京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




10月11日~11月4日(土日・祝のみ)真如院庭園特別公開が行われています。
真如堂に名前は似ていますが全く別のお寺で、日蓮宗・本圀寺(ほんこくじ)の元塔頭寺院
作庭家重森三玲作の枯山水庭園が有名で、通常非公開ですが年に数日公開されます。

1535年(天文4年)に日映上人によって創建されたお寺ですが
火災などで何度も焼失し再建や移転などを繰り返しました。
1961年(昭和36年)重森三玲により桃山時代(室町末期)の庭が復元されました。

1568年(永禄11年)に室町幕府の最後の将軍、足利義昭が入洛した際
織田信長が真如院で迎えたと伝わるそうで
義昭が庭園の愛好家であったことから信長が名園として知られる真如園に招いたと
信長記にも記されているようです。

残念ながらお庭の撮影は禁止なので上はパンフレット下は絵はがき

砂の枯山水とは違い小板石を使い鱗型に並べることにより水の流れを表現しています。
水流をリアルかつ迫力あるものに感じることができます。

杉苔で造られた築山には、烏帽子石、瓜実灯籠はどが据えられ
手前には細長い呼子手水鉢が置かれています。

最寄駅は烏丸五条もしくは四条大宮から徒歩15分弱
西本願寺からは歩いて12,3分といったところです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )