをしてくれました。大根葉 にんじん葉 高菜 ヨメナ せりなど。 この大根も菜めしにすることにしました。ゆでた葉っぱをきざんでだし、醤油、みりんなどで味をつけ、ご飯に混ぜただけの 素朴で懐かしいごはんです。今日は、大根の他に、ちりめんと松山揚げ(油揚げを乾燥したようなもの)を入れました。

 うちではみんな菜めしが大好きです(と、わたしは思ってる)。

 

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イチジクのフレンチトースト

2007-09-16 21:42:51 | くらし

 今日は沖縄の向こうにある台風の影響で、断続的に強い雨が降っています。家族で高知へ遊びに行く予定だったのに・・・・ 台風女のぶじこが白い目で見られています。


 雨では花の世話もできず、前に作ったイチジクのフレンチトーストの改良をしてみることにしました。これが前に作ったものです。 市の広報9月号に、地元のイチジクを使ったお菓子ということで紹介されていました。作り方は簡単。皮をむいて輪切りにしたイチジクを、バターを塗ったパンにサンドします。それを卵と牛乳と砂糖を混ぜた液にひたして、焦げないようにフライパンで焼くだけ。


 


 イチジクがたっぷり入ってあふれんばかりです。これがビミョー。まずくはないのですが、とってもおいしいわけではないんですね。どこがいけないんだろう。いろいろ考えてみました。


 まず、いちじく。生は水っぽいので、外側の甘さと釣り合いがとれないようです。生よりも砂糖やレモン汁を加えたジャムの方がいいのではないのかしら。
 二つめ、パンが厚すぎるようです。卵とミルクがたっぷりしみこむ方がおいしいと思います。


 今日は、パンを8枚切りの薄いものにし、前に作っておいたジャムをはさみました。卵とミルクにはジャムに合わせて少量のラム酒を加えました。さて、そのお味は?


 うん、合格かな。上にクリームかなんかトッピングするとおしゃれですね。残念ながら家族の感想を聞きそびれました。


 ところで、今はイチジクの最盛期。産直市場の一角がイチジク山積みでびっくりしました。さらに驚いたことには、イチジクがハウス栽培されているのです!みかんや柑橘の中にはハウス栽培されているものがありますが、イチジクまでハウスとは!地元にいながら全然知りませんでした。ともあれ、おいしいイチジクがやすく手にはいるのはうれしいことです。


 

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草原からの響きー内モンゴル民族歌舞劇院公演

2007-09-16 00:16:51 | くらし

 今日は、内モンゴル民族歌舞劇院の公演を見てきました。

 女性が高い声で歌う民謡はなんだか日本の追分に似ているなあと思って聞いていたら、はり、日本の追分のルーツと言われていると解説に書いてありました。
 そしてホーミー
 わたしが一番聞きたかったものです。一人が一度に二つの音を出すと言います。そんなことが本当にできるのか?
 できました。
 その不思議な響きを言葉で表現することはとても難しいです。一つの音はのどから、もう一つの音は口の中から作り出され、同一音に聞こえるのですが、その響きの強さから二つの音が共鳴し合っているのだとわかります。

 馬頭琴の合奏は、草原の風や馬のいななき、疾走する馬の蹄の音まで聞こえてくるようなすばらしい響きでした。隣の席の若い人が「あんなに早く弾いて指がつらんのじゃろか。」とささやいていましたが、ほんとに、左手の動きはまるで津軽三味線を見ているよう。

 色とりどりの衣装もとても美しく、ファッションショーのように、いろいろな民族の伝統衣装も見せてくれました。おかしかったのは、モンゴル相撲の衣装。とび職の人がはくようなだぶだぶのズボンをはいて、胸と腹を出して歩いている人が、長州小力に似ている!!(腹の出具合まで)

 結婚式の風俗習慣を表現した歌や踊り。これには、花嫁からお守りの鞭を投げてもらった観客が、花婿役として登場します。で、白羽の矢が当たったのはー、おばあさん!でも、とてもゆかいな人で、出演者と一緒に舞台で踊ってしまい、観客から拍手喝采を受けました。

 赤い衣装の人が花嫁役の人。とてもきれいな人 

 公演が終わってロビーで交流が行われました。なんと、この公演はお土産付き。抽選でモンゴルの民芸品があたるのです。わたしは・・・残念・・・でした。

歌いながら笛を吹くという離れ業を演じた人。白い帽子の男性。

 こけら落としに中村紘子がピアノを弾いた。南こうせつが、さだまさしが、来た。ベンチャーズも泉元爾も来た(笑)。地域の文化活動を担ってきた文化会館ですけれど、合併してからは、もう一つの大きなホールに催しものをとられ、こうした公演は激減しました。まして大物アーティストが来ることなど皆無。
 採算の問題でしょうか。
 でも、駐車場は広いし、音響効果は抜群だし、良い人を招けば客は遠くからでも来ます。現に今日も、N市の方が、はるばる見に来られているのです。 

 田舎の端っこの者が、文化の面でも置いてけぼりになっているのではないか、じわじわと身近に忍び寄ってくる格差を感じます。

 

 

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うちの侵略的植物

2007-09-14 22:56:02 | 植物

 さあ、皆さん集まって。お別れに記念写真を撮りましょう。
 小さい人は前に、あ、蔓さんは後ろにね。ハイ、ポーズ。

 集まった、集まった、125個のキカラスウリ。まだ熟してません。小さい順に並べると育ち方がよくわかるー。でも、ああ、こんなに書いてきたら少しキカラスウリがかわいそうになってきました。せっかく実をつけたのにー。

 

 田んぼばかりの平地で育ったわたしが子どもの頃あこがれていたカラスウリが、こちらではやっかいものでした。義母が、「またこんなものが生えて。」と、容赦なく引き抜くのを見て、「ああ、もったいない。せっかく実をつけているのに。」と何度思ったかわかりません。 
 でも、やがて、それもしかたのないことだと思うようになってきました。まして昨日のように、蔓性植物のすさまじさを見た後では・・・・

 昨日、何もかも覆い尽くす葛を見て危機感を覚えたわたしは、さっそく庭や畑を見回ったのです。
 

  やっぱりー。

 
 

  春先にきれいに退治したはずのカラスウリが、ユスラウメの木を覆って柿の木にまで登っています。

 横から見ると、緑の怪獣みたい。この下にユスラウメの木があるのです。

 いざ作業をはじめてみると、カラスウリだけでなく、ヘクソカズラやイシミカワまで乱入して大変なことになっていました。

 

 

 こちらはブロック塀にはい上がったキカラスウリ。つぼみをいっぱいつけています。

 へいに登るのは許してあげましょう。なんたってカラスウリはあこがれの植物ですから、実害がない限り見逃すことにしています。

 

 

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葛の山

2007-09-13 21:23:54 | 植物

 ろうけつ染め作品を貼るためのパネルを買いに、N市へ行く途中のことです。(画材店は、N市と松山市にしかないのです。 N市まで車で45分かかります。)

 くず くず くず 葛の山

 道路際はもちろん

   

 山の上の方まで

 まるでモンスターの住む森。
 いびつな形の下にはいろいろな樹木が埋もれているはず。

 秋の七草の葛が、アメリカでは「侵略的外来種」と呼ばれていることを、「気になる植物たち」のブログで教えてもらいました。これを見れば納得。夏の暑さをものともせずぐんぐんつるを伸ばす葛の前には、ただじっとそこにいるだけの木々たちはなすすべもありません。外来種ではないけれど木々や他の弱い植物たちにとってはまさに「侵略者」でしょうね。

 10年ほど前、N市でミニコンサートが開かれ、同じ学校の音楽の先生が出演するというので、応援に駆けつけていたときのことです。ちょうど4月の桜の季節で、遠くの山の頂付近に夜桜の提灯がずらっと並んでいるのが見えました。あれ、あんなところに桜の名所が? N市はあまり地理的に疎いところだったので、提灯の明かりだと信じ切って車を走らせていたのですが、近づくにつれてきなくさい臭いが。そして提灯の明かりは巨大になってきました。そう、提灯だと思ったのは、山火事だったのです。火の粉が車に落ちたらどうしよう、びくびくしながら通ったことを思い出しました。

 それが、ちょうどこのあたり。

 山に緑が帰ってくるのは早かったけれど、ここまで葛に覆われた木々は、また枯れてしまうんではないかしら。心配になりました。
 家に帰って改めて近所を見てみたら、わざわざN市の写真を撮るまでもなく、似たような光景が、空き地や作る主のいなくなった果樹園に広がっていました。
 これだけの葛があったら葛粉がたくさんとれるかな? 挑戦してみましょうかね。  
  

 

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へちまが食べたい

2007-09-12 21:06:40 | くらし

 へちま食べたいなあ。               http://blog.goo.ne.jp/ttazuko25/e/7beee658574a6ce68a85c66ab7945c95

 どうしても食べたい。

 でも、高すぎてとれない。

 高枝ばさみだったらとれるだろうか?

 来年までは待てないなあ。・・・・・・ヘチマ食べたい。・・・・・

 ある日ヘチマが自分でおりてきました。(重みで下へ下がってきただけ)

 わたしのジャンプ力でとれた!

 おお、まだ柔らかい。これなら食べられるかも。でもちょっと大きすぎかな。

 さっそくネットでレシピを探しました。
 が~ん。
 沖縄で食べるへちまは、ここいらのとはちょっとちがうみたい。これではだめなのか。
でも、へちまを食べて死んだというニュースは聞いたことないし、毒じゃないだろう。だったら食べても大丈夫なんじゃないかしら。

 というわけで、へちまを料理してみました。参考にしたのは、へちまのみそ炒めのレシピです。まず、へちまのかわをむぎ、乱切りにしますー と書いてあるものの、写真は明らかに輪切り。どっちが本当?と思ったけれど、輪切りにしてみました。

 切り口をちょっとなめてみるとー !! ほんのり甘い。これはいけるかも。

 レシピには豆腐と一緒に炒めるとあったけど、失敗して食べられなかったらもったいないので豆腐は省略しました。(まだ半信半疑のわたし) しかも、へちまは半分使っただけ。(ほんとに、まだ食べられるかどうかわからないんだもの)
 

 油で炒めます。炒め具合が分からないけれどそこは適当に。しんなりして中まで火が通ったかなと思う頃、みそを入れてからませます。このみそは、だし汁でといて砂糖は好みでいれるそうです。わたしは簡単に、白だしとみりんを入れてみました。 みそを使うとへちまの青臭さが消えるんだそうです。

 できあがり

  おそるおそる食べてみました。

   外はとろとろなのに、中はしゃりしゃりとした歯ごたえ。口に入れたときほんのちょっ と化粧水みたいな臭いがしたけど、一瞬で消えました。
 へちまと言わなければ気がつかないでしょう。若い種やせんいが快い歯触りになって、なかなかおいしかったです。あとで調べたら、ベーコンといためたり、軽くゆがいてサラダにしたり、とけっこういろいろな料理がありました。
 まだ若いへちまがあったら、食べてみてくださいね。自己責任で。

 

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夕焼け空に稲妻?

2007-09-12 00:29:04 | レザークラフト

今制作中の作品の、空の部分です。革が乾いているときはー

きれいな空。
ところが水でぬらすとー あーら不思議。

 

真ん中あたりに稲妻のような筋があらわれたのがわかりますか?写真では見えにくいのですが、3カ所に縦のすじがはいっています。
 この部分は夕焼け空になるはずなのですが、こんなに傷があったのでは、夕焼け空に稲妻が走るということに。染めむらになること確実なのでどうしたものかと思案しています。
 

 もう~、 牛半頭分の革を買って、40号の大きさの革(約1メートル×80センチメートル)がとれないなんて。傷が多い革で、せめて空だけは傷のないところになるようにと苦労して裁断した末に、空にも傷かっ。

 最近、若い人たちの間でレザークラフトが人気だとか。それは大変嬉しいことなのですが、都会で革がよく売れるために、良い革が地方へ回ってこないんだそうです。

  大きな作品を作るときぐらい良い革を売っていただけませんか。用途を伝えて注文しているんですからね。・・・・お願い

  田舎だと思って馬鹿にしてるんかい。田舎にだって30年もひいきにしてきた客がいるんだぞ・・・・怒り

  傷のない上級品の革と、傷はあるけれど小物の製作には差し支えないB級品の革と、値段を変えて区別して売ったらどうでしょうね。・・・・提案

  需要と供給の関係で、大量に売れる都会の店に良い品が行くのはしかたのないことですね。・・・・あきらめ

 まあ、もう制作にかかったことだし、なんとか工夫するしかないです。
尖塔だけがちらっと見えている作品のモデルは、ここです。

 デュルビュイーベルギーにある世界で一番小さな村と言われる所です。
 春の旅行で1日目に行ったのがベルギーのアルデンヌ地方。ここにはいくつかの古城があって、わたしたちはモダーヴ城を見学しました。その次に訪れたのがこの村です。遠くに見えるのはウルセル伯爵のお城です。おみやげにめずらしい「たんぽぽのジャム」を買いました。

 オランダのチューリップのお添えものぐらいにしか思ってなかったベルギーですが、都会も田舎もそれはきれい。写真を撮りまくって、旅行2日目には早くもバッテリー切れになってしまいました。

  立っているのはわたしじゃありませんよ。念のため。

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アブラゼミ

2007-09-10 21:12:21 | 生き物

 ゆく夏を惜しんで、今日はセミの写真をー

  

  残念ながら今年の写真ではありません。前にわたしが勤めていたK小学校での写真です。古い写真を見ていたら、出てきましたのでー。
 この木は「ナンキンハゼ」。秋の紅葉が美しい木です。その木になぜかアブラゼミがわんさか集まるのです。根元だけでこれだけ。もちろん上の方の幹にもこんなふうにいるのですよ。写真をとっても逃げません。
 こんなに集まって何をしているのかしら。

 さて、今年の夏休みの終わり頃K小学校におじゃましたとき、わたしは真っ先にこのナンキンハゼの所に行きました。きっとたくさんいるはず・・・ところが

 残念、セミは4,5匹で、あっという間に逃げられてしまいました。まあ、それだけでもほかの木よりは多く止まっているとは思いますが。そのかわり珍しいシーンを撮ることができました。

 

 このセミも今頃は死んでしまって、新しい命が地下で育っていることでしょう。
 涼やかな秋の虫の声を聞いていると、夏の盛りの、あのやかましいセミ声のシャワーが懐かしくなります。 いくら暑くても、生命力あふれた夏が好きです。

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