京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




六千五百巻を超える経典が納められている八角形の輪蔵が置かれている「経蔵」
他のお寺に比べるとかなり大きな輪蔵が入っています。
一回転さえることによって全巻読んだと同じ功徳が得られるというもの
年に一度夏に中に納められている経典の虫干しがあるそうで全6500巻が出されるとか・・・

京の冬の旅スタンプラリーでは3ヶ所巡りスタンプをもらうとお茶の接待などが受けられます。
妙心寺隣の花園会館ではお抹茶を頂くことができます。
 



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寺の台所や食堂、寺務所の役割をもつ「大庫裏」
重要文化財にも指定されている建物は内部に入ると豪壮な梁が圧巻!
かつて修行僧たちが数百人分の食事を用意したそうです。
現在も一般の人を対象とした一泊二日の座禅会での朝食はこちらで行われるとか・・・



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妙心寺の塔頭寺院「養徳院」は豊臣秀吉の重臣、石河光重(いしこみつしげ)が父の菩提を弔うために創建したお寺で
大雄院と共に京の冬の旅では初公開!

門を入って直ぐ左側に小さな枯山水、奥の庭園へと続いています。
 
見所は織田信長の帰依をうけた禅僧、蘭叔玄秀が記した「酒茶論」で
酒が優れているか茶が優れているかという論争を
2000文字からなる漢文体で書き上げられた掛け軸。

曽我直庵筆の白と黒の2幅の掛け軸「鷹の図」も見事!
鑑真和上(がんじんわじょう)請来の鉄鉢がありこの鉢を見た者は難を逃れるなど
ありがた~いご利益があるとか・・・
 
 

本堂奥の枯山水庭園には十三重石塔や灯籠が点在し、白梅やまんさくの花が咲いていました。



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今年で51回目を迎える「京の冬の旅」、通常非公開寺院などの文化財の特別公開しています。
冬の寒い時期ですが比較的人も少なく落ち着いて拝観できるのでおすすめ。
 

妙心寺では塔頭寺院「大雄院」(だいおういん)と「養徳院」(ようとくいん)を公開

どちらも尾張藩家老、石河家(いしこけ)の菩提寺で大雄院では書院や庫裏、表門などが京都府文化財にしていされています。

石河家の家紋の向かい鶴がかぎ隠しや屋根瓦などで見られます。

見所は客殿の南側に広がる庭園と襖絵で、江戸末期から明治初期に活躍した柴田是真(しばたぜしん)が画いた
部屋ごとに異なる題材の72面の襖絵が見事。特に唐の武将、郭子儀を描いた「郭子儀」はインパクトあり!
 

書院から望む庭の池。この角度からだと何となくハート型に見える?
 
 
書院の奥に江戸時代の畳敷きの厠や残っているのも珍しい



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旧年中は誠にありがとうございました今年も拙ブログを何卒よろしくお願い致します。
写真は比叡山を借景にした額縁門で有名な寺町通の「天寧寺」さん
京都市の天然記念物にも指定されている16,2m巨大カヤの樹の手前、案内板の駒札を見つめるように鶏の石造が建っています。

元々は会津藩にあったお寺で、創建したのは楠木正成の孫にあたる傑堂能勝



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紫雲山頂法寺、通称「六角堂」(愛称”六角さん”)朝6時からお参りすることができます。
 

「西国三十三所巡礼」十八番目の札所
 



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東本願寺は江戸時代4度の火災に遭い現在の建物は明治期に再建されたものです。
平成に入り12年の歳月をかけて御影堂、阿弥陀堂、御影堂門などの修復が行われました。
昨年末に完成した建物は屋根も真新しく金具なども金ピカに・・・

御影堂と阿弥陀堂を繋ぐ通路に展示されている木製のそりは
新潟の木材を運ぶために使われたもので雪崩によって沢山の死傷者を出した時に使用した大橇と鼻橇



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紫陽花の名所とまではいきませんが境内を彩る花が美しい「千本釈迦堂大報恩寺」

約800年前、鎌倉時代に創建されたお寺の本堂は当時のまま残る寝殿造
京洛最古の建物として国宝にも指定されています。

おかめ信仰でも有名で、塚があり堂内にも様々なおかめ像が安置されています。
 

本堂造営の際に棟梁が柱の寸法を誤り悩んでいたところ妻は窮地を救うを救うが
夫の名声に傷がつかぬよう自らの命をたったおかめさんに因んだもの。
 
霊宝殿では鎌倉時代に造られた重要文化財の仏像を拝見できます。
中でもお釈迦様の弟子を彫った快慶作「十代弟子像」がインパクトがあり!

帰り道、久しぶりに喫茶「静香」に寄りましたが閉店してはいないものの
”暫くの間休業させて頂きます”の貼り紙・・・残念でした。



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青もみじにが美しい上賀茂神社、御手洗川の畔に赤く紅葉した楓をみかけました。
春や夏に紅葉する葉は色が濃く瑞々しいのが特徴だそうです。
若葉の葉緑素が充分でないため緑色が薄く元来の色素(赤)が見えてしまう現象なのだとか・・・

清々しい境内、式年遷宮を終えた本殿等は特別参拝することができます。

修復された国宝の本殿や権殿などを拝見しながら
神職さんが分かりやすく上賀茂神社の歴史などを説明してくれます。
 

首からかける特別参拝の浄め掛け。楼門の修復に使われる
檜皮葺用の檜皮に住所と名前、家内安全、身体健康などの祈願を書き御奉納することができます。

久しぶりに神馬堂さんでやきもちを買って帰りました。



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