京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




3月3日という事で春らしいお菓子をひとつ載せてみたいと思います。
こちら京都は「亀末廣」さんの『京のよすが』通称”四畳半”とよばれるものです。

秋田杉の箱を開けると中は茶室の四畳半のように仕切られ
干菓子、半生菓子、金平糖などのお菓子が入っています。
内容は季節により多少変わりますが
春はピンクや黄色、若草色を基調としたものが多く色彩鮮やかです。

松露、落雁、有平糖、求肥に餡の入ったもの等々・・・
10種類位のお菓子が入っています。
このお菓子が京都らしく見事だと思えるのは色彩の鮮やかさはもとより品の良さ
一つ一つがとても丁寧に作られた味です。

食べだすと次々止まらなくなり・・・
しばらくするとまた食べたくなってしまいます

「亀末廣」さんは文化元年(1804年)創業の老舗で
江戸時代には二条城や御所にもお菓子を納めていたそうです。
(看板の文字は近代書道家、山本竟山の筆)

場所は京都地下鉄烏丸御池駅から歩いて直ぐ
三条通りの北側、姉小路通りに面した風情ある佇まいです。

こちらはかわいいミニ版(千円)四畳半は三千二百円です。
半生菓子は堅くなりやすいので、お日持ちはお菓子によって違うかもしれません。

神楽坂へ帰省につきコメント受け付けられずで申し訳ありません。



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