京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




知恩院は御影堂平成大修理に伴い三門も現在修復工事中で足場が組まれています。
門を通ることはできず男坂も暫くは通行禁止になるようです。

工事中ではありますが・・・裏へ回ってみると整然と組まれた木材が美しい!



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真如堂は正式名「鈴聲山真正極楽寺」と言い本尊は阿弥陀如来像をお祀りしています。
普段は厨子の中に安置されていますが年に1度11月の十夜法要の日だけに開扉されます。
 
特に女性を救って下さるそうで、ご利益があるとされています。
本堂に入り拝観料を払うと奥にある庭園を拝見することができます。

書院前の「涅槃の庭」は1988年に作庭された比較的新しいお庭ですが
東山を借景にお釈迦様が入寂された時の様子を表した美しい枯山水庭園。

仏堂前の「隨縁の庭」は2010年に作庭された4つの家紋に因んだデザインのモダンな庭で
事象が縁に因って様々な現れ方をする隨縁がテーマになっています。

どちらも古くからあるお庭というわけではありませんがしっくりと馴染み
真如堂のまた違った魅力を醸し出しています。
現在、本堂は修復工事中で幕がかけられていますが藤袴の鉢植えが置かれ見頃でした。



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真如堂のもみじも上の方から少しずつ色付き始めています。
    
三重塔前の花の木や桜葉はだいぶ紅葉してきました。

塔頭寺院の参道を彩る秋の花、ホトトギスやシュウメイギク
   
門の辺りのもみじはまだまだで青葉です。

寒さが増すと共に着々と紅葉が進みそうです。



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東山山頂の「将軍塚青龍殿」までは青蓮院門跡から30分おきにバスが出ています(片道100円)
大楠の前に案内所が設けられ拝観券もこちらで買えます(青蓮院との共通券1300円、青龍殿のみ1000円)
バスは三条通から東山ドライブウェイに入り急こう配の山道を上って行きます。

タクシーでも京都駅から約20分地下鉄の蹴上駅からも6分位
  
バスターミナルに到着すると青龍殿はすぐ、建物右横の通路を通り大舞台に出ることができます。

殿内では落慶に伴い国宝「青不同明王」御開帳が行われ
護摩木が焚かれ特別御祈祷も行われています(拝観券と一緒に祈願札を頂けます)

庭園も美しく整備されています。
    


平安建都の際に桓武天皇が都の鎮護を願い将軍の像を作り鎧を着せ塚に埋めたことから
この地は「将軍塚」とも呼ばれています。
    
紅葉の名所としても有名な所なので、新しい観光スポットとしても沢山の人で賑わうかもしれません

大舞台から更に十数メートルの高さがある西展望台からは青龍殿や境内全体が眺められます。



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青蓮院門跡の新しいお堂「青龍殿」が東山山頂に落慶し、10月8日(水)から一般公開されています。
大正天皇の即位を記念して建立された「日本武徳会京都支部道場」を移築再建したもので
外陣に加え、更に新築された御祈祷を行う内陣と国宝「青不堂明王」を安置する奥殿、そして裏側に広がる大舞台です。

白木で作られた真新しい大舞台は見事な広さで、ここから一望する京都の市街地も圧巻で
北側からは比叡山や大文字山、西側には大きな御所の緑や船岡山や左大文字などが遠くに見えます。

10月24日(水)から夜のライトアップも行われます。 



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今年は夏が短かったせいか百日紅の花をあまり見かけなかった様な気がします。
咲いていたけれど気づかなかったのかも?猛暑に映える花なのかもしれません
八坂神社の正門(南楼門)を出て下河原通へ・・・老舗旅館「ぎおん畑中」さんの並びにある「東景寺」さん
「秋葉三尺大権現」と地図に記されていることもあります(曹洞宗秋葉山の寺院)
門からちらりと見える石鳥居は神仏混淆の名残でしょうか。
百日紅の花がまだ鮮やかに咲いていました。



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桜の季節以外は滅多に訪れることのない仏光寺さん、百日紅が咲いていないかと寄ってみましたが
早かったのか?今年は咲かないのか?花はなく静かな境内でした。

