京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



矢来町方面をもう少し奧の方に行ってみます。
前ページの「新潮社」の前の路を入ると「矢来能楽堂」があります。

一見普通のお家の様ですが中がホールになっていて
お能が行われています。

この能楽堂さんの前を通り少し歩いて右に曲がると
「矢来町公園」という所にでます。

この辺りはかつて徳川幕府の頃には今の福井県小浜市の
”小浜藩邸”があったとされていています。

時の将軍徳川家光公も江戸城本丸火災の際にこちらに非難したことがあり
その時警備の為に”竹矢来”を廻らした事から
”矢来町”の名が付けられたそうです。

また、碑の横側にはあの”解体新書”を書いた
「杉田玄白」誕生の地ともあり、こちらの下屋敷内で生まれたと記されています。

この公園の更に先を行った所には泉鏡花の邸宅跡があり
更に先に行くと・・・夏目漱石居跡があります。
神楽坂は文学の街でもあります・・・つづく

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