京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




京都最古の伊部狛犬が鎮座する鳥辺山の妙見さん、正式名称は「鳥邊山妙見大菩薩妙見宮」
大谷本廟北側の通妙寺さんが管理する別所となっています。

門をくぐると鳥居の左右に陶器製の狛犬が一対建っています。
備前焼で出来た狛犬のことを伊部狛犬と言うそうで伊部(いんべ)は産地の名前のようです。
石作りとは違う独特の美しい色と形、岡山県周辺では多く見られるそうですが京都では珍しいとのこと・・・
(京都はこちらの他に宗忠神社にも伊部狛犬があります)

本堂前にも一対の狛犬がありますがこちらは石造りの浪花狛犬

建物の横に続く絵馬堂には白馬の絵が奉納されています。

この絵馬堂、山の中腹にあるため清水寺のような舞台造りになっています。

市街地の景色

亀の甲羅のような亀石(?)

大谷本廟横の細い道を入り上って行った所にある妙見さん
更にその先を上って行くと清水寺の延命院の所に出られます。
 



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門前の高辻通に毎月掲示される仏光寺さんの標語、仏教用語など難しい言葉ではなく日常使う言葉で書かれ
以前から評判で本にもなっています(「晴れてよし、降ってよし、今を生きる」京都佛光寺の八行標語)

今月のはこんな感じ HPにも掲載されるので今年の標語を見ることができます。



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お盆もあっという間に終わり今日はもう送り火の日です(KBS京都で生中継)
高倉五条下がるの「宗仙寺」さん、菩薩像の傍らで百日紅の花が咲いていました。

観光寺院ではありませんが市内では珍しい曹洞宗のお寺
江戸時代に永平寺に代わり宮中に参内した
京洛中三ヶ寺(宗仙寺、慈眼寺、天寧寺)の1つ
桃山建築の書院には狩野永徳筆の襖絵が文化財として残されている。



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今年も7月から始まっている「京の夏の旅」(9月30日まで実施)
東本願寺の飛地境内地「渉成園」(枳殻邸)の茶室『蘆菴』が特別公開されています。

江戸時代初期に石川丈山が手がけた庭園の中に点在する建物の1つで
昭和32年に再建されています。

七畳の1階部分と四畳半の2階部分からなる珍しい二階建の茶室

二階の肘掛窓から見る庭園が美しい煎茶席です。
 

瓦ぶきと杮葺の二重屋根

前庭に建てられた珍しい形の屋根の中門

枳殻邸の蘆菴の他に今年の京の夏の旅特別公開では
京都大学花山展望台や本野精吾邸あたりが面白いかも?



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涼しげな水しぶきをあげる東本願寺御影堂門前の噴水
疎水から本願寺水道がひかれた大正7年建築
京都市役所などを設計した武田五一氏によるもの(蓮華設計は竹内栖鳳)
蓮の花びらがリアルに表現されたお東さんらしい噴水です。



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仏光寺さんの南出入口に咲くランタナの花
和名では『七変化』と呼ばれ花は徐々に色を変えていきます。

高辻通沿いの壁に大きく書かれる標語は評判になっています。

今月の標語、毎月言葉が替わります。
さほど気に留めませんでしたがお寺には色々な標語が書かれていますね。



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晴れていたので久しぶりに「拾翠亭」に出かけましたが着いた時には曇空で青もみじも光が無くいまひとつ

庭のサツキも終わりかけでした。

2階からの眺め、新緑が綺麗です。

年末年始を除く木・金・土曜日のみ参観可



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平安時代、弘法大師空海が地蔵堂を建てたことが始まりと伝わる「西福寺」さん
嵯峨天皇の后、壇林皇后が皇子の病の平癒祈願を行ったことから子育地蔵と呼ばれるようになり
子供の健康や病平癒のご利益で知られています。
 
かつてこの辺りは葬装地、鳥辺野の入口にあたり
あの世とこの与の境であることから六波羅地蔵堂とも呼ばれ
お盆の精霊迎え期間には一般公開されますが冬の旅では初公開

阿弥陀如来像が祀られるこぢんまりとした本堂内は
極彩色の花々が画かれた格天井や欄間には天女図など華やか

本堂奥では大きな「地獄絵図」(六道十界図)が公開されています。
特別公開での一番の見所は寺宝「壇林皇后九相図」
美貌で知られた壇林皇后の生前の姿の下に亡くなられた後の風葬の姿が9つのシーンで
リアルに描かれています。風葬図はかなりインパクトがありますが人の世の儚さや無常が伝えられています。



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建仁寺塔頭「久昌院」(きゅうしょういん)は徳川家康に仕えた武将、奥平信昌の菩提寺として創建されたお寺
 

書院「高松軒」の隣には「遠州別好ノ席」と呼ばれる茶室が残され
にじり口に至るまでの通路は塀との間の僅かな空間に屋根が設けられていて珍しい
 

奥に二段に刈り込まれた生垣を配した本堂前の池泉式庭園

本堂に飾られた「長篠合戦図」の襖絵が見所

塔頭寺院が建ち並ぶ建仁寺境内西側



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天台宗三門跡寺院の1つで大書院に飾られている狩野派の障壁画「四季花鳥図」が見事
春夏秋冬四季折々の花々が描かれていますが鳥はたった1羽しか描かれていません。

普段は非公開のお寺で外から大玄関や唐門などを見ることはできます。
今回特別公開されている建物は庭なども撮影は一切禁止でした。

豊臣秀吉が方広寺大仏殿の千僧供養を行った際に建てたと伝わる
国宝の庫裏なども拝観できます。


寝殿の前では白梅紅梅が彩を添えていました。
 
堂内では三条実美などが長州へ落ちのびていく様子を描いた
七卿落図が特別公開されています。

フォーシーズンズホテルとは壁一枚隔てたお隣が妙法院



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