右側の太子堂と左側の本堂(阿弥陀堂)2つの大きな伽藍を配しています。
因みに仏光寺通という道の名前にもなっているお寺ですが”佛光寺”と書くのが正式なのだそうです。



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東山の「青蓮院門跡」は親鸞聖人が9歳で出家した時に得度(出家の儀式)を行ったお寺です。
天然記念物の大楠木を見ながら正面の医薬門をくぐり右側に行くと一般拝観の入口
左側に目を向けると小さなお堂が建っています。

「植髪堂」(うえがみどう)と呼ばれるもので親鸞聖人の御剃髪を植えた童形像をお祀りしています。
  
正面の阿弥陀如来像の左側にある親鸞像
得度した際の9歳の親鸞像は大玄関の前(拝観出口付近)にもあります。

親鸞上人の母が親鸞が出家する際に剃り下ろした髪を張子像の頭に植付け
傍に置いていたのが始まりで後に木像を作り安置してお祀りするようになったようです。

堂内には聖人の生涯を表した誕生から入滅までの絵が飾られています。
分かりにくいかもしれませんが右から2枚目がこちらで出家した時の様子(堂内では左側から2枚目)
1枚1枚丁寧に画かれたもので特に最後の六角堂が美しい!
(毎月、4日と14日には絵伝説明有)

お堂の地下は一般の永代供養が行われている納骨堂で、お仏壇式の丁寧な供養が行われています。



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萬福寺さんは中国福建省から渡来した隠元禅師が開創したお寺です。
建物も中国明朝様式を取り入れ創建当初の姿をそのまま残しているため随所に中国の趣が感じられます。

山門をくぐると正面に見えるのは寺の玄関にあたる天王殿と呼ばれる建物で
弥勒菩薩の化身とされる布袋尊をお祀りしています(金ピカに独特の布袋様スマイルがインパクト大!)
  
法堂前の卍くずしの勾欄や屋根の形も他の寺院とちょっと違います。

有名なのが開版(かいぱん)と呼ばれる魚の形をした魚板で木魚(もくぎょ)の原型と言われています。
斎堂前の廊下に吊り下げられていますがかなり大きなもの、現在も法要や食事を知らせる時に使われているそうです。
目を閉じることのない魚は不眠不休を表し口から噴き出している煩悩玉で修行する僧侶達を叱咤する姿なのだとか・・・
  
萬福寺の写真を撮り進んで行くうちに、何となく何処かに似ているような?気がしてきました。
三門から法堂まで一直線に建ち並ぶ大きな伽藍に左右のお堂、それを繋ぐ長い回廊・・・
階段こそは少ないですが先日行った永平寺にとてもよく似ています

曹洞宗の大本山である「永平寺」と黄檗宗の大本山「萬福寺」、どちらも禅宗という共通点から
伽藍の並び方が似ているのだと思います(因みに日本三大禅宗は臨済宗、曹洞宗、黄檗宗)
  
開山堂前や天王殿前など境内のあちらこちらに蓮の鉢が置かれています。

もう少し早い時期ならば(祇園祭の頃?)きっと美しく咲いていたのかもしれませんが残念
鉢花は殆ど終わりで総門を入ってすぐ右側にある放生池の蓮だけが僅かに残っていました。
  
ここからは余談・・・萬福寺さんは寺社限定のお土産が色々充実しているので
行かれる機会には是非ともお寺の売店に寄ってみて下さい

開版の魚の図柄の「黄檗ふきん」やストラップ、箱に入った金平糖等々・・・
  
オリジナルのお菓子もあります。

場所は魚版のある斎堂奥の売店で少し分かりにくいですが休憩所も兼ねている所
売店の奥の黄龍閣では普茶料理(中国風精進料理)を食べることもできます(3人以上要予約)
   
湯のみと布巾を買ってきました。

この『黄檗ふきん』がなかなかの人気!



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京都は宇治のひとつ手前、黄檗にある「萬福寺」さんまで行って来ました。
JR東日本2014年夏『そうだ 京都、行こう』キャンペーンのポスターになっているお寺です。
雨上がりの曇で青空が撮れなかったのは残念でしたが比較的参拝客が少なかったのでゆったりしていました。
  
蓮で有名なお寺ですが鉢花はほぼ終了し、池の蓮が少し咲いている程度でした。
続きはまた明日アップします。



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