神楽坂から歩いて10分程の所にある「小石川後楽園」は元水戸藩の庭園で
水戸の黄門様(水戸光圀公)が完成させたものといわれています。


庭園は池を中心にした「回遊式泉水庭園」
中国の名所の名前をつけた景観や、京都の景勝を模した湖や山等もあり
ミニ京都を味えるように作られた面白いお庭でもあります。




愛宕山の階段を模して作られた愛宕坂

清水寺の舞台を模して作られた観音堂があった場所

嵐山の大井川を模して作られた河原には小さい渡月橋もかかっています。

水面に映る形が満月のように見えることから名前が付けられた円月橋は
当時のまま残っている貴重なものだそうです。

得仁堂


また2月は梅、3月~4月は桜、藤、ツツジ、5月はカキツバタ、サツキ
6月は花ショウブ、7月はハス、スイレン、そして秋には紅葉が楽しめるという
花の庭園でもあります。

庭園奥には梅園があります。





樹齢推定60年の枝垂桜も今月下旬には見頃を迎えるのではないかと思います。

後ろに見えるのは「東京ドーム」

「小石川後楽園」は特別史跡及び特別名勝の2つにに指定され
京都では金閣寺や銀閣寺等がその指定を受けていますが
東京の都立庭園では浜離宮とこちらの二ヶ所だけなのだそうです。
入園料は一般300円ですが
年間費1200円で一年通して自由に入園することができる券もあります。
神楽坂からも近いのでMy庭園(?)としてお勧めの場所