妙心寺の塔頭寺院「養徳院」は豊臣秀吉の重臣、石河光重(いしこみつしげ)が父の菩提を弔うために創建したお寺で
大雄院と共に京の冬の旅では初公開!
門を入って直ぐ左側に小さな枯山水、奥の庭園へと続いています。
見所は織田信長の帰依をうけた禅僧、蘭叔玄秀が記した「酒茶論」で
酒が優れているか茶が優れているかという論争を
2000文字からなる漢文体で書き上げられた掛け軸。
曽我直庵筆の白と黒の2幅の掛け軸「鷹の図」も見事!
鑑真和上(がんじんわじょう)請来の鉄鉢がありこの鉢を見た者は難を逃れるなど
ありがた~いご利益があるとか・・・
本堂奥の枯山水庭園には十三重石塔や灯籠が点在し、白梅やまんさくの花が咲いていました。